【また朝日か】朝日新聞、元記者・植村隆氏の最高裁敗訴の記事でまた捏造記事【月刊WILL/西岡力・麗澤大学教授】
既にご存知の通り、櫻井よしこ氏の裁判に続いて、元朝日新聞記者・植村隆氏が西岡力・麗澤大学教授を名誉毀損で提訴していた裁判で、原告側の敗訴が決定しました。
しかし、それを報じる朝日新聞の記事が捏造であることが判明しました。そのことを『月刊WILL』のYouTube番組で西岡氏が指摘しています。
以下は問題の朝日の記事(web版)です。
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https://www.asahi.com/articles/ASP3D63DVP3DUTIL02X.html
慰安婦報道訴訟、元朝日記者の敗訴確定 最高裁
阿部峻介
2021年3月12日 18時36分
韓国人元慰安婦の証言を書いた1991年の朝日新聞記事を「捏造(ねつぞう)」と記述され名誉を傷つけられたとして、元朝日新聞記者で「週刊金曜日」発行人兼社長・植村隆氏が、西岡力(つとむ)・麗沢大客員教授と「週刊文春」発行元の文芸春秋に賠償などを求めた裁判で、最高裁第一小法廷(小池裕(ひろし)裁判長)は植村氏の上告を退けた。名誉毀損(きそん)の成立を否定した一、二審判決が確定した。11日付の決定。
東京地裁は、日本軍や政府による女子挺身(ていしん)隊の動員と人身売買を混同した同記事を意図的な「捏造」と評した西岡氏らの指摘について、重要な部分は真実だと認定。東京高裁は指摘にも不正確な部分があると認めつつ、真実相当性があるとして結論は支持していた。(阿部峻介)
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問題は黄色く網かけした後半部分。
まるで、1審(地裁)で認定されていた(西岡氏の指摘の)『真実性』が、2審(高裁)では一段下がって『真実相当性』にされたかのような書きぶりです。
しかし、実際には重要な部分(下図の3点)についての判断は一貫しており、最高裁では控訴を棄却したので、そこでも維持されています。
また、朝日は他人事のように報道していますが、当時、植村隆氏は朝日の記者として、朝日の慰安婦キャンペーンの一環として問題の記事を書いたわけで、これは朝日の問題です。
一連の慰安婦報道を誤報と認めて訂正した2014年8月5日の特集では、「植村氏の記事には、意図的な事実のねじ曲げなどはありません。」(下図:訂正記事(部分)参照)としたままです。(全文はこちら/8月5日の特集全体はこちらのエントリー参照)
西岡教授の仰るとおり、「事実のねじ曲げはなかった」という朝日の立場を守るために、「西岡教授の論評にも誤りがあり、真実とまでは言えない」という印象操作をしたかったのでしょう。
朝日新聞はあらためて「事実のねじ曲げがあった」ことを認めて謝罪すべきです。
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