【正義連/挺対協】再び注目される2016年の12人の美女集団亡命事件
2016年4月5日、中国浙江省寧波の「柳京食堂」で働いていた従業員20人のうち、女性従業員12人と支配人とされる男性(ホ・ガンイル氏)1人の13人が脱北しましたが、この事件が再び注目されています。(主に『朝鮮日報』が報道しているようです。)
尹美香氏とその夫、そして韓国の弁護士団体「民弁」(文在寅も大統領就任前まで所属していた)が女性従業員を北に帰るように説得していたことがホ氏の曝露によって判明したからで、一口に言うと、尹美香夫婦と北との繋がりが注目されている訳です。
この話題は李相哲TVの『【時事相論ダイジェスト版】慰安婦騒動〜隠されてきた驚くべき真実』でも触れられていますが、出演されている朴斗鎮(パク・トゥジン)先生が「挺対協は北の代弁者」、「政治的には北朝鮮の統一戦線部傘下の組織」と断言しているように、金銭スキャンダルばかり注目される正義連のもう一つの問題に目を向けさせようとするメディアの意思を感じます。
そもそも尹美香氏の夫、金三石(キム・サムソク)氏は「兄妹スパイ事件」で一部の容疑は無罪となりましたが、北との繋がりが公然と噂される人物です。妻の尹美香にも疑惑の目が向き始めました。
以下、とりあえず時系列を整理しておきます。(後ほどソースを追記)
2016年4月6日 朴槿恵政権下で中国寧波の柳京食堂の北朝鮮女性従業員12人と支配人が脱北
- ホ・ガンイル氏は当初、韓国・国情院の「指示があった」と発言しており、北から非難されると共に、国内でも朴槿恵の選挙用パフォーマンスとの批判あり。
2016年4月12日 北朝鮮当局、「(支配人のホ・ガンイル氏を除く)女性従業員12人は誘因、拉致された」と談話発表(現代ビジネス)
2016年5月13日 民弁その他の社会団体が「政府が企画した脱北の疑い」と記者会見(産経)
2016年11月 ソウル中央地検、民弁の請求を棄却
2017年 民弁、国連人権委に陳情(朝鮮日報)
- 韓国政府が脱北従業員を拘束し、法定代理人である民弁の接見を拒否している、という内容。
- 今月18日(2020/05/18)陳情を不採択。
2016年5月 韓国放送局JTBCがホ氏のインタビューを報道
- ホ氏「国家情報院の指示で総選挙直前に集団脱北した」
2016年6月 ホ・ガンイル氏に民弁が接触し、尹美香をホ氏に紹介(ホ氏の証言)(朝鮮日報→カイカイ反応通信に同じ記事)
2017年2月~ 挺対協、「親北」疑惑報道に訴訟相次ぐ(世界日報)
- 疑惑の数々:①尹美香共同代表の夫と義理の妹が国家保安法違反で有罪判決を受けた②金正日総書記の死去の際に弔電を送った③主要メンバーが「親北反米」の政治志向を持っている④朝鮮総連と協力関係にある⑤13年に警察に国家保安法違反容疑で電子メールを家宅捜索された
2018年5月 北朝鮮の赤十字会が女性従業員の送還を求める発表(2018/05/19付日経)
2018年10月 ホ氏、慰安婦のための「憩いの場」で尹氏、民弁所属弁護士3名、朝鮮総連の女性3人等、計11名で会食
- 「企画脱北だと記者会見で証言すれば、損害賠償をもっと受け取れる」とそそのかし、それ以降弁護士からホ氏の口座に入金(18年10月から19年3月まで毎月50万ウォン、計300万ウォンを送金)
- 翌日、同じ場所で尹美香の夫、金三石(キム・サムソク)と会う。
2018年12月 金三石からホ氏に連絡→「憩いの場」で脱北女性3名とともに2泊3日の日程で招待される
- 尹美香夫婦、北に帰るよう勧誘。
- K氏(金三石)ら招待側はそれぞれが北朝鮮の行事に出席した際の写真を見せ、『将軍様』『首領様』といった単語を頻繁に使い、北朝鮮の革命歌謡を歌った。
2019年1月 ホ氏の自宅に中国人(朝鮮族)と韓国系日本人(総連関係?)が訪れ、脅迫(朝鮮日報・韓国語)
2019年3月 ホ・ガンイル氏、第三国に亡命
2020年5月20日 ホ・ガンイル氏、朝鮮日報の電話取材に応じる
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