【タマネギ男】曺国氏の修士論文の33箇所、30%が日本の論文のパクリと判明【韓国次期法相候補】
韓国の次期法相候補、曺国(チョ・グク)氏に関する数々の疑惑は毎日何かしら新しいものが見つかっており、日本のメディアも大好きなようで、ブログ主もどんな疑惑があるのか追いつけませんが、新たに、学生時代の論文がパクリだという問題が発覚しました。
朝鮮日報が5日、報じたもので、日本の論文から引用したことを明示せずに書き写し、その数は33箇所、論文の約3割がパクリとのことです。
以下は、朝鮮日報の一部を自動翻訳したものです。(※「曺国」はGoogle翻訳では「祖国」と訳されます。)
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2019/09/05/2019090500261.html
【研究の検証センター、2015年ソウル大「盗作調査」で隠れた疑惑提起]
2019.09.05 03:16祖国法務部長官候補者のソウル大法学修士論文が日本の文献を寄せ集めた盗作疑惑が提起された。 祖国の候補者の修士将校任官と蔚山専任講師任用に大きな役割を果たした修士論文を日本文献と比較して盗作疑惑を提起したのは今回が初めてだ。 論文の検証民間団体である研究真実性検証センター(研究の検証センター)は4日、「祖国の候補者のソウル法学修士論文で参考したと明らか日本の文献を一対一比較分析した結果、33カ所が適切な引用表示されず、日本の文章をそのまま持っ書いたことが確認された」とし「ジョーの候補者の論文が日本の文献を寄せ集め盗作したことについて、ソウル大学の研究真実性委員会に調査を要求する」と明らかにした。
◇日本の文献、脚注せずに使用
祖国の候補者のソウル法学修士論文は、1989年に書いた「ソビエト社会主義法・刑法理論の形成と展開に関する研究」である。 この論文は、参考したと明らか日本の文献は、藤田勇(藤田勇)の「ソビエト玄研究(ソビエト法史硏究)」をはじめ、15編である。 ジョーの候補者は、この日本の文献を韓国語で解析し、そのまま移した後、脚注など出所をつけたり、脚注を付けるも引用など引用符をせずに、日本の文章をそのまま取ったことが確認された。 この場合、日本文を自分の言葉で変える「パラフレージング」もなかった。 研究の検証センターの関係者は、「参考文献リストを除けば、総114ページ分量の組の候補者の修士論文でソース表示なしでコピーを書いたところが33ヶ所で確認された」と述べた。
独立系のネットメディア「メディアウォッチ」の記事によると、パクられた文献は以下のようなものがあるそうです。(※自動翻訳の結果なので、実際の本の題名とは異なります。)
- 中山健一(中山硏一)、「ソビエト法概論:刑法(ソピエト法槪論:刑法)」(1966)
- 中山健一(中山研一)など、「クリルレンコドラフト:いわゆる各則ないヒョンボプジョン草案(クルイレンコ草案 - いわゆる「各則なき刑法典」草案)」(1974)
- 中山健一(中山硏一)、「増補ソビエト刑法:その本質と課題(增補ソビエト刑法:その本質と課題)」(1972年)
- 藤田勇(藤田勇)、「ソビエト法理論史研究1917-1938:ロシア革命とマルクス主義法学方法論(ソビエト法理論史硏究1917-1938:ロシア革命とマルクス主義法學方法論)」(1976)
- 藤田勇(藤田勇)など、「ソビエト法概論(ソビエト法槪論)」(1983年)
- 藤田勇(藤田勇)、「ソビエト玄研究(ソビエト法史硏究)」(1982)
- 上田間(上田寬)、「ソビエト犯罪学部(ソビエト犯罪學史硏究)」(1985)
- 織田宏(小田博)、「スターリン体制下の力と法:社会主義的合法性の原則の形成過程(スタ - リン體制下の權力と法:社會主義的合法性原理の形成過程」(1986)
- 福島正夫(福島正夫)、「社会主義国家の裁判制度(社會主義國家の裁判制度)」(1967)
- 和夫天野(天野和夫)、「マルクス主義法学講座(マルクス主義法學講座)」(1978)
