【韓国】韓国の教科書に日本統治時代の「徴用」はどのように記述されているか
以前のエントリーでご紹介した宮本さんが日本語字幕をお付けになった動画の続き(No.3)です。
今回は所謂「徴用」についてで、事実については既にご存知の方も多いでしょうが、金柄憲・國史敎科書研究所所長が韓国の高校の教科書の記述の誤りを指摘しつつ解説するので、韓国人が学校でどのように教えられているのかが分かります。
以下、動画の内容を一部テキスト化してみます。
金柄憲氏: 韓国で用いられる「強制徴用」という言葉は、「徴用」が既に強制性を含んでいるので意味が重複している。教科書や一般社会でも、徴用とか慰安婦問題の話をする時は必ず「強制」という言葉を使って「搾取された被害者」を強調する。歴史教科書には「収奪」という言葉が常習的に出てくる。
金柄憲氏: (高校の教科書の記述を朗読/字幕ママ)
- 日中戦争が前線で拡大するとともに、日帝は国家総動員法を韓国に適用して人的物的次元で収奪をますます強化した。日帝は戦闘兵力を動員するために、自分達が起こした戦争が日本と韓国の全てのためだと宣伝し、志願兵制度を実施した。
- 続いて学徒志願兵制、徴兵制を通して、数十万名の韓国の青年達を選統治に引っ張り出した。
- そして日帝は労働力を補強しようとして国民徴用令を公布して、数多くの韓国人を軍需工場、炭鉱に引っ張って連れて行った。
- 彼等は事実上、まともな賃金ももらえないまま重労働を強要された。
孔柄浩氏: 日本は戦争の初期は朝鮮人達に参戦する権利を与えなかったのでは?
金柄憲氏: 朝鮮人の能力を低いと思っていた。朝鮮人は、軍人として参戦することは国防の義務を遂行することで、対価としての参政権を求めた。事実、特別志願兵のようなものは競争率が57倍だった。「日帝は労働力を補強しようとして国民徴用令を公布して、数多くの韓国人を軍需工場、炭鉱に引っ張って連れて行った。」という記述は事実ではない。1939年の国民徴用令は朝鮮人には適用しなかった。徴用が始まるのは1944年9月から。
孔柄浩氏: 以前、北海道の炭鉱に妻として夫と共に行った女性にインタビューしたことがあるが、ピクニックに行ったりし、そこでお金をしっかり儲けた人は遊んだ人も多かったと言っていた。
(以下略)
下の図は動画の理解の一助になるかと思います。
金柄憲所長は、宮本さんによると、日本統治時代の新聞を読み込んでいるそうですが、朝鮮半島からの渡航を「禁止」と書くと怒るので、「渡航諭止」(諭して止める? 穏やかな表現にしたようです。)とか、日本に渡りたい朝鮮人が釜山で足留めを食って「涙の海ができた」とか、面白いお話が聞けました。
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