【サッカーW杯】「スプーンを載せる」(숟가락 얹다)
キムチわさびさんの最新動画で面白い表現を知りました。
▲【韓国の気になるニュース】W杯日本の失点時と勝利後の反応/카타르 월드컵과 한국 그리고 일본
サッカーW杯の組み合わせ抽選で日本が「死の組」に入ったと知った時は、「ざまあみろ」と嘲笑しておいて、日本がドイツに勝ったら、急に「アジア」という括りを持ち出して、「これからはアジアの時代だ!」、「アジア同士頑張ろう!」とか「西欧は今までアジアを迫害してきた」などとヨーロッパ批判をしだす韓国人に苦言を呈する動画です。
ブログ主は、日頃日韓関係では腹を立てる事が多すぎて(笑)、こんな事は気になりませんが、ふと、これはある種、韓国人の『処世術』ではないかと思いました。ちゃっかりと「勝ち組に」入り込んで良い気分になるという。所謂、「勝馬に乗る」というタイプ。
そういえば、メジャーリーグの大谷選手の活躍も、「アジアの宝」とか言って喜んで応援している様です。
サウジアラビア・日本「こっち来んな!w」
それで、ハングルのコメントを読んでいて気になる表現がありました。
それは「スプーンを載せる」(숟가락 얹다)という表現。
調べて見たら、「用意された食卓にスプーンを載せる」(차려진 밥상에 숟가락 얹기)という慣用表現があるそうで、料理を作ることには貢献せずに、できあがった膳にスプーンを置くだけ、という事に由来しているそうです。要するに「ただ乗り」ですね。
成功したプロジェクトに何も貢献していないのに、手柄だけはちゃっかりと受けとるような時に使うそうです。
以前、李相哲教授が仰っていたのですが、韓国では選挙活動の終盤には候補者は「勝ちました!」と言うそうです。つまり、「バンドワゴン効果」(勝馬に乗る)を狙ったものです。一方、日本の候補者はと言うと、「厳しい戦いを続けております!」と、「アンダードッグ効果」(判官贔屓)を誘う言い方をします。どっちが有権者にアピールするかという違いですね。
何気ない所に、気質みたいなものが垣間見えて面白いと思いました。
« 【韓国】「日韓併合不法論」はどこから来たのか? | トップページ | 【韓国】何故か返還経緯は明かされない「柳成龍備忘録暦」 »
« 【韓国】「日韓併合不法論」はどこから来たのか? | トップページ | 【韓国】何故か返還経緯は明かされない「柳成龍備忘録暦」 »
コメント