【韓国】『光復』という言葉の意味
2月5日付けでシンシアリーさんが『北京冬季オリンピック、韓服を「中国の少数民族」として表現・・参席した韓国の長官は「じゃ、韓国は国家になれなかったというのか」としながらも、ちゃんと抗議できず』というエントリーを公開されました。
これは、開会式に、中国の少数民族の衣装を纏った人達が現れ、その中の「朝鮮民族」らしき女性が、韓国人が言うところの「韓服」、要するにチマチョゴリでしょうが、を着ているということで韓国人が怒り、更に、韓国の体育長官が韓服を着ていたのは間抜けだ、という話です。韓国国民からしたら、「お前は少数民族代表として出席したのか?」という事のようです。
客観的に見ると、例えば日本で開催されるイベントで、日本に住む朝鮮系の人達が少数民族としてチマチョゴリを着て参加するのとどこが違うのだ?とは思いますが。
演出としては、単に国内の少数民族をアピールしただけだと思いますが、この件で、少し前に日本で話題になった「国恥地図」を思い出しました。
「国恥地図」はネットで検索すると幾つか出てきますが、”過去100年間の戦争によって外国に奪われた中国の国土範囲を表した地図のようだ。戦前の中華民国の時代に作られたもの” だそうです。〔東洋経済オンライン:中国が考える本当の領土?「国恥地図」実物を入手 「領土的野望」の起源が「この地図」にあった(譚璐美)〕
地図には、その土地が失われた日にちまで描き込まれており、国の恥を忘れない、という意味で、いつか取り返す意思を示すものです。
これには台湾などと共に朝鮮半島も含まれています。〔確認していませんが、日付は恐らく、清に朝鮮の独立を認めさせた下関条約の調印日でしょう。〕
そもそも、韓国や台湾が「解放」の意味で使う「光復」は「(中国が)失われた土地を回復する」事なのです。
台湾の場合は、8月15日ではなく、”台北市で台湾における降服を受諾する式典を行った” 10月25日が「台湾光復節」とされていますが、上記の意味を考えれば、国民党の目線ではまさしく領土を取り返した日であり、「光復」の言葉を使うのは正しいのですが、韓国はどうでしょうか?
日本統治時代、蒋介石の国民党軍の指揮下にあった武力組織が「独立軍」や「臨時政府軍」ではなく「光復軍」という名前なのはそういう意味なのです。
従って、台湾(中華民国)はともかく、韓国人が「光復万歳」を叫ぶのは、本来滑稽なことなのです。
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