【札幌国際大学懲戒解雇問題】原告の大月隆寛教授、全面勝訴【札幌地裁】
まずは、大月教授、おめでとうございます。
札幌国際大学の大月隆寛教授が戦っていた裁判で、教授の主張が認められ、解雇取り消しおよび、支払われるべき給与と慰謝料の支払いが大学側に命じられました。
『NHK』の記事は最低限のポイントは抑えられていると思うので、そのまま引用しますが、その背後にある問題については以前のエントリーをご参照下さい。
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https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230216/7000055250.html
北海道 NEWS WEB
札幌地裁“大学側の懲戒解雇は無効” 元教授の訴え認める判決
02月16日 18時20分
留学生の受け入れをめぐり学内で対立が起きていた札幌国際大学で元教授の男性が不当に解雇されたと訴えた裁判で、札幌地方裁判所は原告の訴えを認め、大学側の懲戒解雇処分を無効とする判決を言い渡しました。
札幌国際大学の大月隆寛元教授(63)は、語学力に問題のある外国人留学生〔※中国人〕の受け入れをめぐり学内で対立が起きていた3年前(2020年)に懲戒解雇され、これを不当だとして大学に対し教授としての地位の確認や慰謝料の支払いなどを求めていました。
大月元教授は、大学の理事長と対立していた当時の学長の記者会見に同席したことなどが解雇の理由とされましたが、16日の判決で札幌地方裁判所の中野琢郎裁判長は「記者会見は学長が主体的に行ったもので、元教授が同行したからといって大学の名誉や信用が具体的に損なわれたとはいえない」などと指摘し、大学による懲戒解雇処分には理由がなく無効だとする判断を示しました。
その上で、大学側に元教授が受け取れたはずの賃金や慰謝料の支払いを命じました。
判決後の会見で、大月元教授は「裁判は長かったが主張が全面的に認められて喜んでいる。早く大学に復職して学生たちに学問を教えていきたい」と話していました。
一方、被告の札幌国際大学は今後の対応について、「判決文を精査して検討する」とコメントしています。
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