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2020/09/03

【軍艦島】韓国と反日メディアが目の敵にする産業遺産情報センター【虎ノ門ニュース(2020/09/01)】

先日の虎ノ門ニュース『【DHC】2020/9/1(火) 百田尚樹×西岡力×加藤康子×居島一平【虎ノ門ニュース】』の火曜特集『「端島(軍艦島)の真実」』というコーナーがあり、産業遺産情報センター長の加藤康子氏を迎えて、韓国や日本の反日メディアの妨害活動について解説されました。加藤氏は明治の産業革命遺産の価値を15年の歳月をかけて一人で研究し、世界文化遺産登録に尽力した方です。

その内容をテキスト化しておこうと思います。

なお、加藤康子氏はこの回の内容を更に詳しく書いた論文を月刊Hanada2020年10月号に『記者か、活動家か 朝日、毎日が目の敵にする産業遺産情報センター』というタイトルで寄稿されています。

動画の中では日本政府(外務省)が朝鮮半島労働者に関する表現で韓国政府に妥協したことも語られますが、結局これで、韓国がいつまでも軍艦島に粘着し、これを利用して映画を作成したり、プロパガンダに利用されるという、いつものパターンに陥ったことが分かります。

以下、文体を変えます。

 

* * * *

 

◆産業遺産情報センターについて

2015年、『明治日本の産業革命遺産(製鉄、製鋼、造船、石炭産業)』が世界文化遺産に登録され、ICOMOS(イコモス)からの勧告で歴史全体を理解できる施設として産業遺産情報センター)が設立。(『明治の産業革命遺産』HP

※新宿区若松町19-1 総務省第二庁舎別館/最寄駅:都営大江戸線「若松河田」徒歩5分/現在完全予約制

 

20200901_tora8_gunkanjima01

 

第1ゾーン(導入展示)では世界文化遺産に登録されるまでの経緯、第2ゾーン(メイン展示)産業国家への軌跡、第3ゾーンは資料室として、端島(軍艦島)の元島民の証言映像や当時の資料を見ることができる。取材者は第1ゾーンや第2ゾーンを飛ばして、第3ゾーンに直行し、現在、1日30名の予約はほとんど韓国や日本のメディア(朝日、東京、毎日、週刊金曜日、etc.)で埋まっているという。

 

(発言内容敬称略)

西岡力(以下、西岡): 7月9日には朝日が『世界遺産対立 負の歴史見つめてこそ』と題する社説(後述)を書き、そこには「朝鮮半島出身者の労務動員に暴力を伴うケースがあったことや、過酷な労働を強いたことは当時の政府の公文書などで判明しており、日本の裁判でも被害事実は認められている。」と書かれていた。

加藤康子(以下、加藤): これに驚いた元島民の方々から加藤氏に連絡があり、三菱マテリアルに確認したところ、裁判事例はないとの回答(※)。公文書に関しては朝日から回答があり、「一般例にはあるが、端島についての公文書はない」とのことだった。

※「軍艦島の真実」公式サイト:三菱マテリアル回答書

 

朝日の社説にはすり替えがある。この産業遺産情報センターは明治の産業革命遺産の展示館であり、端島はその内の一つだが、朝日は「戦時労働者(韓国が言うところの「徴用工」)」全般の事を書いている。

これは明らかな嘘である。加藤氏によると、この社説は島民の証言を展示した後に書かれ、証言に対する反論のつもりなのだろうとのこと。

 

◆韓国メディアの批判

聯合ニュース(2020年3月30日)「明治産業遺産は歴史歪曲」 韓国市民団体が周知活動へ

  • VANK 日本の近代産業施設遺産の歴史歪曲を告発する
  • 軍艦島では1943~1945年、500~800人の韓国人が強制労働を強いられ122人が死亡した

SBS(2020年6月14日)

  • 強制徴用犠牲者を記憶するという約束を裏切り、歴史を歪曲する
  • 軍艦島では1943~1945年~(以下、聯合ニュースと同様)

 

加藤: 彼等が出典としているのは、岡正治氏(長崎の私設博物館「岡まさはる記念 長崎平和資料館」※の牧師)。「1943~1945年に122人が死亡した」と書いているが、実際は、1943年に坑内事故で亡くなった半島出身者は5名、44年も5名、坑外が2名、45年は2名しかいない。

※「軍艦島の真実」公式サイト: 岡まさはる記念 長崎平和資料館パンフレットを検証する

 

