【慰安婦論文】VANK始動、ハーバード大学の韓国人学生が抗議声明(但し、証拠無し)
ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文『太平洋戦争における性サービスの契約』に関するブログを書いてきたので、続報として記録しておきます。
いつもように、VANK(Voluntary Agency Network of Korea)が動き出し、ハーバード大学のロースクールの韓国人学生団体が抗議声明を発表しました。
下はVANKが作ったデジタルポスター。こういうのをSNSで拡散しているようです。(「COPY」という透かし文字はブログ主が入れました)
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下は、ハーバードの学生の抗議声明を伝える韓国KBSの記事(原文韓国語/ハーバード韓国人学生、'慰安婦は売春婦'教授の糾弾声明)。訳は5chのスレッドからお借りしました。
http://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=5112629&
米国ハーバード大学の韓人(コリアン)の学生が、日本軍慰安婦は公認の売春婦だったと主張した、ハーバード大学ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授を糾弾する声明を出しました。
ハーバード大学ロースクールの韓人生徒会(KAHLS)は4日(現地時間)、「人権侵害と戦争犯罪を意図的に削除したことを強く糾弾する」と批判しました。
これらは、「ラムザイヤー教授の主張は不正確で事実を誤魔化している」とし、「 “確かな証拠もなく、政府が女性に売春を強制していない” と主張した」と述べました。
また、「ラムザイヤー教授が歴史的事実を忠実に提示しなかったという点は、論文の参考文献だけを見ても分かる」とし、「このテーマに関し、豊富な資料である韓国の観点と学界の著作について、彼は研究でほとんど言及していない」と説明しました。
続けて、「ラムザイヤー教授はUN(国連)や国際アムネスティなど、国際機構の幅広い学問資料も無視している」とし、「これらの機構は日本政府が慰安婦女性を脅迫、拉致、強制したという事実を発見した」と付け加えました。
声明にはハーバード大学ロースクールの中国法学(法律学)生徒会(CLA)、ハーバード大学アジア法学生徒会(HALS)など、合計6つ団体が共同署名しました。
これに先立って日本の産経新聞は、朝鮮人や日本人の慰安婦が全て公認されていた売春婦という見解を盛り込んだラムザイヤー教授の論文内容を公開しています。
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この件についてはシンシアリーさんがブログにも取りあげていますが、その中で引用している『ソウル新聞』にはこのような“証拠”も掲示されていました。(ブログタイトル『ハーバード大学韓人学生たち、ラムザイヤー教授を糾弾する声明・・中国人学生も加勢』)
写真は、日本軍'慰安婦'被害者の故キムファソンおばあさんが
慰安所に連れていかれる前の姿を表現した美術作品。
国家記録院提供
学生達は“韓国側の豊富な資料”を全く参考にしていないと怒っているようですが、こういうのを資料と言われても...w
それにしても驚くのが、法律を専攻している学生が、論文に対して実証的に反論することなく、“声の大きさ”で封じ込めようとしていることです。所謂「声闘」というやつですね。
尤も、日弁連を見たら、同じようなものか。
おそらく、3月にラムザイヤー教授の論文を掲載する予定の雑誌にも圧力をかけていることでしょう。
論文自体は既に有料で公開($35.95)されているわけですが、出版まで目が離せません。日本よりもリベラルが強いアメリカでは、以前、秦郁彦氏の『慰安婦と戦場の性』を英訳したジェイソン・モーガン麗澤大学准教授が、出身大学(ウィスコンシン大学)の自身のウェブサイトに業績としてこの本を掲載したら削除されたことがあります。
ウィスコンシン大学のウェブサイトでは、OBが業績などを掲載できるページがあるらしく、このエピソードは、数年前にチャンネル桜の『大きな輪』という番組で語っていました。(但し、我那覇真子氏の対談番組なので既に動画は消されていると思います。)
下は、月刊WILLの動画です。
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