【韓国】韓国人学者の直言「日本は資産10兆円を譲った」【文藝春秋】
『文藝春秋』9月号に『李大根/徴用工に日本が保証する理由はない〈韓国人学者の直言「日本は資産10兆円を譲った」〉』(聞き手・黒田勝弘)という李大根(イ・テグン)教授のインタビュー記事が掲載されました。
李教授はニューライト(新保守運動)の安秉直(アン・ビンジョク)教授とともに落星台経済研究所を創設した方で、落星台経済研究所には『反日種族主義』の「徴用工(朝鮮半島出身労働者)」の項を担当された李宇衍(イ・ウヨン)氏が研究員として所属しています。
この記事は一部、web上でも『遂に現金化へ…「徴用工に日本が補償する道理はない」韓国人学者の直言』というタイトルで公開されており、全文を読みたければ、記事単体でも購入することができます。
以下は目次で、無料で読めるのは「日本は韓国を「収奪」したか?」の途中までです。
- 協定内容を歪曲している
- 日本が朝鮮に残した52億ドル
- 韓国急成長を支えた帰属財産
- 日本は韓国を「収奪」したか?
- 没収した財産を韓国に与えた
- スターリンは帰属財産を残した
- 植林と教育に尽力した日本人
- 政治に翻弄される日韓の歴史
李教授は韓国の一般的な歴史学者とは異なった主張をしており、2018年の所謂「徴用工裁判」の大法院判決も批判しています。2015年には敗戦時に日本人が朝鮮半島に残した「帰属財産」に関する総合的な研究書である『帰属財産研究』という本を上梓されています。
ブログ主が先日読んだ『反日への最後通告』(池萬元著)でもこの本について言及し、内容を要約していますが、終戦後、株式会社級の大部分は朝鮮人の元従業員などに安価で売り飛ばされたもので、今日の韓国の大企業はほぼ元は日本企業です。
上記本からごく一部をご紹介すると、
「昭和麒麟ビール」は当時の朝鮮人管理人に払い下げられ、現・斗山グループの「OBビール」に、「サッポロビール」は明成皇后(=閔妃)の姻戚に売り渡されて「朝鮮ビール」(→ハイトビール)に。「鮮京織物株式会社」は工場の生産管理責任者が譲り受けて「SKグループ」の母体へ...。
従って、もし、大法院判決で言うように、“不当な”日本統治時代に朝鮮人を働かせた新日鉄住金のような企業が「戦犯企業」なら、これらの企業も戦犯企業ではないでしょうか。
李 「帰属財産」は、終戦後に韓国に進駐し軍政を敷いた米国当局が定めた用語ですが、その後、韓国では反日思想の影響を受け、「敵産」と呼ばれています。終戦時、日本人は政府(総督府)や軍関連など公的な資産だけではなく、民間企業や家屋などの個人資産を含め、莫大な帰属財産を韓国に残したまま帰国させられました。統計資料によると当時の朝鮮半島全体での資産のうち、およそ80~85%が日本人の資産だったとされています。
黒田 日本製鉄だって朝鮮半島に莫大な資産を残しています。先生の本を読んで、日本製鉄からすれば、「われわれが韓国に置いてきた資産で補償すればいいじゃないか」という考え方もありうるのではないかと感じました。それにPOSCOだって70年代に新日鐵の協力で誕生した企業ですしね。過去の補償問題など韓国側で処理すればいいのであって、なぜ今さら日本に要求するのかおかしいと思うでしょう。
李 おっしゃる通りです。いまになって日本企業の財産を差し押さえて、それでもって徴用工に補償するというのは筋が通らない、とする主張は十分に理解できます。終戦後に接収された日本企業は2300社を超え、日本人が朝鮮半島に残した資産総額は米軍当局などの試算では当時の通貨で52億ドルです。工業化が進んでいた北朝鮮に29億ドル、南朝鮮(韓国)は23億ドルという内訳です。
記事のタイトルにある「日本は資産10兆円を譲った」の10兆円は「帰属財産」の額を現在の価値に換算したものです。
文在寅やその周辺の従属左派は、しきりに「積弊清算」をいい、李承晩大統領の時代に「親日派」を完全に精算しなかったことで李承晩を親日派呼ばわりし、また、財閥を親日派政権との癒着で成長したと批判しますが、本当に積弊清算をするつもりなら、現在の韓国経済の基盤はほとんど捨てないとなりません。「NO JAPAN」を叫びながら、捨てるものはせいぜいジェットストリームのボールペンとか、安価なユニクロの服の不買程度です。
web上でよく韓国人は「日帝時代のものは朝鮮戦争で破壊されたから、戦後の韓国経済には寄与していない」というようなことを嘯(うそぶ)いていますが、たとえ、建造物などが物理的に壊れたとしても、技術やノウハウといったソフトウェアは残ったはずです。こうしたものは金額には換算できません。
ブログ主は話の種にこの記事を購入してみましたが、有料部分に、李教授の『帰属財産研究』はメディアに完全に無視されたそうです。著者の写真も撮影してインタビューもしたのに、その記事はボツになっていたとのことです。
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