【韓国の『国格』】G7の集合写真から南アフリカ大統領を切り取った韓国政府
いかにも『国格』を気にする韓国らしいことが起こりました。
韓国政府が、左端にいるはずの南アフリカの大統領を切り取った写真を公開したのです。
その画像のタイトルは「写真一枚で見る大韓民国の地位」。
韓国政府は否定していますが、恐らく、文在寅大統領がなるべく中央に来るよう、“邪魔な” 南アフリカ大統領をカットしたのでしょう。
これ以外にも、「G7での韓日会談開催合意 日本が一方的に取り消し」などという記事を聯合ニュースが出しましたが、日本の外務省は否定しています。そもそも、G7出発前から、韓国とは話す事は無いとして、会談の予定が無い事を発表していました。〔記事後述〕
こんな国とどうやったら外交などできるのでしょう。
以下、『朝鮮日報』(韓国語版)の機械翻訳です。
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https://www.chosun.com/politics/2021/06/14/IOC2HF7DIBAKBIFEC45Y6ZPFNQ/
「これが韓国の地位」G7写真から南アフリカ大統領を切り取った政府
キム·ヒョンウォン記者
入力 2021.06.14 12:13
オンライン上のコミュニティで「韓国の位相を見せようと首脳の写真まで捏造したのか」という指摘が提起されると、政府は14日、南アフリカ共和国の大統領が含まれた原本写真に一足遅れて変更した。出典:大韓民国政策ブリーフィングホームページ
政府が文在寅(ムン・ジェイン)大統領が参加する主要7ヵ国(G7)首脳会議広報の過程で集合写真から南アフリカ大統領の写真を切り取ったもので、14日分かった。 政府側はイメージ製作の過程でもたらされたミスという立場だ。 しかしオンラインコミュニティを中心に「首脳会談の写真まで捏造したのか」「文大統領を引っ張るための意図的な削除ではないか」などの批判が出ている。
政府側は今月13日、G7首脳会議で、英コーンウォール·カービスベイの二国間会談場で、文大統領をはじめ各国首脳らの団体写真をソーシャルメディア(SNS)や公式サイトなどに掲載した。 前列の中央に英国のジョンソン首相の両脇にエマニュエル·マクロン·フランス大統領と文大統領が立っている写真だった。
前列の両端には米国のバイデン大統領(右)、南アフリカのシリラマポマ大統領(左)も並んでいた。 しかし政府が当初配布した「写真1枚で見る大韓民国の地位」という広報ポスターには南アフリカ共和国のシリラマ大統領が削除された状態だった。 首脳会議の団体写真で一部の国の首班だけを切り取る行為は外交的欠礼だ。
政府の「写真一枚で見る大韓民国の地位」の広報ポスター。 このポスターで前列左に立っていた南アフリカ共和国のシリラマポサ大統領がカットされた。出典:大韓民国政策ブリーフィングホームページ
韓国政府は広報ポスターで「この写真は大韓民国の地位にある」とし、「われわれがここまで来た」と主張した。 続いて「偉大な国民と政府が共にしてきた血のにじむような努力の結果」と感激している。 すべて国民のおかげ」と付け加えた。 文大統領の後ろに2列目に菅義偉首相、ドイツのメルケル首相、カナダのジュスタン·トルド首相らが立っていたが、これが変化した韓国の品格を象徴するという趣旨だった。 SNSなどに広がった写真には「我が大統領、国の格を上げてくださってありがとう」「ほら、私の大統領だ」「韓国が今や世界でも一流になった」「文大統領のおかげで大韓民国が輝く」というコメントが書き込まれた。
パク·スヒョン青瓦台コミュニケーション首席が「一枚の写真の意味」とフェイスブックに掲載した掲示物からも南アフリカ共和国のシリラマポーサ大統領の姿が見えない。 波紋が広がると朴首席は同日、南アフリカ共和国の大統領が含まれた原本の写真に交替した。〔画像省略〕
スヒョン大統領府の疎通首席もフェイスブックにシリル・ラマフォル南ア共大統領が切られた写真を掲載し、"G7首脳会議招待国大韓民国のレベルと位相を百言の言葉よりも一枚の写真がもっと大きく言っている"、"G7首脳たちの間に文在寅(ムン・ジェイン)大統領の席が大韓民国の今日であり、後世大統領の座はさらに栄光だと確信している"と書いた。
