【熱海土石流】盛り土をした神奈川県の業者が熱海で起こした2件のトラブル
前回のエントリーで引用した2007年(平成19年)8月7日の熱海市議会議事録を再掲します。
浅見修水道温泉課長:新幹線ビルディングそのものがですね、同和系列の会社でございまして、ちょっと普通の民間会社と違いますので、その辺でそういうふうな回答が来たんだというふうに考えております。〔2021/07/06 示現舎:【速報】 熱海市土石流 崩落の盛り土を したのは 「同和系列の会社」〕
同年7月15日の台風による伊豆山七尾の土砂災害に関して討議したもので、この時に問題となったトラブルをNHKが報じていたのでご紹介します。
一つは上多賀地区と呼ばれる場所で、2007~2010年に新幹線ビルディングが斜面の造成を行ったが、大雨により泥や石が下の寺(宝泉寺)や市街地に流れ込んだというものです。

ここで、議事録の発言になるわけで、既に2007年には、この会社は普通の民間会社ではないから、という諦めのようなものが熱海市議会で共有されていたことが分かります。
結局、業者との交渉を諦めて、泥が流れ出さないように市が950万円かけて擁壁を設置しました。工事は中断されてそのままだそうです。
このことから、先日起きた土石流災害の起点箇所についても、再三指導しても業者が対応しないことは分かっていたのではないかと思われます。そして、法的措置を取らなかったのも、この業者を恐れていたからではないでしょうか。
もう一箇所は、東谷と呼ばれる地区で、2008~2009年頃、古い建物の解体工事を行っていたが、工事用の塀が倒れたりコンクリート片が飛んできたりし、結局ここでも工事は中断されてそのままになっているとのことです。

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https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20210708/3030012309.html
NHK静岡:盛り土を造成した業者 熱海の2か所でトラブルの証言
07月08日 20時11分
熱海市で発生した、土石流の起点にあった盛り土を造成した神奈川県の不動産業者が、同じころに市内の別の2か所で行った工事で、土砂の流出などのトラブルを起こしたとして、市が対策工事を行うなどの対応を取っていたことがわかりました。
熱海市伊豆山で起きた土石流で、上流部にあった盛り土は、平成18年に土地を取得した神奈川県小田原市の不動産業者が、平成22年にかけて造成しましたが、無断で面積を拡大したり、産業廃棄物が混じったりして、県や市が繰り返し是正を指導していたことがわかっています。
取材を進めると、盛り土を造成した業者は、同じころに熱海市内の別の2か所で行った工事でトラブルを起こしていたという証言が相次ぎました。
盛り土から山を隔てて、南西に約1キロの場所では、同じ業者が、平成20年からよくとしにかけて、古い建物を解体し土地を分譲するための工事を行っていたといいます。
当時の町内会の資料には、工事の際にコンクリートの破片が飛んで住民の車に傷がついたり、工事車両が敷地に無断で入ってくるなどの苦情がつづられています。
現場の向かいに住む住民は「この道路いっぱいに足場が倒れてきたこともありました。荒っぽい工事で、トラブルは起こるべくして起きたという感じでした」と話していました。
その後、工事は中断されて分譲は行われず、今は草木が生い茂っています。
さらに、盛り土から南に約6キロの上多賀地区の住民や市議会議員によりますと、この業者が平成19年から22年にかけて斜面の一画で行った造成工事の現場から、土砂が隣接する寺の敷地や道路に流出するようになったということです。
当時の写真には、墓地の通路一面に泥水が流れ、直径50センチほどの岩が転がっている様子が映っています。
土砂は、300メートルあまり離れた住宅街にまで流れ込みましたが、業者は復旧の要請に応じず、寺や消防団などが撤去したということです。
この問題は熱海市議会でも取り上げられ、市は、950万円の予算をかけて、土の流れを止める擁壁を造成地と寺の間に設けました。
ここでも工事は中断され、何も作られなかったということです。
寺の高杉伸道住職は「当時はお墓参りもできず、住民には迷惑をかけました。業者は何の責任も取らないまま伊豆山でも同じようなことをして災害を起こしたのであれば、許されざることだと思います」と話していました。
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