【河野談話】杉田水脈議員の2018年3月28日質疑と国連での日本政府答弁(2016年2月16日)
自民党の杉田水脈議員が衆議院外務委員会(2018年3月28日)において、国連で日本政府が河野談話を否定する答弁(2016年2月16日)をしていた事を明らかにしていました。
以下、覚え書きとして、関連動画などを、杉田議員の公式YouTubeチャンネルと西村幸祐氏のFacebookから引用します。
◆【公式】杉田水脈 平成30年(2018) 3月28日(水) 衆議院 外務委員会
杉田議員の慰安婦問題の質疑は9:06辺り~始まりますが、ここでは、直接河野談話に言及した27:44~の動画を埋め込みます。
河野談話そのものは強制性を実は認めたものではないのですけれども、河野談話を発表する時の官房長官が記者会見の中で、記者に「強制連行の事実があったという認識なのか?」と問われて、それに対して「事実があった」、「(そう考えて戴いて)結構です」と言ってしまった。この言葉が一人歩きして、世界中で「日本が強制連行した。性奴隷にした。」と言われておるのですけれども、これはもう明確に国連の場で否定をしておりますし、この発言がある限り、いつまで経っても(中略)この表現がある限り、イタチごっこになると思うんですね。この辺り、どのように、撤回をして直していくのか、これからの日本の国益に適うのか、大臣にお尋ねしたいと思います。
国会議事録PDFはこちら。
この時の外務大臣は 河野太郎氏 です。しかし、河野氏は答えずに、外務省鯰(なまず)大臣官房参事官が、「これまでの調査で強制連行の実態は無い」旨答弁します。
◆国連・女子差別撤廃委員会での外務相発言(2018年2月16日)
この質疑は報道されなかったと思いますが、評論家の西村幸祐氏が該当の国連での日本政府発言をビデオクリップにしてFacebookに貼り付けて下さっていたので、以下、埋め込みます。(こちらは西村氏のツイート)
杉田 水脈議員の質疑で、外務省が河野談話を撤回!
昨日3月28日の衆議院外務委員会で、杉田水脈さんが歴史的な政府答弁を引き出した。それは、河野談話の事実上の撤回である。なぜ、メディアはこれを大きく報道しないのか?
西村 幸祐さんの投稿 2018年3月28日水曜日
昨日の外務委員会で、外務省は2016年2月16日に連合国(国連)欧州本部ジュネーブで行われた、女子差別撤廃委員会に於ける杉山外務審議官(当時)の答弁を、政府見解だと明言したからだ。今まで何度も紹介したが、この動画はその時の答弁の音声だ。
なお、この V-Clip の最後の映像は、昭和40年(1965)に日韓基本条約が締結され、日韓国交正常化が行われた年に、芸術祭参加作品として受賞した名画、巨匠岡本喜八監督の「独立愚連隊」を営利目的でなく学術的資料として引用したものである。
ブログ主の環境では動画が表示されないので、別の方法で動画を埋め込んでみます。(※動画が表示されるまで数秒かかるかも知れません。もし動画がフレームに表示されない場合は、こちらのリンクをからご覧下さい。)
杉田議員の質疑動画を9:06辺り~から見るか、議事録を読めば、杉田議員が、「何故もっと分かりやすく日本語化したり、Q&Aを外務省のHPに掲示しないのか?」と追及しているのが分かります。
これは歴代の外務大臣も放置していたので、この時の外務大臣だけの責任ではありませんが、河野太郎外務大臣が積極的に河野談話を否定した事をアピールをするわけがありませんよね。
それにつけても、何故、マスコミがこれを取りあげなかったのか。もし、日本で報道されたら韓国も大騒ぎするので、その記事がまた逆輸入され、国連での杉山外務審議官の発言も大きくクローズアップされたはずです。
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