西岡: 炭鉱労働は危険なことは確かだが、その分、給与が高かった。これは市場原理であって、そのために危険でも働きたいという朝鮮人が多かった。強制的に連れてきた等というのは全くの嘘。
終戦時、200万人の朝鮮人が日本にいた。その内43万人だけが戦時動員(官斡旋、募集、徴用/それ以外の157万人は出稼ぎ移住者やその家族、或いは動員で来て逃げた労働者)だった。当時、日本は、許可無しに来た朝鮮人を送り返していた。農民が多かったので、炭鉱は嫌がり、4割逃げたという数字がある。しかし、逃げただけで他の職業に就いた。つまり、賃金の高い日本に来たかったのだ。

 

20200901_tora8_gunkanjima03

孔柄浩氏TV:国史教科書研究所・金柄憲所長との対談動画
(채널fujichan)

 

◆日本のメディアの批判

20200901_tora8_gunkanjima04

 

西岡: (毎日の記事は)ソウル特派員もやった韓国の専門家。しかし、韓国の専門家なら韓国の立場で物を言うのか? 日本の施設なのだから、日本の立場で見て正しい証言を展示するのが当たり前。彼は誰々の証言を入れたら韓国が納得すると言ったそうだが、韓国が納得することが基準では無い。日本にとって都合が悪くとも、真実なら展示するわけですよね?

加藤: はい

西岡: 被害者は端島の島民の方(ほう)だ。差別をしてないのに差別したとか言われているのだから

 

20200901_tora8_gunkanjima05

中村陽一さん(VTR): (「朝鮮人の方が強制労働で苦しめられたという主張があるが、そういう事はあったのか?」の問いに)韓国が言っていることはみんな嘘。軍艦島ではありえません。朝鮮人にも徴用令が出され、来た人が端島の中で一緒に生活する。東京ドームの1.3倍しかない島で5千人いた。そこで、方や強制労働、方や家族と一緒に生活。そんなことができますか?

 

20200901_tora8_gunkanjima06

YouTube『軍艦島の真実』:端島元島民 鈴木文雄さん(ハングル字幕付き)

 

加藤: この証言ビデオを公開することで、息子さんから『今まで同胞のために尽くしてきて築いたものを全て失うかも知れない』と助言されたが、『真実を語らなくてはならない』と証言して下さった。

西岡: 残念ながら、(鈴木さんは)裏切り者と呼ばれている。

 

◆端島(軍艦島)における捏造の強制労働は「島民に対する人権侵害」

加藤: 南ドイツ新聞(※)では中国人と朝鮮人1千人が殺されて海と廃坑に投げ捨てたというデマを書かれ、元島民の方々は自分達の親や親戚が殺人者か、と嘆き、怒った。(日本政府ではなく加藤氏らが反論して、現在は一文はweb記事から削除されている)

※「軍艦島の真実」公式サイト:南ドイツ新聞への抗議文と回答(回答には現状維持とすると書かれている)

 

◆世界文化遺産登録までの流れと妨害活動

2015年6月21日
岸田文雄外相と韓国ユン・ビョンセ外相(朴槿恵政権)の会談で日韓の世界文化遺産登録の協力を確認

6~7月
会談で協力を確認したにも関わらず、韓国がディスカウント・ジャパン運動で各国を回る

6月30日
委員国が滞在(ドイツ・ボン)するホテルのシンポジウムで日本人左派活動家・矢野秀喜氏がプレゼン

7月5日
世界遺産登録決定

  • 韓国の世界文化遺産候補が先に日本も賛成して登録決定
  • 日韓協議とドイツ議長の裁定で、ユネスコ代表部大使・佐藤地(くに)氏が「その意に反して連れて来られ、厳しい環境で働かされた(forced to work)朝鮮半島出身者がいた」と発表し、世界産業遺産に登録された
  • 韓国の猛反対で委員国の祝福さえ許されなかった

7月6日
南ドイツ新聞による衝撃の捏造報道

【その後の日本国内の動き】(ブログ主追記)

7月10日
自民党外交部会などの合同会議では、日本政府代表の対応への不満が相次ぐ

→安倍晋三首相は10日の衆院平和安全法制特別委員会で「明治日本の産業革命遺産」に関して、植民地時代の朝鮮半島出身者の「徴用」は国際条約が禁じる強制労働にあたらないと強調

7月15日
自民党の外交部会などの合同会議で「強制労働を認めたと誤解された」として、日本の主張をわかりやすく伝えるべきだとの意見があがる

7月17日
自民党の「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」(委員長・中曽根弘文元外相)は歴史認識をめぐる対外発信の強化などを政府に要望する提言をまとめた 

 

