【韓国】尹美香(ユン・ミヒャン)の元議員秘書、北朝鮮のスパイか!?【続報】
前回のエントリーで、元議員秘書〔補佐官〕A氏が北朝鮮の工作員であり、その議員が尹美香ではないかと『カロセロ研究所』というネットメディアが報じた事、そのA氏について報道した『ペン&マイク』の記事をご紹介しました。
下は『カロセロ研究所』の動画のキャプチャですが、渦中の人物A氏と目されているのが真ん中の人物、チョ・ジョンフン(조정훈)氏です。
左から、名前とその下に書いてある組織名を機械翻訳すると、
- 尹美香(윤미향)/「共に民主党」議員
- チョ・ジョンフン(조정훈)/「金福童の希望」運営委員
- クォン・ヘヒョ(권해효)/「モンダンヨンピル」代表 ※クォン氏は「冬ソナ」にも出演した俳優。「モンダンヨンピル」は朝鮮学校を支援する組織。
クォン・ヘヒョ氏についてや3人の関係は別途エントリーすることにして、ここではチョ・ジョンフン氏に関する『ニューデイリーニュース』の記事をご紹介します。この記事でも匿名になっており、前回ご紹介した『ペン&マイク』の記事と重複する内容ですが、取材を申し込んだようです。
報道されたA氏のプロフィールとチョ・ジョンフン氏の経歴が合うので特定されたものと思われます。
以下、機械翻訳ママ。
* * * *
https://www.newdaily.co.kr/site/data/html/2023/01/13/2023011300113.html
[단독] '北에 암호문 보고' 윤미향 전 보좌관 "드릴 말씀 없다"… 첫 반응
[単独]「北朝鮮に暗号文報告」尹美香(ユン·ミヒャン)元補佐官「申し上げることはない」… 初反応
ユン·ミヒャン議員室4級補佐官A氏、2020年5月から2年間「国会勤務」「2016年頃ベトナムで北朝鮮関係者と接触…」 ソウルで北朝鮮に乱数表を報告した情況」2010~2020年「統一ニュース」記者として活動… 国防部記者団加入も試み「キム·ボクドンの希望」ユン·ミヒャン代表の時運営委員… 以後、国会で一緒に勤務するユン·ミヒャンの夫キム·サムソク… 「軍機密探知」無罪、「韓統連金品」国家保安法有罪ユン·ミヒャン議員室「取材に応じない」拒否… ユン·ミヒャン本人は連絡できない。
2023-01-13 14:38 〖修正2023-01-13 16:01
海外で北朝鮮関係者と接触し、北朝鮮に乱数表(暗号文)を報告し、国家保安法違反の疑いが持たれている元国会議員補佐官A氏が尹美香(ユン·ミヒャン)議員室で勤務していたことが確認された。
A氏は該当疑惑に「申し上げる言葉がない」と話した。
◇尹美香(ユン·ミヒャン)議員室補佐官出身のA氏… 国家保安法違反疑惑
13日、ニューデイリー取材を総合すれば、A氏は2020年5月、無所属のユン·ミヒャン議員と共に国会に入城し、4級補佐官として働いた。 A氏はその後、昨年初めまで議員室で勤務し、一身上の理由で辞めた。 ただ、非営利民間団体を通じてユン議員とは引き続き一緒に活動しているという。
A氏はこの日、ニューデイリーとの通話で自身が関与した国家保安法違反疑惑を国情院が内偵中であることにともなう見解を尋ねると「申し上げる言葉がない」と答えた。 「疑惑を否認しているのか」という質問にもA氏は同じ返事で一貫した。
ユン·ミヒャン議員室関係者は関連質問に「取材に応じない」と答えた。 尹議員は数回連絡を試みたが届かなかった。
文化日報は11日、国情院が最近A氏の国家保安法違反疑惑を内偵中だと報道した。 国情院は、A氏が2016年ごろベトナムで北朝鮮関係者と接触したものと把握し、その後ソウル市内でインターネットを使って北朝鮮に乱数表(暗号文)報告をしたと見ている。
A氏が対北朝鮮報告を送った時点は、国会議員補佐官として勤めた時期と重なるという。
ユン議員とA氏は国会に入る前から同じ非営利民間団体で一緒に働いた同僚だった。 ユン議員が代表を務めていた「キム·ボクドンの希望」でA氏は運営委員として活動した。 また、別の運営委員であるアン某氏もユン·ミヒャン議員室で秘書官として勤めた。 〔中略〕
A氏は過去に論難になったいわゆる「尹美香ワインパーティー」現場にもいた。 ユン議員は新型コロナウイルス感染症の拡散で非常状況だった2020年12月12日、SNSに知人たちと食事の席でマスクを外したままワイングラスを持ったパーティー写真を公開したが、「防疫措置未遵守」論難に包まれた。 該当写真にはユン議員とA氏がワイングラスを持った姿が盛り込まれた。