韓国では、大臣就任前に「聴聞会」を行うことになっていて、その日程は紆余曲折の末、本日(6日9日10時から)行われることになりました。但し、決定権は大統領にあるので、この聴聞会で疑惑が晴れなくても強行指名する可能性もありますが、仮に数々の疑惑で刑事責任を問われないとしても、限りなく黒に近いグレーな人間を、よりにもよって、法務大臣にするのですから、国民の怒りは爆発するでしょう。
世論調査では、先日の記者会見後に「法相就任を支持」が増えたと報じられていましたが、多くの識者が口を揃えて「韓国の世論調査はあてにならない」と言っているように、実情とはかけ離れているようです。
曺国氏は韓国では「江南左派」と呼ばれる「金持ち左派」で、記者会見でも「確かに私は金のスプーンを咥えて生まれてきたが...」(浅羽祐樹・同志社大学教授のTwitterより)などと、庶民が聞いたらカチンとくるようなことを言っていました。
前回ご紹介した『反日種族主義』のブックレビューでは、「曺国氏が誹謗中傷したから読んでみた」という人もチラホラいました。
日本人として第三者的に(「面白ニュース」として)見れば、曺国氏はTwitterでも反日的なことを発言しているのに、記者会見では日本製のボールペン(三菱鉛筆のジェットストリーム)を使い、学生時代には日本の論文をパクってた、というのが面白いのですが、よく考えたら、彼が卒業した「ソウル大学」って日本総督府が創った大学ですよね...
また、この不正論文の記事で見かけたコメントなので真偽は不確かですが、「司法試験に3回落ちたくせに」みたいなコメントがありました。法務大臣になるのに弁護士資格が必ずしも必要というわけではありませんが、弁護士資格を取ろうとして取れなかったのだったら、言われている程秀才ではないのかも知れませんね。
なお、「最年少でソウル大学に合格した記録保持者」というのは、小学校に2年早く入学したからだそうです。(兄と一緒に入学した。)
ところで、聴聞会前に検察の家宅捜索が入ったことに関しては、保守メディアによると、証拠隠しという意見もあります。
この辺りはブログ主もよく分からないのですが、文在寅大統領は検察改革をすることを明言しており、曺国氏は彼の片腕としてこれを行うはずでした。
8月には検察官が大量に辞任。柴山昌彦文科大臣じゃなくても、「どういう国、どういう司法なのか?」と言いたくなります。(記事は『盧元大統領を捜査した検事も辞任、中間幹部50人以上が辞表を提出』)
どういう国、どういう司法なのか?→いったい何が… 韓国で検察の中間幹部が続々辞任 50人以上が辞表を提出 https://t.co/A05rE6MhWk @sharenewsjapanより
— 柴山昌彦 (@shiba_masa) August 4, 2019
以下の記事をそのまま取れば、検察は徹底的に捜査すると思いますが。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090501332&g=int
検察と大統領府が対立=次期法相疑惑で捜査介入批判-韓国
2019年09月05日22時07分【ソウル時事】韓国の文在寅大統領の側近で次期法相に指名された※(※恵の心が日)国・前民情首席秘書官の親族をめぐる不正疑惑で、検察関係者は5日、大統領府が捜査に介入した懸念があると批判した。大統領府関係者は「捜査介入したことはない」と全面否定。※氏をめぐる疑惑は、大統領府と検察の対立という異例の事態に発展している。
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※氏は6日、法相の適性を審査する国会の人事聴聞会に出席する予定。※氏の親族に関する新たな疑惑も浮上しており、厳しい追及が予想される。
韓国メディアは5日、※氏の娘の不正入学疑惑をめぐり、大統領府高官が、疑惑の一部を否定する関係者の証言を得たと明らかにしたと報じた。同高官は「聴聞会で疑惑が解明される」と述べ、※氏の疑惑解消につながるとの見解を示した。
この報道に検察当局が強く反発。「捜査介入の懸念がある非常に不適切なことだ」と非難する検察関係者の談話を発表した。
※氏は文政権の目玉政策である検察改革を担うとみられており、韓国紙・朝鮮日報(電子版)は大統領府と検察の「全面衝突」と伝えている。
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