【新型コロナ】昨年8月には東京のビジネスマンの46.8%が免疫を得ていたとする論文について
前回のエントリーでご紹介した韓国の医学ライターの記事に出てきた、掲題の論文が見つかったのでリンクを貼っておきます。
“Dynamic Change of COVID-19 Seroprevalence among Asymptomatic Population in Tokyo during the Second Wave.”(東京の無症状者におけるCOVID-19血清有病率の第2波における動的な変化)
という2020年9月23日に発表された論文で、但し、リンク先には査読を待っていると書かれています。
血清有病率(Seroprevalence)とは、ある集団における血清検体に基づいて特定の疾患の検査で陽性となった集団の割合のようで、要するに新型コロナの免疫を持った人の割合と言う事でしょう。
なお、この論文については医学サイトに記事を見つけたので、そちらもご紹介します。
“Tokyo citizens may have developed COVID-19 herd immunity, say researchers”(東京都民はCOVID-19の群発免疫を獲得している可能性があると研究者らが発表)という2020年9月24日付けの記事です。
これによると、研究チームは、夏の間、SARS-CoV-2の血清反応陽性率を推定するため、東京都内の11カ所に分散する大企業の健康で無症状の従業員1,877名を登録したとのことです。
期間は、2020年5月26日から8月25日の間で、第2波と重なっています。
平均年齢40.8歳の615人が1回の検査を受け、そのうち350人(平均年齢42.5歳)が2回の検査を受けた結果、夏にかけて血清陽性率が劇的に上昇し、血清反応率は、調査開始時の5.8%から、夏の終わりには46.8%という予想外の高率になった、との事です。
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