【GSOMIA】ようやく「情報が貰えなくて困っている」ことを仄めかした/困ったときの「反日」頼み
『中央日報』が国防長官の発言を記事にしました。
相変わらず、GSOMIAは日本の ”輸出規制”〔輸出管理厳格化〕に対抗するカードのような強がりを言っていますが、想像通り、「必要な情報が日本から貰えていない」事を仄めかしました。
「(北が)いかなる形態でどこまで発射するかによって我々が優位であることも、日本が優位であることもある」と。
国防長官の発言を引き出した質疑は書かれていませんが、GSOMIAは韓国が握っているカードではないくせに外交カード化したために韓国側が困っているのではないか?と気付いた議員がいるのではないかと思います。
韓国は未だに「GSOMIA破棄を猶予している」ままです。
つまり、「いつでも破棄できる」と脅している(つもり)です。しかも、「ホワイト国除外の報復」として。
最低限、この宣言を取り消して謝罪し、その後は信頼の回復に努めるような殊勝な態度が必要でしょう。
とにかく、日本が「軍事情報」というカードを握っているのがはっきりしたのですから、レーダー照射事件の真相解明をより強く迫るなど、有効利用して欲しいものです。
なお、支持率も2割台に低下し、早速 ”困ったときの反日頼み” をやり始めたようです。
- 時事通信(2022年08月01日):「反省とおわび」見解継承を 日本側に提起―韓国外相
>韓国の朴振外相は1日の国会答弁で、先月の訪日の際、1998年に当時の金大中大統領と小渕恵三首相が発表した日韓共同宣言に明記された「痛切な反省と心からのおわび」の精神を継承するよう日本側に提起したと明らかにした。
これまでブログには取りあげてきませんでしたが、①文在寅時代に中国に約束した「3不一限」〔THAAD追加配備をしないとか、配備したTHAADを正常稼働させない、等の誓い〕も新政権でも止められそうに無い事、②中国が怖くて半導体に関する中国包囲網に及び腰である事、③尹錫悦氏の側近がバカ揃いで支持層が離れている事〔※〕、etc. で、せめて日本に対しては強気に出ている事をアピールしたいのでしょう。
※李相哲TV:(2022.8.1)バカ丸出しの尹側近、尹支持率持ち直せるか
* * * *
https://www.joongang.co.kr/article/25091198#home
이종섭 국방 “지소미아 정상화 필요…시기는 종합적 검토”
https://japanese.joins.com/JArticle/293832?servcode=200
韓国国防長官「GSOMIA正常化が必要…時期は総合的に検討」
2022.08.01 14:49
韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官が2019年に終了が決定した韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について「正常化が必要だ」と述べた。
李長官は1日、国会国防委員会全体会議に出席し、「GSOMIAに関連して検討されていることはあるのか」という金永培(キム・ヨンベ)共に民主党議員の質問に対し、「GSOMIAの正常化は必要だとみている」とし「時期を急ぐのか、それとも韓日関係を大きな枠で見ながらするのか、総合的に検討しながらする」と答えた。
「日本の輸出規制は解決されておらず、屈従外交に近い」という金議員の主張に対しては、「屈従外交の姿ではなく(正常化の)方向性がいつかは我々の国益にプラスになるため」と話した。
これに先立ち2018年、韓国大法院(最高裁)が強制徴用被害者に対する日本企業の賠償責任があるという判決を出すと、日本は2019年、輸出管理の優遇対象国「グループA(旧ホワイト国)」から韓国を排除することにした。これに対応する措置として韓国政府は2019年8月22日、GSOMIA終了を決定して日本に通知した。
李長官は北朝鮮の核・ミサイルに対する韓日の探知能力に関連し「(北が)いかなる形態でどこまで発射するかによって我々が優位であることも、日本が優位であることもある」と説明した。
李長官は就任後、陸海空参謀総長をすべて交代させたことについて、「陸軍士官学校の先輩の金龍顕(キム・ヨンヒョン)警護処長が影響力を行使したのでは」という金議員の質問に対し「3つ星以上は私が推薦した。(他の)指示はなかった」と答えた。
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