【沖縄】徳森りま氏が偽名(金城リンダ)で政治セミナー、玉城デニーの祝辞で沖縄議会騒然【公金横流し疑惑】
タイトルだけでは何のことか分からないと思うので、少し経緯を説すると、
昨年(2019年)5月23日、①県の公共事業を受託した業者「子供被災者支援基金」のメンバーと②それを選定する有識者会議である「万国津梁会議」(ばんこくしんりょうかいぎ)のメンバー、③委託側である県の関係者が、契約締結前日に前祝いをしていました。
それが発覚したのは、その宴会に参加した県の職員が宴会の写真をSNSに公開したからです。(←馬鹿すぎる )
これで分かるように、万国津梁会議も公正さを装って公金を活動家に横流しをするフレームで、完全に県庁に巣くう左翼の作ったお手盛り委員会です。
以前のエントリー『【沖縄】玉城デニーの公金横流しスキャンダルの中心人物、徳森りま氏、台湾に高飛びか!?』でも書いたように、「子供被災者支援基金」代表の徳森りま氏とは、玉城デニーのブレーンどころか、翁長雄志氏が亡くなった後の後継者を選ぶ側の人間でした。(ボギーてどこん氏によると「金庫番」らしい。)そして、県議会で参考人招致をしようとしたら行方をくらましてしまったのです。
そもそも、受託した県の事業も必要性がない(※)のですが、受託金2,400万円の9割は支払われたまま、何の活動も行われていません。外形上は徳森りま氏がこの金を持って逃げてしまったことになります。
この件に関しては住民からは訴訟を起こされ、県議会の自民党議員も厳しく追及していましたが、後者はうやむやにされてしまいました。
【※追記】受託した事業とは万国津梁会議のコーディネートをするという程度もので、実際に10回行うはずの会議も5回だけ行って事業者は逃げてしまいました。そして、県に対して住民監査請求が起こると、事業者抜きで残りの回数をこなして(←つまり事業者など必要ない)、県は回数だけ辻褄合わせをしたのです。
しかし、先月の県議会議員選挙で自民党が最大会派となり、新たな「ネタ」で玉城県政を追及し始めました。
* * * *
【沖縄の声】大丈夫か GOTO トラベル・キャンペーン」/デニー知事、県民を騙すのはやめよう!/youtube『沖縄の4偉人』間もなく刊行[桜R2/7/17]
キャスター:惠隆之介、のはらみなえ
『梨の木ピースアカデミー』という団体で、県議会の参考人招致の前に行方不明となっていた徳森りま氏が金城リンダという偽名を使って講座を持っているのです。
上の画像に書かれている名前だけでも“香ばしい”というのは分かるでしょう。李泳采氏とは関西生コンとも繋がりのある恵泉女学園大学のイ・ヨンチェ教授です。植村英明氏も恵泉女学園大学教授という肩書ですが、沖縄やアイヌの独立を求める活動家です。また、ソウル市教育監(教育委員会)のチョ・ヒヨン氏は、昨年10月にソウルの仁憲高校の生徒の一部が教師の反日偏向教育を批判して処分された時、生徒側を守らなかった人物です。そう言えば、首里城が焼失した時、玉城デニー県知事はソウル訪問中でした。
このアカデミーの開校に際し、ビデオメッセージで玉城デニーが祝辞を送りましたが、そのビデオを撮影した場所が県庁の中で、背後に県章(県旗?)を飾っていたとのことです。つまり、県知事の公務としてこの団体に祝辞を贈ったわけです。
県議会で追及されて答弁に行き詰まり休憩を求めた間に、その動画は削除されました。
以下、動画での惠隆之介氏の発言(趣旨)等を箇条書きにします。
◆(08:02~)昨年、玉城デニー知事が打ちだした3大政策の一つが万国津梁会議。万国津梁会議の目的は普天間基地の移設阻止で、世界に対して沖縄の基地被害をアピールするという、県でありながらやってることはもう極左集団に他ならない。
