【福島原発処理水】ソウルで処理水放出反対デモに参加する日本人とは?
ここに、ある日本人の名前で検索した結果があります。(2023/04/21 7:45頃)
MBC、KBSといった韓国の公共放送、3つ目は本日9時45分から韓国の国会で、野党「共に民主党」が主催する講演会の動画です。13時間前というのは予め放送開始を予約した時間です。
この人物の名前は「고토 마사시 박사」(後藤政志 博士)。元東芝の技術者で、原子炉格納器の設計者だそうです。設計者として、原子力発電所の設計に携わり、在職中にその脆弱性を指摘する論文を発表したそうですが、処理水の放出にも反対しており、韓国メディアに重宝がられているようです。
昨日は、処理水放出反対集会にも参加していたようです。
以下、『ハンギョレ』の記事を部分的に翻訳します。
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https://www.hani.co.kr/arti/area/yeongnam/1088762.html
“오염수 방류 중단하라”…일본 영사관에 전달하지 못한 항의문
2023-04-20
「汚染水の放流を中止せよ」···日本領事館に届けられなかった抗議文
釜山機張郡機張邑蓮花里(キジャングン·キジャンウプ·ヨンファリ)のシンアム村海女会会長(72)は20日、釜山駅広場で開かれた「福島原発汚染水投機決死阻止、放射性物質のない地球の日宣布市民大会」で舞台に上がり、日本政府を非難した。 60年間海産物を採取して生業を続けているという彼は「福島原発汚染水を放流すれば漁業する人だけが支障があるのではなく、ご飯を飲む人全員が被害を受けるしかない。 皆が一丸となって福島原発汚染水の海洋放流を防がなければならない」と強調した。
釜山·蔚山·慶南市民団体164ヶ所が加入した「釜山古里2号機寿命延長·核廃棄場反対汎市民運動本部」は日本政府が6月、人体に致命的な放射性物質が含まれた福島原発汚染水を太平洋に放流すると明らかにしたことに抗議するためにこの日市民大会を開いた。
福島原発格納庫の設計者である後藤政志博士が20日、釜山駅広場で開かれた「福島原発汚染水投機決死阻止、放射性物質のない地球の日宣布市民大会」で、日本政府の福島原発汚染水放流を批判している。〔中略〕
同日の市民大会では、福島原発格納庫の設計者である後藤正志博士が舞台に上がり、注目を集めた。 彼は1989年、日本東芝社に入社し、原子力発電所格納容器の設計業務に従事し、福島原発爆発事故2年前の2009年退社した。 福島原発爆発事故が起きると、原発反対運動に乗り出した。
彼は「日本政府は130万トン分量の汚染水を水で薄めて放流すれば大丈夫だと言っているが、放射性物質が含まれた汚染水なので人体に吸収されれば癌とか危険な病気にかかることになる」と話した。 さらに、福島原発の汚染水を放流しない方法を提示した。 彼は「コンクリート材料であるモルタルに汚染水を混ぜて固体化すれば放射性物質は外に排出されず永久保存が可能だ」と主張した。 大型タンクに長い間福島原発の汚染水を長期保管すれば放射性物質が徐々に減少することになるが、あえて海洋放流をする必要はないということだ。
〔後略:この後、日本領事館迄行進し、抗議文を手渡そうとしたが警備員に拒否されたので投げて帰ってきたそうです。〕
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