沖縄のタマネギ男爆誕!玉城デニーと万国津梁会議、新外交イニシアチブ、公共事業を私物化か
公開: 2019-10-03 08:27:17 最終更新: 2019/10/05 5:50
首都圏では全く報道されていないのではないかと思いますが、今、玉城デニー沖縄県知事が「タマネギ男」状態になっています。いや、沖縄だから「島ラッキョウ男」と呼ぶべきか。
【このエントリーの要点】
- 沖縄県の公共事業を受託したのはペーパーカンパニーの疑惑(沖縄県内事務所は応札時、徳森氏1名のみ)。
- 公共事業の契約日前日に玉城デニーを含む利害関係者で前祝い?
- 玉城デニーの反基地全国キャラバンは「新外交イニシアチブ」(ND)が受託。その住所は徳森氏の会社と同じ。
- 公共事業の選定を行う「万国津梁会議」のメンバーはNDと重複。
- 沖縄タイムスも批判的記事
下は沖縄の良心『八重山日報』の記事です。
http://www.yaeyama-nippo.co.jp/archives/9117
契約前に受注業者と会食 自民、玉城知事を追及 県議会
2019/10/3玉城デニー知事が、自ら設置した「万国津梁会議」の支援業務を受注した団体の関係者と契約前日に会食していたことが9月30日、県議会の一般質問で明らかになった。
10月1日の一般質問で照屋守之氏(自民)は「受注する側がじかに連絡して知事と会っている。発注者と受注者の癒着ではないか。世間的に許されない」と追及した。
玉城氏は「契約日は知らなかった。プライベートで参加した」と釈明。会議を所管する文化観光スポーツ部の新垣健一部長も「予算執行は、部内決済で完結している。契約については知事に報告していない」と答弁した。
契約の受注先が内定したのは5月17日、問題とされた会食は5月23日、契約日は同24日だった。玉城氏によると会食には県職員も同席し、時間は1時間ほどだったという。自民党の中川京貴会長は議会の調査権行使を要求したが、新里米吉議長は県当局の答弁に問題はないとして拒否した。
照屋氏は万国津梁会議の支援業務の受注団体が、玉城氏が県外で米軍基地問題を訴える「トークキャラバン」の委託も受けていることを疑問視。玉城氏を支える国会議員が団体の評議員を務め、辺野古基金からも予算が流れていると指摘し「政治団体に等しい。県が1043万円で委託するのは許されるのか」とただした。
池田竹州知事公室長は辺野古基金から寄付金があったと認め、余剰分は返還されていると反論した。委託業者は公募で選定し、必要な審査を通過したと説明した。
維新の當間盛夫氏は団体について「知事の訪米で役割はあったか」と質問。池田氏は「昨年の知事訪米で、(団体は)関係していない。今月の訪米は県のワシントン事務所が対応する」と返答した。
少し、複雑なのですが、沖縄県の公共事業を受託した企業を巡る疑惑が2つあります。
まず、①有識者による委員会(万国津梁会議/ばんこくしんりょうかいぎ)を経て公共事業を受託した企業との問題。そして、 ②玉城デニー知事が行っている反基地全国キャラバンやフジロックフェスティバル参加の実働部隊、一見関係ないこの2つの事業のキーパーソンが徳森りま氏という人物で、反基地活動に公費が流れているという疑惑です。徳森氏は実は翁長雄志前県知事時代から関わっており、沖縄ではデニーの実質的な秘書とも呼ばれている人物です。
玉城デニーの万国津梁会議の公共事業収賄疑惑
「万国津梁会議」とは、沖縄県のHP「平成31年度 万国津梁会議設置等支援業務の企画提案募集について」によると以下のような目的で設置された第三者の有識者委員会です。公共事業の選定を行うという立場上、透明性が求められます。メンバーについては後述します。
沖縄21世紀ビジョンの基本理念及び5つの将来像を実現し、新時代沖縄を構築するために、更なる政策の推進が必要であり、有識者等から意見を聴くため「万国津梁会議」を開催し、効果的な議論等を促すための万国津梁会議設置等支援に係る業務を行う。
この問題を厳しく追及したのは自民党の県議です。下はNHKのwebニュースの動画のキャプチャ。(アナの服装から沖縄ローカル記事と分かります。)
上の画像にも写っていますが、正式契約の前日に玉城デニー沖縄県知事を初め、受託者、秘書(玉城デニーの義理の息子)や県職員、会議の委員と共に宴会をしている写真が県職員のSNSにupされました。(現在は削除)
こちらの写真はもう少し顔がよく分かります。
経緯。(琉球新報記事より)
公共事業の具体的な内容は不明ですが、に1社のみ応札(何故か他の応募者は辞退)したため随意契約で落札(受託契約:2407万7千円)。この団体は県外の団体(一般社団法人子供被災者支援基金/住所:山形県寒河江市大字寒河江内の袋24番地の6)で沖縄の事業所の設立者は同法人の鈴木理恵氏、職員は徳森りま氏1名のみの事務所があるだけで、事務所の設置は2019年1月14日。設置以来、公共事業の受託実績はゼロです。
