【日韓】「シジャギ・パニダ(시작이 반이다)」と「百里の道も九十里をもって半ばす」という日韓の違い
掲題は特定失踪者問題調査会の荒木和博代表の2022/12/06付け動画のタイトルです。
「시작이 반이다(シジャギパニダ)」とは「始めさえすれば、もう半分終わったようなものだ」という意味だそうで、日本語の「百里の道も九十里をもって半ばす」と比較して、韓国人と日本人の気質のようなものを比較されていました。
調べたら、「百里の~」は、前漢〔紀元前202年~西暦8年/『項羽と劉邦』の時代〕の『戦国策』に収録された言葉だそうで、「何事も仕上り近くが肝心であるから、九分通りの所で気を引き締めなおせ」という喩えです。
この話を聞いて、よくネットで見かける「コピペ」(ネット上に流布した定型文)を思い出しました。
信用してはいけないもの:
日本人の「できません」
韓国人の「できます」
中国人の「できました」
日本人はよほど確証がないと「できる」と安請け合いはしないが、その他の国は...というジョークみたいなもので、ブログ主がよく言う「(十把とは言わないが)八把一絡げ」(ステレオタイプ)としては、何となく分かる気がします。
これは見方を変えると、韓国人は「取り敢えずやってみよう」という行動力は日本人よりも勝るとも言えるわけで、この気質は慰安婦問題に取り組んでいる韓国人の方々を見ると感じます。
水曜集会のカウンターとしてデモをされている保守の方々がいますが、これも元は李宇衍(イ・ウヨン)博士がお一人で始めた事です。
今では賛同する団体が集まり始め、緩やかに連帯しながら、正義連を追い出そうと慰安婦像の周囲でデモをしていますが、李宇衍博士がこういうビジョンを始めから持っていたとは思えません。おそらく、居ても立ってもいられない気持ちで始められたのだと思います。
今、韓国では民主労総〔全国民主労働組合総連盟:日本で言うと「連合」のような労働組合のナショナルセンターで、過激なことで知られる〕参加の労働組合がストやデモをしていますが、日本人だったら、「勝手にやらせとけ」と思いそうなところを、保守系の団体がこれを批判するデモをしています。尤も、民主労総のデモは労働者の要求にかこつけた倒閣運動、つまり政治活動でもあるので、保守側もこれに対抗しているのでしょうが。
荒木先生が仰る様に、〔好き嫌いはともかく〕 こういう違いがあると頭に入れておく必要があるかと思います。
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