【尖閣諸島】1919年に中華民国が石垣村に贈った感謝状に「沖縄県八重山郡尖閣列島内和洋島」の記述【領土・主権展示館】
自民党の有村治子参議院議員のツイートで知ったことをメモしておきます。
東京・虎ノ門にある「領土・主権展示館」では現在、企画展「尖閣諸島と日本人~開拓と中国からの感謝状をめぐる史実~」を開催中です。とりわけ有村が見入ったのが、大正時代に尖閣諸島魚釣島近海で遭難した中国の漁民を日本人が救助したことを受け、当時の中華民国から石垣村長に贈られた感謝状です。
文中、中国の漁民が漂着した場所について、「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島」と明記されており、中国が尖閣諸島を日本の沖縄県八重山郡の一部として認識していたことが明示されています。この感謝状が日本国に送付された年(中華民国9年=1920年)から、今年はちょうど100年です。
2つ目のツイートには有村議員が撮影した写真が添付されています。壁面に飾られた2枚の表彰状やその説明文を写したものですが、ここでは1枚の表彰状部分を切り取った画像と、その文面を平易に書き直したものを書き写して提示します。
【文面】
中華民国8年(1919年)冬、福建省恵安県の漁民である郭合順ら31名が強風のため遭難し、日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島の和洋島に漂着した。
日本帝国沖縄県八重山郡石垣村長豊川善佐氏は全力で漁民を救援し、祖国へ生還させ、仁を実践するにあたっては遠慮しないという姿勢で被災者を救済した。
それに対し深く感服し、この感謝状を贈り謝意を表す。
中華民国駐長崎領事 馮冕(ふうべん) 印(駐長崎領事)
中華民国9年(1920年)5月20日 公印(中華民国駐長崎領事)
なお、説明によると、「和洋島」とあるのは、魚釣島の別称である「和平島」を誤って記載したものだそうです。
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