【李承晩TV/反日種族主義】日本の歴史を講義する動画
最近、少しずつ『李承晩TV」の韓国語版(日本語字幕のない動画)を自動翻訳の字幕で観ているのですが、日本統治時代だけではなく、様々な講義を行っているようです。(字幕の付け方はこちらのエントリーの『外国語のYouTube動画を自動翻訳の字幕付きで視聴するには』参照)
たまたま見つけた動画は「한국인들의 반일감정, 그 역사적 뿌리」(Google翻訳:韓国人の反日感情は、その歴史的ルーツ)というシリーズ(1、2)では、統治以前の日韓の歴史を扱っていました。
한국인들의 반일감정, 그 역사적 뿌리 (1)
1は日本の歴史の講義で、16世紀の織田信長の時代から始まります。
日本が16世紀には世界に門戸を開き、ヨーロッパの学問を吸収し、江戸時代には一般国民にも本が普及していた、というような内容で、どうも韓国では「日本は韓国よりも30年進んでいる」(←この根拠は不明)とされているらしく、しかし、「実はその差は300年だ」という講義でした。
日本がヨーロッパの国々との交易で輸出していたものは豊臣秀吉が朝鮮から連れ帰った陶工の作る陶磁器しかないような説明には苦笑してしまいましたが、特に九州の各藩がこうした交易により利益を得るだけで無く教育を普及させたり、殖産興業を行っていたりという説明は、日本人なら予備知識があるのでおおよそ理解できます。
2は朝鮮史で、こちらは殆ど予備知識がないので理解できませんでしたが、シナ(主に清)に隷属していた歴史です。
当然ですが、その時代の韓国の歴史を知っている日本人はほとんどいないのと同様、韓国人視聴者にとっては初めて学ぶ日本の歴史で、朝鮮半島との違いに少なからずショックをうけているようでした。
例えば、コメントはこんな感じ。
(Google翻訳)韓国の歴史も多く歪曲されていますねどこにも触れていないファクトを知り、ありがとうございます
本当に情けない朝鮮でしたね世の中やほとんど二百年を他国の王の祭祀をささげなんて...現実感は着実に行方不明になったね、今もそう。この国の民はいつ目覚める突進。息苦しいです。良い講義感謝!
少し前にブログに書いた『チャンネル桜』の韓国からのレポートで、李承晩TVで学んだ男の子が相当ショックを受けてたと宮本さんが仰っていましたが、こういうことだったのだと理解ができました。
上で「清に隷属していた」と書きましたが、日本人の感覚だとそうですが、「華夷秩序」の歴史観では朝鮮は「小中華」、日本を「弟」のように見下しているのが普通で、しかも歴史教科書には「日本に対して○○を教えてやった」とか「伝えてやった」みたいなことばかり書いてあるのですから、事実を知って、実際の日本との差に愕然としたのでしょう。
このエントリーは、別にそういう韓国をバカにするために書いているのではありません。
李承晩学堂の動画や『反日種族主義』の存在が、ブログ主が想像していたよりもずっと韓国政府や一部の人達にとって「危険」で「敵視」されるものだということが分かったからです。
それにしても影響力大きさに驚きます。
やはり、どのような迫害に遭っても事実を追及しているイ・ヨンフン教授やイ・ウヨン先生の真摯さ、高潔さによるものでしょうか。
「この本が100万部売れたら韓国は変われる」というコメントも見かけましたが、日本で出版されて、日本でもたくさん売れたら(絶対に売れると思いますが、韓国は意外と日本のブームが逆輸入されるので)何かかが起こるのではないでしょうか。
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