◆(08:22~)更に、昨年行われた反基地トークショーキャラバンの主催は「新外交イニシアチブ」(猿田佐世氏)、この運営が「子供被災者支援基金」(徳森りま氏)。そして地域振興計画の調査支援事業に「かねひで総研」。これらは独立していると思ったら大間違いで、水面下で繋がっている。特に徳森りま氏はそれぞれに名を連ねている。
◆(10:59~ 5月23日の宴会の写真の説明。) 玉城デニーの隣(後ろ)が島袋純教授(沖縄独立運動家)、手前が徳森りま氏、右側の列の女性は鈴木理恵氏(子供被災者支援基金の山形事務所)。
◆(12:00~)県議会VTR
島袋大県議『梨の木ピースアカデミー」に贈った祝辞のビデオについて
◆(15:32~/玉城デニー答弁)確認いたしましたところ梨の木ピースアカデミーはソウルにある複数の市民団体と日本の市民団体による合同交流の成果に基づいて始まった団体の市民講座の開講にあたり日韓沖縄を始めとした東アジアの市民交流学生交流観光
市民講座の開講にあたり3日ん沖縄をはじめとした東アジアの市民交流、学生交流、観光交流の活性化に向けたトークイベント。これが6月の20日に行われ、場所は県庁の第1特別会議室を使い、Zoomによるオンライン参加で私は挨拶をしたものであります。(中略)
この会議の共同代表主催主催者は大阪経済法科大学特任教授の内海愛子さん、梨の木舎の羽田ゆみ子さん、そういう方々で、金城リンダさんという方がこのピースアカデミーに参加してるかどうかは私は関知しておりませんし、その方とやり取りをしてこの梨の木ピースアカデミーに参加をしたという事実もございません。
(以下略)政治的な有料講座の広告塔に県知事がなっていることの是非を問われているのに、挨拶の動画は無料だとか、訳の分からない答弁が続く...
◆(27:06~)この質疑で明らかになった新たな問題点(まとめ)。
① 万国津梁会議委員報酬=日当27,000円(沖縄県政策参与と同等)が高いと再三自民党議員に追及されていたが、県議選の最中にコッソリと一般並みの8,400円に変えていた。
② 民間政治団体有料サイト「梨の木ピースアカデミー」の開設祝いに知事が公務として祝辞→知事が広告塔
③ 「梨の木ピースアカデミー」有料サイトの講師に徳森リマ氏が金城リンダとして名を連ねている。
④ ③について島袋大議員が質問している最中、県執行部により関連動画(知事祝辞動画、金城リンダ氏出演ガールズトークの2本)が削除された。
◆(29:59~)私は沖縄を甘やかさないでくれと内地でしょっちゅう言っているが、政府も上で繋がっている。今日はハッキリ言うが、自民党系の国会議員が沖縄の公共工事をゲットして、その振込先を「中国人民銀行」に指定した。これには県庁職員もビックリしたと言っていた。
◆(32:49~/のはら)イ・ヨンチェ恵泉女学園大学教授と玉城デニー知事が知り合いだと言うことを知事公室中が議会の答弁で仰っていた。「梨の木ピースアカデミー」の母体は「梨の木出版」でそのシンポジウムには猿田佐世氏や伊藤詩織氏らが参加していた。
◆(36:59~)アカデミーの講座についてののはら氏の解説。(講座内容〔画像〕)
上記でも一部発言を省略していますが、あとは惠先生が言いたい放題で、とても文字に起こせない()ので、続きは動画でどうぞ。
【この話題に関する過去のエントリー】
- 沖縄のタマネギ男爆誕!玉城デニーと万国津梁会議、新外交イニシアチブ、公共事業を私物化か(2019/10/03)
- 【沖縄】玉城デニーの公金横流しスキャンダルの中心人物、徳森りま氏、台湾に高飛びか!?(2019/10/10)
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