【武漢ウイルス】オリンピック延期でようやく危機意識? 暢気な日本人
5月11日付デイリー新潮の鈴置高史氏の記事『「防疫で世界を先導」と胸を張る文在寅、「反面教師に」と冷ややかな安倍晋三』に面白いグラフがあったので、キャプチャして追記しました。
毎度ながら韓国ウォッチャー鈴置氏の記事は面白いので、是非リンク先でお読み下さい。
記事自体は、韓国のコロナ対策の話題で、日本のグラフは参考なのですが、このコロナウイルス禍で日本人がどのような行動を取っていたのか、その一端が見えます。
緑色の文字と赤(線)で何があったかをブログ主が追記しています。
日本人が最初に「武漢ウイルス」(新型コロナウイルス)がとうとう日本にやって来たと感じたのは2月3日にダイヤモンドプリンセス号が横浜に入港したときでしょう。
ただ、多分、この頃はこの船さえ抑え込めれば、と思っていました。
その後、2月12日に湖北省からの入国を禁止(浙江省は2月1日)しましたが、この頃は、それでは生ぬるいと、中国(韓国)からの全面入国禁止を求める声が多かったと記憶しています。
しかし、相変わらず出歩いていたのを見ると、我々日本人は、外国からの流入を停止すれば何とかなると思っていたのでしょう。
外出が減少に転じるのは2月23日、24日辺りです。
この頃に何があったかというと、欧米からの帰国者による第2波があり、卒業旅行に出かけた学生への批判が高まっていました。3月24日にはオリンピック延期を発表。漸くこれで危機感を持ったのでは?というのが、このグラフで読み取れます。
ところで、最近は、既に日本には弱毒性(?)の武漢ウイルスが入り込んでいて、日本人の多くが免疫を持っていたのではないか?という説があるようです。
今朝(5月12日)の虎ノ門ニュースで聞いたのは「春節」(1月24日~30日)で大量の中国人観光客を受け入れてしまったので、図らずも免疫を獲得した、という説を聞いたのですが、ブログ主は、それなら、昨年末~1月上旬から既に免疫を獲得し始めていた(=感染が始まっていた)のではないか?と思います。
故・李文亮医師が原因不明の肺炎をグループチャットに発信し警告したのが昨年12月30日なので、その前から武漢では蔓延していたことになります。日本の観光地、例えば北海道などは春節で流入したのでしょうが、ビジネスマンの往来が多い場所ではそれとは関係なく多くの中国人が来ていたはずです。(これは入管の統計を見ればハッキリするとは思いますが。)
開始時期はともかく、この「集団免疫獲得説」は、日本だけで無く東アジアの被害が少ないことから、ブログ主も支持しています。
デイリー新潮の記事に関連して言うと、韓国での「コロナ対策成功」(一応、そう言っておきます)は、文在寅政権の功績というよりは、SARSやMERSの経験から、国民がいち早く警戒して行動を自粛したことが原因だということがグラフから読み取れます。
韓国ではいち早く大邱(テグ)で感染爆発したではないかと思われるかも知れませんが、当時の記事を思い出すと、大邱の問題、あるいは其所を拠点とする新天地教会という新興宗教の問題として、教会に目を向けさせるものが目立ちました。しかし、中国帰り、あるいは中国人のせいとなれば、韓国人は直感的に大邱だけに留まらないことを察知したのではないでしょうか。
佐藤正久議員(髭の隊長)は「国民の国防意識以上の国防はできない」という事を仰っていましたが、韓国(国民)と比べたら、納得するものがあります。
« 【dupes】きゃりーぱみゅぱみゅさん、検察庁法改正案反対ツイートに、「話が降りてきました」【正直者】 | トップページ | 【武漢ウイルス】欧州で多くの死者が出た一因は「老人介護施設」? »
« 【dupes】きゃりーぱみゅぱみゅさん、検察庁法改正案反対ツイートに、「話が降りてきました」【正直者】 | トップページ | 【武漢ウイルス】欧州で多くの死者が出た一因は「老人介護施設」? »
コメント