玉城デニー沖縄県知事のツイート『山の神』
Twitterで玉城デニーのツイートがトレンド(話題)になっていたので、調べてみると、既にツイートは削除した後でしたが、画像を見つけました。
それがこれ。
ほとんどは、このご時世(コロナ禍)で、BBQをすることに対しての批判ですが、『山の神』という表現に噛みついている人が結構いたのです。ジェンダー界隈ならまだ分かるのですが、そうじゃない人達も。
山の神とは「長年連れ添って(つまり古くなって)口やかましくなった妻」のことで、例えば、「もう一件飲みに行かない?」-「いやぁ~、うちの山の神がうるさいから、今日はこれで帰るわ」みたいな会話で使われます。
要するに「恐妻」(妻の勢いに押されて、いつも妻の思わくを恐れ気にする、夫の態度。「―家」)。
これを「女性を侮辱する表現」と批判しているようです。確かに「妻」の「卑称」(「尊称」の反対語)ではあります。
まあ、何の脈絡も無く「山の神」を使うデニーの言語感覚もちょっと変ですが、「親父ギャグ」みたいなもので、自分の妻を貶めてると同時に、自虐的な言葉でもあるわけです。
ちょっと面白かったのでエントリーにしました。
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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/749601
「山の神」は妻を卑しめる呼び方との指摘も 玉城デニー知事のツイートに驚く識者
2021年5月7日 15:54
沖縄県民に新型コロナウイルス対策を求めてきた玉城デニー知事が、ゴールデンウイーク中にバーベキューをしたと受け取られるツイートをしていた。県の要請を受けて時短営業している飲食店や感染対策のために飲み会を自粛している県民から、批判の声が相次いだ。
(中略ー飲食店業など、バーベキューを批判したり擁護する街の声を紹介)
県専門家会議のメンバーの一人は「感染リスクがある行動だったかどうかが重要。参加時間が短いなどリスクが少ない場合でも、県民から誤解される可能性がある。気を付けてほしい」と話した。
玉城知事はツイートの中で、妻を指す卑称とされる「山の神」という言葉も使った。女性史家の宮城晴美さん(71)=那覇市=はどういう意図で投稿したのか分からないとした上で「かつて男尊女卑で使われていた言葉で前近代的だ。知事という公の立場の人が使うのにふさわしくなく、驚いている」と語った。
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