自殺した朴元淳ソウル市長と「女性国際戦犯法廷」、そしてNHKの偏向番組と朝日新聞の捏造報道
昨日(7月9日)午後、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル特別市長が自殺をほのめかして失踪、深夜に首をつった状態で発見されました。自殺とのことです。(その後、故人の名誉を毀損するとかなんとかで死因は伏せることになったようですが、動画では現地リポーターが下記のように言っています。※字幕は自動字幕→機械翻訳)
前日の8日には元秘書の女性が「秘書として働き始めた2017年以降、パク市長の強制わいせつ行為が続いており、テレグラムメッセンジャーを通じて、パク市長は個人的な写真を何度も送ってきた」とセクハラ被害を告発。自分以外の被害者もいると証言している(ハンギョレ『パク・ウォンスン市長はなぜ死を選んだのか?』7月10日)そうで、その夜、朴市長の側近が対策会議を催した翌日のことでした。
背景として、最近続けて地方自治体の首長のセクハラ事件(安熙正前忠清南道知事、呉巨敦釜山市長)が話題になっており、韓国では今ちょっとした「#MeToo」ブームであることも関係していると思います。(記事後述)
日本でも良く知られているように、市内に慰安婦像を乗せたバスを走らせるなど反日であり、(表面的には)フェミニスト政策を推進し、“特に、2018年にはソウル市に女性政策を総括補佐するジェンダー特補を置き、性暴力を予防し、被害者を保護するための女性権益担当官を新設するなど、女性問題に関して積極的な行動を示してきた。”(ハンギョレ上述記事より)市長でした。
* * * *
朴市長と言えば、2000年に東京で開催された模擬裁判「女性国際戦犯法廷」の検事役で知られます。これは挺対協や朝日新聞の松井やより等が開催したもので、昭和天皇に有罪判決を下しました。
これを「戦争をどう裁くか」(統括プロデューサー:永田浩三)という番組にしたのがNHK。放送直前に上層部が気付き、急遽編集し直したものを放送しますが、これを朝日新聞が安倍晋三氏と故・中川昭一氏等の圧力と捏造報道をします。〔Wikipedia:NHK番組改変問題)<朝日新聞による報道(2005)〕
最終的に朝日は「取材が不十分」だったことを認めますが、いつものように謝罪も訂正もしていません。
【関連記事】
https://japanese.joins.com/JArticle/249838?sectcode=110&servcode=100
【社説】「秘書性的暴行」前忠南知事の判決逆転…法・判例整備が急がれる
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.02.02(一部引用)安熙正(アン・ヒジョン)前忠清南道知事が控訴審で強制わいせつ・性的暴行の有罪判決で懲役3年6月を言い渡され、法廷で拘束された。一審とは違い、ソウル高裁は元秘書の被害者キム・ジウンさんの信ぴょう性が高いと見なした。安元知事が業務上の威力(他人が望まないことをさせる有形・無形の力)を動員してキムさんの性的自己決定権を侵害した「権力型性犯罪」と判断した。裁判所は10件の公訴事実のうち1件を除いてすべて認めた。昨年8月の一審では、キムさんの自由意思を制圧する水準で威力は行使されていないという理由で無罪となった。陳述の証拠力だけでなく法理に対する判断も一審と二審で違った。安前知事が上告すれば最終判断は最高裁で下される。
https://www.sankei.com/world/news/200423/wor2004230015-n1.html
与党系の釜山市長がセクハラで辞任 市長執務室で女性公務員被害
2020.4.23【ソウル=名村隆寛】韓国南東部・釜山(プサン)市の呉巨敦(オ・ゴドン)市長(71)が23日、女性公務員に対するセクハラの責任をとり、辞意を表明した。呉氏は記者会見で、「約5分の面談の間に、不適切な行為に及んだ。不必要な身体接触を行った」と謝罪。「不適切な行為」についての具体的な説明はしなかった。
聯合ニュースによれば、女性は市長執務室で被害に遭い、釜山の性暴力相談所に相談。呉氏の辞任を求めた。呉氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で海洋水産相を務め、2018年6月の市長選に文在寅(ムン・ジェイン)政権の与党「共に民主党」から出馬し、初当選した。市長の補欠選挙は来年4月に行われる予定。
« 【北朝鮮】朝鮮戦争の元捕虜による北への賠償請求と朝鮮中央テレビの映像著作権料 | トップページ | 朝鮮戦争の英雄・白善ヨプ(ペク・ソンヨプ)将軍死去/6.25記念式典で韓国国歌の前奏部を北朝鮮国歌に変えて演奏 »
« 【北朝鮮】朝鮮戦争の元捕虜による北への賠償請求と朝鮮中央テレビの映像著作権料 | トップページ | 朝鮮戦争の英雄・白善ヨプ(ペク・ソンヨプ)将軍死去/6.25記念式典で韓国国歌の前奏部を北朝鮮国歌に変えて演奏 »
コメント