しかも、沖縄に開設された団体名は「万国津梁会議設置等支援業務スタートチーム」で募集の少し前に設立されたので、まるで事業を請け負うために設立されたようなものです。
(下の画像は大山たかお那覇市議のYouTube動画より)しかも、住所の場所は古いアパートの一室。この部屋が後述する新外交イニシアチブの沖縄事務所と同じです。
ここで、山形県の子供被災者支援基金についても振れておくと、HP(http://kodomohisaisha.org/about/)の概要によると、以下のスタッフで、住所で地図を検索すると、畠に囲まれた民家です。
- 代表理事: 鈴木理恵
- 事務局長: 早坂信一
- 監 事: 東田秀美
- 相談役: 谷瀬未紀
県側の弁明によると、宴会に参加した県職員は受発注に関係ない部署だから倫理規定に抵触しないということですが、宴会の画像で分かるように、最高責任者の玉城デニーや委員会メンバー、受託業者とあってはもろに利害関係者であり、どう見ても「前祝い」の宴会です。特に、これが受託業者の接待であれば大問題です。
【2019/10/04追記】沖縄タイムスの記事の画像で確認できました。
主な登場人物(団体)は下の図のような相関関係があります。(沖縄自民党の県議・島袋大氏らが記者会見した際のパネルより)
万国津梁会議のメンバー
琉球新報の記事でご紹介します。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-919863.html
万国津梁会議の委員にマイク・モチヅキ氏、野添文彬氏ら5人就任 米軍基地の整理・縮小に向け議論
2019年5月17日 12:10(左から)ジョージワシントン大学のマイク・モチヅキ准教授、沖縄国際大学法学部の野添文彬准教授、東アジア共同体研究所の孫崎享氏、国際地政学研究所の柳沢協二氏、琉球大学人文社会学部の山本章子講師
玉城デニー知事は17日の定例会見で、人権や平和などを議論するため新たに設置した万国津梁会議の委員にジョージワシントン大学のマイク・モチヅキ准教授、沖縄国際大学法学部の野添文彬准教授、東アジア共同体研究所の孫崎享氏、国際地政学研究所の柳沢協二氏、琉球大学人文社会学部の山本章子講師の5人が就任したことを明らかにした。
第1回目の会議を5月30日に開催する。年度内に4回議論し、国内の米軍専用施設の7割が集中するなど沖縄が置かれている厳しい状況を踏まえ、米軍基地の整理・縮小に向け議論する。委員の意見は県の政策に反映させ、日米両政府に基地の整理縮小を求める論拠として活用することも検討する。玉城知事は「新時代の沖縄を構築するために有識者に自由に意見を述べていただき、県の施策に反映させていきたい」と述べた。【琉球新報電子版】
新外交イニシアティブ(ND)と公共事業受託業者の関係
下の大山たかお那覇市議のツイートをご覧下さい。
全国キャラバン事業とは、玉城デニー県知事が全国を回る反基地活動です。脳天気にギターを弾いて反基地の歌なんかを唄っています。
これの実働部隊が新外交イニシアチブ(ND)と呼ばれる団体で、公費が支出されています。そして、NDと万国津梁会議の事業を受注した業者が同じ住所ということです。
照屋県議質問
— 大山たかお 元空自パイロット 現那覇市議 (@takao_ohyama) October 1, 2019
全国キャラバン事業
1043万4999円 受注者 新外交イニシアティブ(ND)
NDと万国津梁会議を受注した業者が同じ住所
NDは評議員に国会議員(屋良議員)がいるが政治団体ではない(当局見解)
NDは、辺野古基金から助成金を受け取っていた事実があるhttps://t.co/zrQFnbEFnn
以下は依田啓示さんのツイートです。
この「新外交イニシアティブ」は、高江騒動で失脚した「のりこえネットという「国内部隊」に対して、アイヌや琉球独立などを国連でデマってきた在日外国人中心の「国際部隊」です。国会議員も在籍している政治団体と追及するのはまだまだです。https://t.co/64FKOrryiS
— 依田啓示 (@yodakeiji) October 2, 2019
下の画像は「新外交イニシアチブ」のHPから印刷(PDF化→画像化)したものですが、メンバー(初期メンバー?)はこのような人物。ここに今は鈴木理恵氏や徳森りま氏が加わっていることになります。つまり、万国津梁会議もNDも子供被災者支援基金も皆同じ穴の狢。
マイク・モチヅキ氏は万国津梁会議のメンバーでもありますね。屋良朝博氏は玉城デニー辞職に伴う補選(沖縄第3区)で当選した衆議院議員ですが、米軍基地の近くで風船を飛ばして事故を起こそうとしていた活動家です。(こういうのを当選させてしまうのは沖縄県民のダメなところですが...)