加藤: ディスカウント・ジャパンは端島を「アウシュビッツ」と同じイメージにするという戦略でやられた。
世界遺産に相応しいかを検証する審査機関はICOMOS(イコモス)という団体で、世界各国の委員が資料を査定する。審査期間中に審査員にアプローチすることは禁止されているが、韓国政府は全委員に登録させないよう説得して回った。
イコモスの審査員は世界遺産委員国の委員とはまた別で、イコモスの審査員はそれだけの反対運動があっても、パーフェクトで登録勧告を出してくれた。
それを承認するのは世界遺産委員国の委員で、今度はこの国を韓国はくまなく回った。市民団体はもちろん、外務大臣や大統領が活動した。

 

市民団体が作成したパンフレットの一部(表紙〔部分〕)

20200901_tora8_gunkanjima10

 

加藤: 2015年にドイツで開催された世界遺産委員会ではポーランドの代表が「この世界遺産委員会は政治に汚染されている」と韓国のロビイングを激しく批判、イコモスの会長も「日本に同情する。良く耐えられる。韓国政府は審査委員全員を反対書面をもって訪問した。ルール違反だからやめてくれとお願いしたが。早くこの世界遺産委員会が終わって欲しい。韓国ロビーは耐えがたい。
一方、委員国は日本政府にも「何も対応せず、韓国を止められない」と辟易していた。
ドイツは完全に韓国の主張に乗ってしまっていた。日本とドイツをパラレル(同様)だと言い、アウシュビッツの例を持ち出したので、「That's unique to Germany(それはドイツ固有のことだ)」と反論した。しかし、日本政府は何もしなかった。
新たな世界遺産が登録されることは委員会にとっても成果であり、喜ばしい事。それなのに、韓国の反対し、議長がそれに乗ってしまい、祝福ができなかった。
投票に持ち込んでも勝てた(登録された)と思う。しかし、日本政府は戦うことを避けた。

西岡: これは「河野談話」と似ている。 日本の官僚はこれは奴隷労働を認めたのではなく、本人が嫌だと言ってるだけなんだというふうに読めるように作ってあると言っているが、それなら、奴隷労働では無かったということを入れるべきだった。こういうことをしたら国際社会は誤解する。
ただ、一つだけ外務省に同情するのは、学者の9割は強制労働だと言っている。
韓国は2005年に国策研究所を作って、学者を集めて広報の材料を作っている。英語のパンフレットを作ってる。嘘が多いがが、そういうことをやってる。しかし、日本にはそれが無い。

加藤: ドイツで日本の活動家の矢野氏が端島を「地獄島」だと言ってプレゼンをしたが、矢野氏自身は1度も軍艦島に行ったことがないと、最近初めて分かった。全く端島を知らない人達の論が主流になってしまった。

西岡: しかし、このセンターは日本の統治全体に関して、アウシュビッツとは違うということを説明してくれた。その意味で非常に心強い。

 

20200901_tora8_gunkanjima11

松本さん(VTR):日本政府もなんとも腰の弱い外交をやるもんかなぁと(思った)。一方的に、抑圧されたような印象を受ける宣伝をされとると。そういうようなものを的確に打ち消すような、日本政府の努力がやっぱり足りなかったと。全能力を傾注して向こうと対等に議論することはする、主張することはする、認めることは素直に認めると、そういうような会議のルールを全うすれば、ああいう無様なことは起きないと思う。


加藤: 松本さんのところを訪れた時、ものすごく怒られた。世界遺産を登録するために端島をこんな風に辱めてって、怒られた。

 

* * * *

 

ブログ主註:日本政府の妥協は、『 日韓、最後に決裂回避 世界遺産登録/「徴用工」表現、ぎりぎりの着地』(日経 2015/7/7)によると、以下のような経緯だった。

外務省幹部によると、岸田文雄外相は2日、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と非公式の電話協議に臨んだ。岸田氏は、世界遺産委員会で元徴用工について「強制労働」を意味する「forced labour」ではなく、「forced to work(働かされた)」との表現を使うと伝えた。尹氏は「日本がそういう発言をしたからといって国内の裁判で利用することはない」と答えたという。外務省側は徴用工の表現ぶりで合意したと受け止めた。

だが4日の世界遺産委の直前になって問題が再燃。韓国が同委の場で「forced labour」を使おうとしていたからだ。首相周辺は「外務省の詰めが甘かった」と指摘する。日本側は慌てて翻意を促し「受け入れないと日本は徴用工に言及しない」と迫り、4日の遺産委審議を延期し説得した。

韓国側も最後は受け入れた。日本政府代表は5日の遺産委で、元徴用工に関し「意思に反して連れて来られ(brought against their will)」「厳しい環境の下で働かされた(forced to work under harsh conditions)」と発言。韓国政府代表はこれを引用し「最大限重視する」と述べた。

 

20200901_nikkei_gunkanjima

 