しかし「写真原本」は外信を通じてすでに広く公開されていた。 政府が配布した編集本で南アフリカ共和国大統領が切り取られたことが確認されると、オンラインコミュニティを中心に「大韓民国の地位を際立たせるために南アフリカ共和国大統領を意図的に切ったのか」「捏造(ねつぞう)と扇動を持って来い」「南アフリカ共和国でもこうしているのか」という批判が提起された。 南アフリカ共和国のシリラマ·ポマ大統領が同席した各国首脳のうち、唯一の黒人であることから、人種差別になる可能性もあるという指摘も出た。
問題が大きくなると、文化体育観光部国民疎通室は同日、原本の写真に変えた広報物を再び掲載し、「イメージ制作過程でミスがあったため修正された、コンテンツ制作においてより慎重を期す」と述べた。 朴首席もフェイスブックに掲載した編集本の代わりに南アフリカ共和国大統領が含まれた原本写真を再び掲載した。
文化体育観光部国民コミュニケーション室の関係者も本紙の電話取材に対し、「デザイナーが写真を掲載する過程でよりよく見えるように編集したが、これをきちんとチェックできなかったミスがある」とし、「思慮深くなかった点を認め、ミスが見つかり、直ちに写真の交換に乗り出した」と話した。 その一方で、「文大統領を引き立たせようとしたのではなく、単なる制作上のミスだ」と指摘した。
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https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20210614001800882?site=lang_jp
G7での韓日会談開催合意 日本が一方的に取り消し=韓国当局者
2021.06.14 11:52
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と菅義偉首相が主要7カ国(G7)首脳会議に合わせ会談することで韓日両国が合意したが、日本が一方的に取り消したことが14日、分かった。
韓国の外交部当局者によると、両国は11~13日に英南西部のコーンウォールで開かれたG7首脳会議の期間中、略式会談を行うことで暫定的に合意していた。
同当局者は「われわれは最初から開かれた姿勢で日本側の呼応を期待した」として、「だが、日本側が(韓国軍の)恒例の東海領土守護訓練を理由に実務レベルで暫定合意していた略式会談に応じなかったのは残念に思う」と述べた。
韓国軍の東海領土守護訓練は「独島防衛訓練」として知られる。海軍と海洋警察の艦艇、航空機などを動員し1986年から毎年上半期と下半期に実施している。今年の上半期訓練は今週予定されている。
日本は韓国が独島防衛訓練を実施するたびに外交ルートを通じ反発してきたが、同訓練を理由に合意していた首脳会談を取り消したことについては納得できないとの指摘が出そうだ。
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の公式ホームページの日本地図に独島を表示した問題で両国の対立が再燃しているが、過去から存在してきた問題を理由に首脳間対話をキャンセルすることは非常識な対応といえる。
新型コロナウイルスへの対応などが批判を受け、支持率が低迷している菅首相が政治的な考慮で韓国との対話より批判に集中しているとの見方が出ている。
韓国政府は両首脳の会談を実現させるため、相当な力を入れてきたようだ。時間と同席者数に制限がある略式会談では踏み込んだ議論はできないが、昨年9月の菅首相の就任後、初めての対面会談という意味があるためだ。すぐには実質的な進展は見られないものの、会談で韓国政府が問題解決への意志を伝え、首脳間の信頼関係が構築されれば、今後の外交当局間の協議にもプラスの影響を与える。
日本が会談の取り消しを通知した時期は明らかになっていないが、韓国は最後まで期待を捨てなかったようだ。
文大統領は英国を離れる際、自身の交流サイト(SNS)に「韓日関係で新しい始まりになり得る大切な時間だった」としながらも「会談につながらなかったことを残念に思う」と書き込んだ。
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