韓国のホワイト国(グループA)復帰に関するパブリックコメント入力【備忘録】
4月28日から5月末まで掲題の件に関してパブリックコメントを募集しています。
経済産業省のサイトに「輸出貿易管理令の一部を改正する政令案について(韓国向けの輸出管理の運用見直し)」という、意見募集の公示があり、実際の意見入力は、「e-Govパブリックコメント」のサイトで行うので、上記画面からは、画面下方の「e-Govパブリックコメント」をクリックすると画面が遷移します。
「e-Govパブリックコメント」のサイトから該当のパブコメを見つけるには、「輸出管理」とでも入力したら見つかると思いますが、正確なタイトルは「輸出貿易管理令の一部を改正する政令案に対する意見募集について」です。
次が手間取りました。
意見入力のページに進むには、上記画面の「意見募集要領(提出先を含む)を確認しました。」にチェック(✓)を入れ、[意見入力へ]ボタンを押すのですが、チェックを受け付けてくれません。
恐らく、全てのPDFを開いていなかった(読んでいなかった)事が原因では無いかと思われますが、画面を再読み込みして、全てのPDFを再度開いたらチェックできるようになりました。
意見入力の欄は、意見入力中、連続して入力している間は「全角」が保持されますが、何故か一度別な所をクリックしたりすると「全角モード」が解除されてしまいます。(「無変換モード」になる。) ノートパソコンでの入力だったので、いちいち「半/全 漢字」ボタンを押す必要がありました。
参考までに、項番として「①~④」の記号を使った所、確認ボタンを押すと「機種依存文字は使えません」というエラーになりました。記号は使わない方が良いでしょう。
今回、ホワイト国から除外した時とは逆に、「韓国がホワイト国たり得る」理由が全く説明されていません。
『規制の事前評価書』というPDFファイルが一応説明らしいのですが、そもそも、あれ?「規制」じゃなくて「管理の厳格化」ではなかったの?というツッコミはさておき、説明が、例えば、「仮に今次改正を実施しない場合、企業等に過度な規制を行うこととなりうる。」のような説明で、本来知りたい、「韓国側はどのように態度や管理状況を変えたのか」は書いていません。
文在寅政権になり、日韓の事務方による打ち合わせもあれこれ理由をつけて1度も開催されなかったのですが、それがこの1年で何回か開催されたとしても、その程度の経過観察で信用できるのか、大いに疑問です。
ダダをこねたら甘やかすという事をやっていたら、あの国はいつまでも同じ手を使います。金泳三大統領が「日本を躾(しつけ)直す」と言いましたが、こちらが躾し直さないと、同じ事を今後も繰り返すでしょう。
結局、以下のような意見を送りましたが、他の方から、(韓国側が再び怠慢にならないよう)「再発防止のためにも格下げ規定も必要では無いか」という意見を聞いて、なるほどと思いました。
ちなみにその方も、意見入力に進めず悪戦苦闘したそうで、青山繁晴参議院議員のブログのコメント欄にも同様の意見があったそうなので、今回覚え書きとして体験をエントリーしました。
【意見】
1. ホワイト国から韓国を除外した時にもパブコメを募集したが、その時には除外理由の説明があった。しかし今回は、たった1年の経過観察でどう改善されたのか、行方不明となった戦略物資に対するどのような釈明があったのか等、国民に一切の説明が無い。
2. 別紙「規制の事前評価書」に、「仮に今次改正を実施しない場合、企業等に過度な規制を行うこととなりうる。」とあるが、輸出管理が適切に為されていない韓国に対し、今まで「過度な規制」をしていたと言う事か?
3. 国民が納得できる説明が無いままホワイト国(グループA)復帰がなされると、尹政権が多少日本に対して融和的である事への”お返し”の様に見える。その事はホワイト国から除外した時に「徴用工裁判に対する報復」という韓国側の誹謗を正当化してしまう。
4. 今回、始めから「ホワイト国復帰」ありきの動きに見える。上記1に書いたように、国民に対して「韓国がホワイト国たり得る理由」を説明できないのがその理由である。
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