なお、韓国や反日メディアがこの「産業遺産情報センター」に粘着する理由は、下記の記事にヒントがありそうです。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60705640T20C20A6FF8000/
韓国、軍艦島展示で世界遺産取り消し要求 ユネスコに
2020/6/23

【ソウル=恩地洋介】韓国外務省は23日、康京和(カン・ギョンファ)外相が22日、日本の世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の登録取り消しを求める書簡を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のアズレ事務局長宛てに送ったと明らかにした。登録取り消しの検討を要請し、日本に後続措置の履行を促す決定文が世界遺産委員会で採択されるよう協力を求めた。

韓国政府は、産業革命遺産の全体像を紹介する「産業遺産情報センター」での軍艦島に関する展示を巡り「歴史的な事実を歪曲(わいきょく)した内容が含まれる」などと反発している。日本政府は「世界遺産委員会の決議や勧告を真摯に受け止め、約束した措置を誠実に履行している」(菅義偉官房長官)との立場だ。

産業革命遺産が2015年に世界遺産に登録された際、韓国は軍艦島に関し「戦時中、朝鮮半島出身者が強制的に働かされた」として登録に反対。日本政府は「犠牲者を記憶にとどめるために適切な対応を取る」と表明し、韓国側も登録に同意した。

 

この頃、韓国メディアがしきりと「日本は約束を守っていない」と書き立てていました。

上の記事から感じ取れるのは、韓国側に「日本は軍艦島の『負の側面』も展示しろ」と言われ、韓国側にとっては「する」ともとれるような返事をしたのではないかと思います。もちろん、ないものは展示できないし、韓国の意向に沿った嘘の展示をしろと言っている訳ではありませんが、世界遺産登録に尽力した人達の努力を蔑ろにして、その場逃れの玉虫色の回答をしたとしたら...。

結局、韓国が騒ぎ出してから、「何か約束をした」ことを窺わせる発言が出てくるのですから、不信感を抱くのは当然です。日本人こそ、日本の外務省なんて信用していませんから。

 

* * * *

 

【朝日新聞社説】

https://www.asahi.com/articles/DA3S14542366.html?iref=pc_rensai_long_16_article
(社説)世界遺産対立 負の歴史見つめてこそ
2020年7月9日

 国としての対外的な約束は誠実に守る。日本が求めてきた、この原則を自ら曲げるようでは信頼は築けまい。

 5年前に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」に関する展示をめぐり、日本と韓国の間で摩擦がおきている。戦時中の徴用工の説明について、日本側が十分な対応をしていないからだ。

 登録時、日本政府の代表は世界遺産委員会で「意思に反して連れて来られ、厳しい環境の下で働かされた多くの朝鮮半島出身者らがいた」と言明した。その上で施設の設置など「犠牲者を記憶にとどめるための適切な措置」をとる方針を示した。

 ことし東京都内の国有地で開館した「産業遺産情報センター」がそれに当たるが、展示の一部に韓国側が反発している。

 登録時の日本代表の発言や、徴用に至る制度的な経緯などはパネルで示されているが、問題とされるのは当時についての証言を紹介する部分だ。

 軍艦島と呼ばれる長崎県・端島にあった炭鉱の元住民らが、朝鮮半島出身者への差別などなかった、と語るインタビューが流されている。

 センターによると、証言は今後も増やす方針だが、これまでに面談した元住民らからは差別や虐待の事実を認める証言はなかったとしている。

 当時を知る人びとの証言が、貴重な価値をもつのは論をまたない。しかし、個々の体験の証言を取り上げるだけでは歴史の全体像は把握できない。

 朝鮮半島出身者の労務動員に暴力を伴うケースがあったことや、過酷な労働を強いたことは当時の政府の公文書などで判明しており、日本の裁判でも被害事実は認められている。

 そうした史実も十分説明し、当時の国策の全体像を叙述するのが、あるべき展示の姿だろう。センターは有識者との会合を経て展示を決めたというが、現状では、約束した趣旨を実現しているとは言いがたい。

 最近は、世界的な遺産の認定に政治的思惑が絡むケースが目立つ。そのため「世界の記憶」(旧・記憶遺産)は、当事者間で意見がまとまるまで審査を保留する制度に改められた。

 遺産の価値が世界に認められたからといって、特定の歴史認識にお墨付きが出るわけではない。どの国の歩みにも光と影があり、隣国関係も複雑だ。明暗問わず史実に謙虚に向きあい、未来を考える責任があるのは、日本も韓国も同じだろう。

 明治以降の日本は多くの努力と犠牲の上に、めざましい工業化を遂げた。負の側面には目を向けないというのなら、遺産の輝きは衰えてしまう。

 

 

  


 

 

 

 

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