【慰安婦問題】「慰安婦詐欺清算連帯」結成
このブログは基本的にブログ主の覚え書きなので、疑問に思って調べた事などを個人メモとして書いています。それでも、誰かの疑問を解決する役に立つかも知れないと思って補足説明も加えていますが、韓国以外の問題等、ツイッターで事足りる事や、他人に説明するまでも無い事はブログに書いていないので、今回のエントリーはその “落ち穂拾い” のようなものです。
毎週水曜日、慰安婦保護団体と称する人達の「水曜集会デモ」のカウンターとして、旧日本大使館前の慰安婦像周辺で保守団体が集会を開いていますが、新たに、「慰安婦詐欺清算連帯」という名前の下に複数の団体が集結し、1月26日にその決起集会のようなものが行われました。
カウンターデモは、最初は『反日種族主義』の共著者、李宇衍(イ・ウヨン)博士の「一人デモ」から始まりました。〔→『ソウルの中心で真実を叫ぶ』扶桑社BOOKS〕
その後、人数が増えましたが、恐らく、路線というか戦略の違いで別行動を取るようになったようで、慰安婦像の周辺で別個にデモを行っていました。
しかし、今回、再び複数の保守団体が集結して連帯しました。
オンマ部隊、韓国近現代史研究会、メディアウォッチ、悪い教育に怒る父兄連合、etc.。
この中で『オンマ部隊』は代表が朱玉淳(チュ・オクスン)氏と言って、朴槿恵前大統領を支持する保守で、文在寅を批判し、以前はよく「文在寅は安倍総理に謝罪せよ!」と言ってデモをしていました。『メディアウォッチ』はネットメディアであり出版社ですが、代表の邊熙宰(ビョン・ヒジェ)氏は行動するジャーナリストという感じです。街宣カーは自由連帯という団体が提供してくれているようです。
これらの人々が理論武装する為の情報源が、恐らく、李宇衍博士と金柄憲(キム・ビョンホン)所長です。
金柄憲所長は、慰安婦問題に関しては、正義連(旧・挺対協)の出版した、元慰安婦の証言集を徹底的に読み込み、そこから彼女達は所謂「慰安婦被害者」ではないという確信を持ち、「慰安婦被害者保護法」にターゲットを絞っています。被害者ということは加害者がいるわけで、当然日本です。そこに認知の歪みがあるからです。
元&自称慰安婦達は、自らお金を稼ぐため、(本人の意思はともかく)家族のために、あるいは、金学順氏に代表されるように、最初はその世界の人間に売り飛ばされて等、紆余曲折を経て日本軍慰安所で働きました。つまり、慰安婦問題の本質は金柄憲所長が仰るように「貧困」です。しかし、政府から金を貰うためには日本軍の「被害者」でなくてはならないので、慰安婦になった経緯は誤魔化します。
そして、話に信憑性を持たせようと、その部分を脚色するのでボロが出ます。金柄憲所長は、証言した女性達が「日本軍や日本の官警に強制的に拉致された被害者」ではない事を突いたのです。
正義連側も、疑問を挟む者が誰もいないのをいいことに、証言の裏付け調査を一切していないので、目撃者も証拠もないまま、それが “真実”とされて来ました。
そして、金柄憲所長はそのボロの部分を具体的に追及するので、正義連側も下手に訴訟などは起こせないのです。裁判になったら、事実関係が争点になるからです。
彼らは “日本のために” 活動しているのではありません。
それぞれの団体も、最終目標は様々でしょうが、慰安婦問題という部分で一致したので連帯したわけで、我々日本人も一致できる部分で連携していけば良いと思います。
金柄憲所長は以前から韓国の国史教科書の誤りを糾す活動をされてきましたが、何故慰安婦問題にも関わるようになったのかはこちらをお読み下さい。
« 【韓国】対イラン原油代未払い【時系列整理】 | トップページ | 【佐渡金山】「朝鮮徴用工」の写真の出典について »
« 【韓国】対イラン原油代未払い【時系列整理】 | トップページ | 【佐渡金山】「朝鮮徴用工」の写真の出典について »
コメント