【2019/10/04追記】沖縄タイムスでさえ玉城デニーを庇わない
上に書いたことと重複しますが、沖縄タイムスでさえ玉城デニー県知事を擁護しない記事を書いているので、情報として引用しておきます。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/479369
「癒着を疑われるのも当然だ」会食問題で識者 就任1年、デニー知事に火種
2019年10月3日玉城デニー知事の重要政策「万国津梁会議」の支援業務を受託した業者と知事の関係を巡り、野党の沖縄・自民が疑惑の追及を強めている。契約前日の業者との会食が県職員倫理規程に違反する疑いや、業者の関係者が知事の政治活動の支援者であることを指摘。知事は「問題ない」との認識を繰り返しているが、自民側は一般質問終了後も常任・特別の両委員会などで、追及を続ける構え。4日に就任1年を迎える玉城県政の火種となりかねない。(政経部・仲村時宇ラ)
◆野党は追及を強める
県は有識者の意見を聞く「万国津梁会議」で、会場設営、委員の日程調整などを担う業務の公募を4月12日に開始した。同17日の説明会に6社が参加。5月10日に締め切り、共同企業体1社から応札があった。
県は5月17日に選定委員会を開き、同日に内定を通知、同24日に契約を締結した。問題の会食は前日の23日に開かれた。
共同企業体は山形県の「子ども被災者支援基金」が代表で、県内の旅行代理店など3社と計4社で構成。この基金は1月に沖縄事務所を設置した。知事は事務所の女性職員から昨年9月の知事選で、支援を受けたことを認めている。
知事は契約前日に、女性職員や基金代表との会食に、県職員3人と参加。自民県議は「山形から代表者が来て一緒に飲食し、万国津梁会議の話が出なかったとは信じられない」と批判する。
◆沖縄事務所の住所が同じ
業者の選定や契約の最終決裁者は文化観光スポーツ部の統括監で、知事に報告はなかったという。知事は「全く知らなかった。私的な会食だった」と否定した。
県職員倫理規程は「県民の疑惑や不審を招くような行為の防止」を目的に、利害関係のある関係業者との会食などを禁じている。一方、職務に関係のない友人らとの会食を除外する。
金城弘昌総務部長は、特別職の知事は倫理規程の適用対象でないとし「あくまで友人との私的な会食」と強調。職員3人も文化観光スポーツ部の所属でないため「職務と関係がない」と述べ、いずれも規程に抵触しないとの見解を示した。
自民側は、知事のもう一つの重要政策「全国トークキャラバン」の業務を新外交イニシアチブ(ND)に委託したことにも注目。NDの代表は玉城知事と面識があり、NDの沖縄事務所と、会食で問題になった基金の沖縄事務所は同じ住所だ。
自民側は「知事が親しい関係者に委託したか、職員が知事の意向を忖度(そんたく)したか。公金支出の在り方として問題だ」と主張している。
◆疑われても仕方がない
江上能義琉大・早大名誉教授の話 以前からの知り合いが県の業務を受注し、玉城デニー知事がその契約以前に会食していたとなれば、癒着を疑われるのは当然で、あまりに不用意だ。知事は行政の長として疑いを掛けられるような行動は避けるべきだ。
事業には公金が使われている。知事と関わりがある業者に委託が集中していると疑われている以上、業者選定の経緯と理由を具体的に説明する必要がある。
知事は会食時、契約について「知らなかった」と答弁しているが、親しい知り合いだ。翌日が県事業の受注契約だとすれば、会食中にその話が出たと考える方が自然で、疑われても仕方がない。
もちろん県の契約は膨大で、そのすべてを知事が把握しているわけではない。ただ、万国津梁会議は知事の重要政策でもあり、その契約について知らなかったでは済まされない。
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