【徴用工問題】韓国で『でっちあげの徴用工問題』の韓国語版が売れているらしい
掲題の本は、昨年12月に李宇衍(イ・ウヨン)博士によって韓国語に翻訳され、出版されました。
韓国語のタイトルは『でっち上げられた、徴用工のいない徴用工問題』(날조한, 징용공 없는 징용공 문제)というもので、この本を出版したメディアウォッチの黄意元記者のFacebookによると、書店からの追加注文が入ったそうです。
黄意元記者は、自称元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)の証言の変遷を丹念に調べ上げて記事にした方ですが、おそらく、7日の判決の影響だろうと書いていました。
韓国内で「日本の主張と同じだ!」などと批判されているので、興味を持ったのでしょうか。
韓国人のほとんどは、「日韓請求権協定」を理解していません。2005年に盧武鉉政権が公開するまで読んだことがないのはもちろんですが、正しい解説がなされていないからです。
この本を読んで、どのような感想を持つのかは分かりませんが、良い傾向だと思います。
メディアウォッチは代表の邊熙宰(ビョン・ヒジェ)氏を始め、“行動するジャーナリスト”という感じです。
朴槿恵大統領の弾劾の原因の一つとなったタブレット端末が捏造だと告発したのもメディアウォッチで、そのため、裁判も起こされています。
メディアウォッチは西岡力教授の『でっちあげの徴用工問題』だけでなく、同教授の『よくわかる慰安婦問題』も既に出版しており、この本と同時に資料集として、朝日新聞の捏造記事の検証委員会の報告書(朝日が行った第三者委員会のものではなく、西岡力教授等が行ったもの)や、河野談話の検証レポートなどをまとめた本も出版しています。
次は、いよいよ秦郁彦教授の『慰安婦と戦場の性』を出版するそうです。
こうした本を次々と出版する意図を黄意元記者はこう語っています。
恐らく、次の大統領選挙は現在の野党(保守)側が勝つだろうが、そうすると、左派の容赦ない攻撃が始まる。その前に、韓国人を啓蒙する本を出しておく必要がある、と。
上記はFBにも書かれていたことですが、西岡力教授が動画でも語っています。
- 【西岡力】ソウル地裁が元徴用工の訴え却下!「反日種族」に異変?【WiLL増刊号#538】3:33~
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