【COVID-19】阿波踊り「コロナ感染」 残念な日本メディアの報道姿勢【WedgeOnline】
8月12日から15日までの4日間、3年ぶりに『阿波踊り』が屋外で開催されましたが、その後、踊り手の24%がコロナウィルスに感染したという報道が相次ぎました。
ブログ主は、この数字を大きく取りあげることに違和感があったのですが、具体的な数字を上げている記事があったので、シェアする意味で取りあげます。
まず、観覧者を含めた全体での24%でないと言うこと。
踊り手の方は、かけ声を上げながら、一方向に踊りながら進むという、「非日常的」な行動を取っているわけで、ウィルス保有者が混ざっていれば、ウィルスの ”トンネル” のような状態だと思います。罹りやすい環境であった事は分かっています。
また、重症者や死亡者(数)が問題なのに、いつまでも ”罹ったこと” (人数)を大騒ぎする必要はないと思います。
取り敢えず、数字に注意して、記事を引用します。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/28017
阿波踊り「コロナ感染」 残念な日本メディアの報道姿勢
2022年9月25日
唐木英明 (東京大学名誉教授)
>実行委員会の報告書によればチケット販売数は4万3647人〔単純計算で1万人/日の観覧者〕
>実行委員会は123の「連」に対してアンケート調査を行い、感染の有無を尋ねたところ、86から回答があった。その結果、8月11日の前夜祭を含めて参加した踊り手は推定で3425人、そのうち819人(24%)が感染したと回答
>「819人の感染者」の評価だが、調査報告書によれば感染の確認日は8月15日から20日の6日間に集中し、最も多かったのは17日の220人だった。一方、徳島県全体のこの時期の感染者は1日に2000人を超えていた。従って踊り手の感染者は最も多い日で県全体の10%に当たる。
>8月の県全体の感染者数は4万3172人だったので 、踊り手の感染者819人は県全体の2%以下
>感染者の症状に関する情報はないが、おそらくオミクロンBA5感染であること、踊り手は当然のことながら健康な人たちであることを考えると、大部分が軽症か無症状だったと推測され、実際に重症化などの報道は見当たらない。
感染者を出した事を責めるような報道姿勢に対する苦言も共感できます。
>メディアが「感染することは悪」という論調を拡散し続ける限り、それが世論になる。踊り手がアンケートに「現実に感染者が出たことは、本番を迎えられた事への気の緩みがあったのかもしれません」と自戒の念を述べている。彼らの責任ではないにもかかわらず、このように言わざるを得ないのは、感染したのは自分たちの責任と「信じさせられて」いるからだ。コロナ発生直後にはこの「差別の風潮」が大きな問題になったのだが、それは現在も全く変わっていない。
>ウィズコロナとは感染者との共存を社会が許容することである。メディアには「努力すれば感染は防止できる」などという神話から脱却して、国民がウィズコロナについて真剣に考える一助となるような報道と解説を心から希望する。
* * * *
マスクも未だにしている日本で、オミクロンの変異型になって、一時は感染爆発をしました。〔ブログ主は、他国は今でも真面目にカウントしているのか?という疑問もあります。〕 いつになったら、「コロナとの共存」に頭が切り替わるのでしょうか。
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