【尖閣諸島】尖閣出漁の寄付(クラウドファンディング)に1700万円超集まる
石垣市の漁師でもある仲間均市議が、尖閣諸島海域での動画配信を含めた諸経費を、400万円を目標にクラウドファンディングで募ったところ、現時点(2021/06/13 8:43)で1700万円を越えました。(募集は6月30日まで)
- クラウドファンディングのサイト: 【尖閣諸島】日本の領土・領海である尖閣諸島で安全に漁がしたい
- 仲間均ちゃんねる: https://www.youtube.com/channel/UCkJG0fqioaRa6MW4YrjjwGw
仲間氏が撮影した動画は、しばしばニュースなどに使われています。
影響力のあるYouTuberなどが広報した結果でもありますが、この数字は、尖閣に関して弱腰な国に対する失望感の表れでもあると思います。
以下、八重山日報の記事を引用します。
◇ ◇ ◇ ◇
https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/15849
尖閣出漁、寄付1500万円超 仲間市議「国民の思い感じる」
2021/6/13
(前略) 「微力ながら応援しています」「日本国民のため頑張ってください」「自分の国は自分で守る。この当たり前の覚悟を多くの日本人が持つことで、この国はきっと変わると信じます」―。クラウドファンディングのサイトには、12日午後11時半ごろ、寄付者による1390件以上の応援コメントが並ぶ。
寄付は全国から集まり、寄付額は1人5000円~1万円がほとんどだが、中には100万円を出した人もいた。(中略)
1995年、尖閣諸島に初上陸してから26年。政府による上陸禁止後も「尖閣周辺で漁をすることが領土を守ることにつながる」という信念から出漁を継続し「パトロール」と称して航行する中国海警局船と対峙している。
石垣島から尖閣諸島まで約170㌔。1回の漁で燃料費、エサ代、氷代など20万円以上の費用がかかる。海警局船は尖閣の中国領有権を主張するため、接近や追尾などで日本漁船の操業を故意に妨害しており、水揚げができないと赤字に陥ることも珍しくない。
尖閣海域で漁をする漁業者は近年、激減しており、石垣島でも仲間氏を含め数えるほど。仲間氏は9日にも石垣港から尖閣を目指したが、エンジントラブルで帰還。相当な額の修理代を覚悟したところだったという。
クラウドファンディングは、スタッフに勧められ初めて取り組んだ。漁の様子を全世界に中継することで、日本漁船に迫る海警局船の動きをけん制する狙いがある。
寄付額は目標の400万円を開始から2日でクリアし、1千万円を超えたあとも分単位で伸び続けた。スタッフも「予想外の反響」と舌を巻く。尖閣情勢に危機感を抱く国民がサイレント・マジョリティ(物言わぬ多数派)であることを物語る。
寄付者の熱い思いを背に、仲間氏は8月ごろ、機材をそろえて尖閣海域に出航する。
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記事にもあるように、現在、政府関係者以外の尖閣への上陸は国が許可せず、石垣市が命名した字名「登野城尖閣」を示す行政標識を設置する為の上陸もさせてもらえません。
また、チャンネル桜の水島社長が所有する漁船での漁も、漁業従事者の資格を持つ者が乗船しているにも関わらず、遊覧客のような扱いをされ、海上保安庁が邪魔をして20海里外に出ることもできません。毎回、一緒に出航した、漁師だけが乗る漁船のみ漁をして、その様子を撮影、チャンネル桜で公開しています。
これらは中国大使館の指示に従っています。
そして、こうしている間に、毎日のように中国海警の船が我が物顔でパトロールしています。
実は、魚釣島には灯台(もどき)が設置されており、定期的に海上保安庁がメンテナンスをしていますが、この行動は一切公表されないため、唯一、日本の実効支配を誇示できる方法は、漁師がそこで漁をし、動画を公開することだけになっているのです。
以下は、尖閣ツツジさんのツイートより画像をお借りします。
@SenkakuTsutsuji
1969年の中国の地図。産経から。1970年に初めて尖閣や魚釣島の地名を考察した論文が出ます。石油欲しさに領有を主張し始めた当初、中国は地名由来に頭が回らなかったのです。
「尖閣」は沖縄県立師範学校教諭の黒岩恒先生の命名ですので、中国が使うのはおかしいです。
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