【韓国】YouTuberの『キムチわさび』氏、いよいよ本の出版へ
最新のキムチわさびさんの動画で、本を出版する事になったというご報告がありました。
おそらく、ある程度は出版の目処が立った上での発表だと思うので、原稿は既にできあがっていて、校正の段階くらいまで来てるのではないかと思います。
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キムチわさびさんによると、内容は、
「主に日本統治時代に朝鮮人を助けて下さった日本の方々の歩み、そして、そういった日本人から教わり、国のために貢献したものの、愛する祖国に大きく誤解されている朝鮮人の話になる」
との事で、
タイトルは『17輪のデイジー』としたそうなので、17人、あるいは17話から成る本なのでしょう。
もしかしたら、もう、日本語版出版の話も進んでいるのかも?
今まで、キムチわさびさんはこの本に収録されそうな人物を既に何人も動画で取りあげており、日本人でさえ知らないような人物も数多くいました。
本を書きたいと仰ってたのは1年以上前なので、先に日本の出版社からオファーがあっても不思議ではありません。
ただ、タイトルは大人しすぎないか?と思います。
これ、金柄憲(キム・ビョンホン)所長の『赤い水曜日』の時も思ったのですが、日本と韓国の出版文化や感性の違いもあるのかも知れませんが、日本だったら、『韓国の近代化に貢献した16人』みたいな、本の内容を直接的に伝えるものか、李承晩学堂の『反日種族主義』のように象徴的な言葉を使うとか...、『赤い水曜日』は後者に属するタイトルですが、『反日種族主義』程のインパクトはありません。
サブタイトルで補ったり、書店に陳列される場合は、「帯」に文字を入れて補う事もできますが。
『反日~』は最初からそのようにお付けになったようですが、こちらは「反日民族主義」という言葉がベースになっているとすぐに分かり、「種族」という ”未開さ” を感じる言葉で挑発する良いネーミングだと思います。
要するに、売るために、もう少し目を引くタイトルの方が良いような気がします。
ちなみに日本では、本のタイトルは出版社が付けるのだそうです。
最近はYouTube等で著者が直接発信する機会が増えたので、「自分は最初、○○というタイトルを付けたんだけど...」みたいな話をよく聞きます。大抵は、実際に付けられたタイトルに対して、「ちょっと、挑発的過ぎる(ここまで刺激的なタイトルを付けるとは思わなかった)」というようなニュアンスです。
韓国関連の本が「嫌韓本」と見なされるのは、タイトルが挑発的なせいもあります。
実際、ブログ主は、これもどうなのかな?とは思っています。
武藤正敏 元駐韓日本大使の『韓国人に生まれなくてよかった』(2017/05/26、悟空出版)も、タイトルだけで嫌韓本扱いされてましたからね。
ブログ主はこの本は読んでいませんが、競争の過酷な韓国社会についてだけでなく、文在寅批判の本だと理解しています。
尤も、テケムン〔「頭が割れても文在寅(を支持する人達 )」を揶揄する言葉。但し、最初は肯定的な意味で支持者が自称していたらしい。〕達が読んだら、これも批判するのでしょうが。
なお、キムチわさびさんが出版を予定されている本と似たような本が、既に日本で出版されています。
比較文化学者の金文学氏の著書で、そのタイトルは、『祖国の英雄を「売国奴」と断罪する 哀れな韓国人』です。
日本の出版社らしいタイトルw
実際、日本統治時代を ”暗黒の歴史” とし、そこで才能を開花させた朝鮮の人々の多くが誤解されたり、歴史に埋もれてしまっていますが、これはもったいないと思っています。
キムチわさびさんの本の完成を楽しみに待つ事にします。
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