台湾のWHO(世界保健機関)加盟を支援する署名
現在、ホワイトハウスの署名サイトで台湾のWHO(世界保健機関)加盟を嘆願する署名(Take actions on supporting Taiwan for joining WHO)が行われています。
辺野古埋め立て反対署名でも話題になりましたが、期間内に10万筆の署名が集まれば、米政府がなんらかのアクションを取ることになっています。
尤も、その回答は「棄却」という場合もあり、そのいい例が2018年の「日本海と東海の併記」を嘆願する署名です。(→レコードチャイナ:日本海と東海の併記を求める請願、米ホワイトハウスが棄却=韓国ネット落胆「結局、米国は日本の味方ということか」「今後も主張すべき」)
掲題の嘆願署名は開始4日程で10万筆に達していますが、締め切りは2月29日までなので、まだまだ増えるでしょう。
ちなみに、署名方法は以下の通りです。
- First Name(名)とLast Name(姓)、メールアドレスを入力して[Sign Now]をクリック。
- メールが届くので、メール文面の「Confirm your signature by clicking here.」をクリックすると署名画面が表示され署名完了。(「You've successfully signed the petition below. 」云々と表示される。)
今回の新型コロナウイルスで、事務局長が中国寄りの発言をしていることで不信感を抱いた方も多いでしょうが、そもそも、WHOの本来の目的を考えれば、中国の圧力で台湾を除外している時点でおかしいのです。
イタリアが台湾との直行便を停止したのもそのせいで、恐らく、中国の「台湾は中国の一部」という主張のせいでしょうが、中国との直行便を停止すると共に、香港、マカオ、台湾との直行便も停止し、これに台湾が抗議しました。(産経:台湾・呉外交部長がWHOを批判 イタリア、ベトナムの直行便停止で)
こうした中国の横暴はWHOだけでなく、過去にもスポーツ大会から台湾を締め出したりしていましたが、今回新たに国際民間航空機関(ICAO)からも除外していることが分かりました。これは、台湾からの抗議ではなく、米国務省からの批判です。
https://www.sankei.com/world/news/200202/wor2002020005-n1.html
台湾排除のICAO批判 米、新型肺炎対策で
2020.2.2オルタガス米国務省報道官は1日、コロナウイルスによる新型肺炎対策に関連し、国際民間航空機関(ICAO)が台湾の国際的な役割を巡る自由な議論を抑圧したとしてICAOを厳しく批判する談話を発表した。台湾では少なくとも10人の新型肺炎患者が出ているが、中国による妨害のため、航空機の運航制限など国際的な感染症対策と関わりの深いICAOや世界保健機関(WHO)から排除されている。
米メディアによると、ICAOは、ツイッターで台湾排除を批判した米首都ワシントンのシンクタンク研究員や米連邦議員スタッフらの多数のアカウントをブロックしたとされ、オルタガス氏の談話は、こうした動きを踏まえたICAO非難。「コロナウイルスの危機に地球規模の対応が求められるときに、台湾の国際的な役割に言及するツイッター利用者を妨害することは言語道断で受け入れられない」とし、ICAOにブロックの解除を要求した。(共同)
このパンデミック(広範囲の流行病)をソ連崩壊の一因となったチェルノブイリ原発事故に喩える声も聞かれます。病気にかかった方にはお気の毒ですが、肥大化しすぎた国が滅ぶにはこうした「痛み」が必要なのかも知れません。
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