【ペク・ウンジョン】韓国の白(ペク)爺
普通の人にはどうでもいい話題ですが、ブログ主の覚え書きとして。
先日、韓国の医師会会長のところに暴漢が押し入りました。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/12/2020031280303.html
進歩性向のユーチューバー、医師協会長に「イルベのXX」暴言吐き大暴れ
2020/03/12ある進歩性向のユーチューバーが、チェ・デジブ大韓医師協会会長の執務室に押し掛けて暴言を浴びせ、大声でわめき散らすなどの騒ぎを起こした。チェ会長が武漢コロナ感染症(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大に関連し、政府の防疫措置に批判的な意見を述べたことに不満を示したわけだ。
12日、医師協会によると、ユーチューブチャンネル「ソウルの声」を運営するパク氏は今月9日午後3時ごろ、仲間2人と共にソウル市竜山区にある医師協会の事務所を予告なく訪れ、荒々しい言葉でチェ会長を非難し、追い掛けてきた医師協会関係者に制止されて事務所を出た。
ペク氏は、チェ会長のもとを訪れて荒々しく責め立てる自分たちの行動を動画に収め「イルベの医協会長チェ・デジブの膺懲(ようちょう、懲らしめること)取材」とのタイトルでユーチューブに投稿した。
動画では、帽子に韓服姿でチェ会長の執務室に入ったペク氏が、座っていたチェ会長に向かって「オイ、チェ・デジブ会長」と声をかけた。さらにペク氏はチェ会長に「あなたは政治をしているのか、国民の健康を守っているのか?」と問い詰めた後、声のトーンを上げて「イルベ(電子掲示板サイト、日刊ベストストアの略)、医師協会会長。政治をしている? 今あなたが?」とぞんざいな言葉遣いでわめき散らした。
ペク氏は医師協会の関係者たちに引きずられて事務所から追い出される途中、この様子を見ていたチェ会長に向かって「イルベのXX」と口汚い言葉を吐いた。チェ会長は、暴れるペク氏らを見ながらも、特に反応を示さなかった。
医師協会の関係者によると、ペク氏は自らを記者だと名乗って事務所に入った後、トイレの方向に向かって歩いていったため、ペク氏がチェ会長に近づくのを制止できなかったことが分かった。
同協会は、ペク氏らの振る舞いを犯罪行為と判断し、法的対応を取ると明らかにした。予告なく無断で事務所に入ったのは建造物侵入罪と考えられ、特にチェ会長に向かって暴言を吐き大声でわめき散らしたのは明らかな名誉毀損(きそん)に該当する、というのが協会側の立場だ。
同協会の関係者は「いくら政治的に偏ったユーチューバーだとしても、新型コロナウイルス感染拡大防止に全力を尽くしている医師協会の会長のもとを訪れて非難し、業務を妨害するのは絶対に許されない行動だ」として「民事・刑事訴訟を含め、法的に可能なあらゆる措置で強力に対応する」と述べた。
ペク氏は進歩性向のユーチューバーで、これまで自分と政治的に反対の立場にある政党や人物、企業などを訪れて「膺懲取材」「英雄取材」といった名目で頻繁に騒ぎを起こし、物議を醸していた。このような行動を問題視したユーチューブが映像を通じた収益創出を阻止すると、ペク氏は、(ユーチューブを運営する)グーグル本社を訪れて強く抗議したこともあった。
韓国では保守系の人を襲ったり、韓国の産経新聞支社などに押し入ったりということが良く起こりますが、これが大抵は白銀鍾(ペク・ウンジョンまたはペク・ウンゾン/백은종)という爺さんで、記事にあるように、よく帽子を被って韓服を着ています。
もう一人似たような風貌の人がいて、そっちはファン(黄?)という人だそうです。

左が白氏、右がファン氏。
昨年(2019年)12月に日本大使館前で慰安婦・徴用工像像撤去を求めて一人デモをされていたイ・ウヨン博士に殴りかかったのがファン爺さん。イ·ウヨン博士に唾をかけたり、慰安婦を売春婦と言った柳錫春教授に乱暴(下図)したり、産経新聞に乗り込んで来たのが白爺さん。

白氏は『ソウルの声』(The Voice of Seoul/서울의 소리)というチャンネルを持つYouTuberで、上記のような暴行動画をアップしています。
上の記事にもあるように、韓国医師会は文在寅政権のコロナウイルス対策に批判的で、早くから中国からの旅行者全面入国停止を主張していたようです。
大韓医師会に押し入った動画はこれ(https://youtu.be/25DaRAaQUOg)ですが、チェ会長はなかなか肝の据わった人のようで、まったく動じないので、却って白氏がたじろいで、身体を押さえられてから(安心して?)騒ぎ立てています。
白氏かファン氏か時々見分けが付かないのですが、反日デモとか集会には良く見るとどちらかが先頭に立っています。
日本人はこうしたデモをニュースで見ると怒りますが(もちろん、それは尤もですが)、普通の韓国人には「また、あの爺さんか...」みたいな存在なのだそうです。
なお、韓国では狂牛病騒動が起き、ブログ主はたまたまその頃にソウルに出張したので、焼肉屋に連れて行ってもらったときも、「この店は(米国産ではなく)韓国産の牛肉だから(安心)」みたいなことを言われたのを記憶しています。
これも結局は「反米」活動家(=従北派)に大衆が扇動されていたのです。
白爺さんはこの活動の中心人物の一人です。
▲白・ウンゾン:2004年、盧武鉉弾劾の反対して焼身試みた「ノサモ」出身だ。
白氏は、インターネット上の「アンチ李明博カフェ」の代表、「李明博弾劾汎国民運動本部」の副代表、「狂牛ドットネット」の代表だ。彼は、2002年「ノサモ(盧武鉉を愛する人々の集い)」に加入し、2004年3月11日、盧武鉉大統領弾劾に反対する「弾劾反対市民ネチズン集会」に出席し、焼身自殺を試みた人物だ。
白氏は、当時病院に運ばれていく間や治療中にも、「弾劾反対」だけを繰り返し言い続けたという。当時8ヶ月間病院に入院した。統一日報『韓国内の「従北勢力」が「民主労働党」と「進歩連帯」に結集』2008年11月18日より一部引用
« 【韓国】4月15日総選挙の予備知識-選挙制度 | トップページ | 【韓国総選挙】新型コロナウイルスは文在寅の追い風に【言論テレビ2020/03/20】 »
« 【韓国】4月15日総選挙の予備知識-選挙制度 | トップページ | 【韓国総選挙】新型コロナウイルスは文在寅の追い風に【言論テレビ2020/03/20】 »
コメント