【佐渡金山】『朝鮮人戦時労働と佐渡金山』(西岡力教授研究発表)3.新潟県と相川町の「強制連行」記述について
3月23日に開催された学術セミナー「佐渡金山における朝鮮人戦時労働の実態」〔→発表者一覧〕より、西岡力教授の発表内容を『メディアウォッチ』の記事よりご紹介します。〔[일본 역사인식문제연구회 세미나] 사도금산에서의 조선인 전시노동 실태 (1)/[日本歴史認識問題研究会セミナー] 佐渡金山における朝鮮人戦時労働の実態(1)〕
西岡力教授の報告書は以下の4つのパートに分かれており、今回は「3.新潟県と相川町の「強制連行」記述について」のみ扱います。
- 朝鮮人の戦時労働の全体像
- 佐渡金山の朝鮮人戦時労働
- 新潟県と相川町の「強制連行」記述について
- 韓国の専門家、鄭恵瓊(チョン・ヘギョン)氏の「強制労働」説検討
この章では、西岡力教授が国内の左翼〔毎日新聞・古賀攻専門編集委員、日本共産党・志位和夫委員長〕に反論しています。
* * * *
〔補足は緑字で追加。多少日本語として不自然でも理解に影響が無いと思われる翻訳は機械翻訳ママ〕
3.新潟県と相川町の「強制連行」記述について
ちなみに、日本国内でも、佐渡金山は「強制労働」であったと主張するマスコミや政党、または学者が多いことを指摘し、それに対する反論を提起していきたい。
毎日新聞は2月2日、筆者の「正論」寄稿文〔『歴史的事実に基づいて反論せよ』1月26日→Japan Forwardに転載されている〕を公開批判した古賀攻専門編集委員のコラム『「捨て身」の佐渡金山』〔有料記事〕を掲載した。 古賀攻氏は次のように述べた。
「佐渡金山が"強制労働"の被害地だったという韓国側の反発に対し、朝鮮研究者の西岡力氏は1月26日付の産経新聞で、金山で働いた朝鮮人労働者について、「応募が殺到した」「待遇も悪くなかった」と反論している。 これは、旧相川町が編纂した「佐渡相川の歴史·通史編」(1995年)に基づいている。 しかし、共産党の志位和夫委員長は1月29日、談話を通じて同じ本にある「佐渡鉱山の非正常な朝鮮人連行」と書かれた部分を引用し、負の歴史にも目を向けるよう説破した。 相川町史に先立って刊行された「新潟県史·通史編8·近代3」(1988年)にはもっと直接的な記述がある。 「昭和14年に始まった労務動員計画は、名称が"募集"、"官あっせん"、"徴用"と変化した反面、朝鮮人を強制連行した事実においては同質」だったという。 地方自治体の自体的な編纂物であるだけに、強制連行はなかったと考えたい日本政府としては不便な公的通史であることは明らかだ。」〔韓国語からの機械翻訳なので原文ママではない〕
コラムで言及された日本共産党の志位和夫委員長は、1月29日付の談話でこのように主張した。
「アジア・太平洋戦争の末期に、佐渡金山で当時日本の植民地支配の下にあった朝鮮人の強制労働が行われたことは、否定することのできない歴史的事実である。新潟県が編さんした『新潟県史 通史編8 近代3』は「朝鮮人を強制的に連行した事実」を指摘し、佐渡の旧相川町が編さんした『相川の歴史 通史編 近・現代』は、金山での朝鮮人労働者らの状況を詳述したうえで、「佐渡鉱山の異常な朝鮮人連行は、戦時産金国策にはじまって、敗戦でようやく終るのである」と書いている。この歴史を否定することも、無視することも許されない。」〔この文章は機械翻訳ではなく、共産党公式サイトの志位和夫委員長談話『日本政府は、戦時の朝鮮人強制労働の事実を認めるべきである』より引用〕
お二人の主張に反論したい。 歴史について議論する際、まず重要なことは一次史料、すなわちその時期に作成された文献やその当時現場にいた人の証言である。 「強制労働」あるいは「強制連行」という表現は当時はなかった。 日本の朝鮮統治が終わって20年ほど経った1960年代から、日本の左派学者が「強制労働」あるいは「強制連行」という表現を使い始め、1990年代頃に韓国でも使われ始めた。 簡単に言えば、この表現はあくまでも後世による「歴史的評価」である。 学説といってもよい.
古賀攻氏と志位和夫氏が引用した「新潟県史」と「佐渡相川の歴史」のうち、「朝鮮人を強制的に連行」、「非正常な朝鮮人連行」という記述は、あくまでも該当著書を執筆した学者の学説にすぎない。 それも80、90年代という、該当問題の研究が左派陣営によって掌握された時代の古い学説なのだ。
この古い学説について筆者は内務省統計という1次史料を引用して産経新聞の1月26日付のコラムで「朝鮮でまるで雪崩のような他郷稼ぎ(出稼ぎ)の渡航が続いたが、これらを戦争遂行に必要な事業場に秩序をもって送ろうとしたことが戦時動員だった。 これは'強制連行'、'強制労働'などとは相反する歴史的事実」としながら新しい学説を提起して、古い学説を否定した。
筆者は新しい学説を2005年に出版した『日韓"歴史問題"の真実』(PHP研究所)で発表し、その後も研究を続け、2019年に『でっちあげの徴用工問題』(草思社/韓国語版タイトルは『捏造した、徴用工のない徴用工の問題』)、2021年に出版した『朝鮮人戦時労働の実態』(産業遺産国民会議)でも該当学説を重ねて展開した。 学問は新たな研究を通じて進歩していく。 筆者の学説を否定するためは、単に古い学説を再利用で持ってくるのでは不十分である。
また、筆者は『佐渡相川の歴史』だけを根拠に、強制労働がなかったと叙述したことはない。 「応募が殺到した」という主張は、『佐渡相川の歴史』に収録されていた朝鮮に労働者を募集しに行った杉本奏二氏の証言を根拠にしている。 そしてこの証言は1次史料だ。
さらに、筆者の「待遇も悪くなかった」という主張は『佐渡相川の歴史』ではなく、佐渡鉱業所の『半島労務管理ニ付テ』(1943年)を根拠に挙げた。 これは1943年6月に佐渡鉱山で開かれた「朝鮮人労務者管理研究協議会」に提出されたので、やはり当時の状況を知ることができる重要な1次史料だ。
古賀攻氏は言及していないが、筆者は1月26日のコラムで平井英一の『佐渡鉱山史』も根拠に挙げた。 これも一級の1次史料だ。
つまり、筆者は1次史料を根拠に、強制労働はなかったと主張したのだ。 ところで「強制労働」を主張する勢力は筆者の新しい学説に全面的な反論を避けて、ただ、古い学説が新潟県と佐渡市の書籍から発見されたのを受けてとやかく言うだけだ。 このように日本国内の無知な勢力を相手に確実に反論をして、また、韓国と国際社会にも佐渡金山は朝鮮人強制労働の現場ではなかったという歴史的事実を史料を通じて綿密に広報して、ユネスコ世界遺産登録をどうやってでも奪還しなければならないだろう。
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