当時、ユン議員は慰安婦被害者である故キル·ウォンオクおばあさんの誕生日を記念するためにパーティーをしたと釈明したが、いざキルおばあさんを訪ねたこともないという事実が知らされ論難が加重された。 また、尹議員はキルさんの誕生日と年齢なども間違って知っていた。
▲ 無所属のユン·ミヒャン議員が2020年12月12日SNSに掲載した写真。 一番左にいる人物がA氏だ。 ⓒユン·ミヒャン議員のインスタグラムキャプチャー〔画像省略〕
◇A氏、統一専門誌「統一ニュース」で記者として勤務
国家保安法違反疑惑に巻き込まれたA氏の過去の経歴も目立つ。 A氏はいわゆる「国内唯一のインターネット統一専門政論誌」であることを自認する「統一ニュース」で2010年から2020年まで記者として活動し外交·北朝鮮·政治関連記事を数千件書いた。
特にA氏は2016年頃、ベトナムで北朝鮮関係者に会ったという疑惑を買ったが、2015年12月初め、A氏はベトナム現地で取材した記事を特集して連載した。 この記事はユン議員が代表を務めた韓国挺身隊問題対策協議会と共にした企画で、ベトナム戦争で韓国軍によって被害を受けた民間人に照明する内容だ。
A氏は「戦争の真実を通じた平和の場」題下の記事(2015年12月4日付)で「人間なら誰でも保障されなければならない生命と自由、幸福を追求する権利を侵害したミスに対する理由を話してこそ真実を知ることができる。 そして真実は米国·韓国などが答えることを望むのではないか」とし、ベトナム戦争の責任を米国と韓国に転嫁するような主張をした。
A氏は統一ニュースに勤めながら国防部担当記者団加入を試みたという。 実際、A氏はこのメディアで多数の国防関連記事を書いたりもした。
これと関連した質問に統一ニュースのある関係者は本紙との通話で「取材に応じない」と答えた。 A氏関連疑惑には「私たちも現在調べている程度の水準」と一蹴した。
ただ、この関係者はA氏関連疑惑がマスコミに公開されたことについて「(情報を)流すことは色々な目的があり、色々な水準がある」とし「例えばユン·ミヒャンに対する韓国社会の通念や色々あるが、そのようなことと調和しているかもしれない」と主張した。
◇ ユン·ミヒャンの夫キム·サムソク… 「兄妹スパイ団事件」の主役
今回の疑惑をきっかけに、尹議員の夫、金三石(キム·サムソク)氏の過去も見直される。 キム氏は1994年、妹のキム·ウンジュと共に「兄妹スパイ団事件」の主役として活動し、裁判にかけられ懲役4年、資格停止4年の刑を最高裁で確定した。
当時、金さん兄妹は1992年に一緒に日本に渡り、反国家団体と規定された第一韓国民主統一連合(韓統連)の関係者らと会ったなどの疑い(国家保安法上の会合·通信など)が持たれている。
以後、キム氏は2014年再審を申請した。 2016年3月、ソウル高裁が再審を受け入れ、一部有罪が認められ懲役2年、執行猶予3年が宣告された。
裁判所は、金氏が韓統連関係者に国内動向や軍事機密が盛り込まれた文書を渡したという国家保安法上の便宜提供と軍事機密探知容疑は無罪判断を下したが、韓統連議長らに会って同団体から金品を受け取ったという残りの国家保安法違反容疑は有罪と認めた。
この判決は2017年最高裁でそのまま確定した。
さらに検察は6日、正義記憶連帯(正義連)後援金を私的に流用した疑いなどで裁判に付されたユン議員に懲役5年を求刑した。
ユン議員は2017年11月から2020年1月まで約3年間、日本軍慰安婦被害者キル·ウォンオクお婆さんの心身障害を利用し7920万ウォンを寄付·贈与させた疑惑などを受けている。 検察は7920万ウォンにキル氏が受け取った女性人権賞賞金1億ウォンのうち5000万ウォンも含まれていると見ている。
一方、北朝鮮から指令を受けて活動しスパイ団疑惑を受ける地下組織「ㅎㄱㅎ」と昌原で組織された自主統一民衆前衛などの存在が知らされ「スパイ」論難が政界まで広がっていく姿だ。 特に、芸能界従事者も関与していると報じられ、議論はさらに激しくなる見通しだ。
鄭鎮碩(チョン·ジンソク)国民の力非常対策委員長は12日、党非常対策委員会会議で、「国会議員の元補佐官1人がソウル市内で北朝鮮の乱数表を利用して報告した事実が明らかになった」とし、「国家安保が崩壊しそうになった瞬間だ。 文在寅(ムン·ジェイン)政権は、積弊清算を行うとして国情院の対共捜査機能を廃止した。 来年1月には国情院対共捜査権は完全に警察に移管されるが、この方針は撤回しなければならない」と主張した。
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