【韓国】反日デモより規模が大きかった反文在寅デモを黙殺/イ・ヨンフン教授告訴される
8月15日の韓国の光復節では大規模な反日デモが行われたという報道を日本のテレビでも報道していました。しかし、同じ場所で「反文在寅デモ」がもっと大きな規模で行われていたということはほとんど報道されません。
と思っていたら、今朝(8月18日)の『日曜報道 THE PRIME』(フジ/7:30~)では現地で取材して報道していました。しかし、まともに報道したのはこの番組くらいではないでしょうか。
これは韓国でも同様で、8月16日放送の『言論テレビ』で洪熒(ホン・ヒョン)氏が仰るには、韓国メディアは親北で極左の民主労組の傘下の言論労組に牛耳られているのでほとんど報じられなかったとのことです。
文演説の真意は腹の底から「反日反韓」
独裁文在寅退陣デモに市民10万人が集結!(YouTubeのプレビュー版では冒頭の12分位を公開しています。無料で観られる本放送は金曜9時から。有料会員ならいつでも動画を観ることができます。)
櫻LIVE】第356回 - 西岡力・麗澤大学客員教授/洪熒・元駐日韓国大使館公使 × 櫻井よしこ(プレビュー版)
日曜報道では、取材した松山キャスターも「見た感じでは反日デモより反文在寅デモの方が多い」と言っていましたが、西岡力氏によると、主催者の1団体は参加者数を30万と発表したが、西岡氏とも近い別の団体は少なくとも10万と見たと話したそうで、一方の反日デモは主催者発表が10万で、実際はそれよりかなり少なかったと言うことです。(篠原常一郎氏の情報では主催者発表30万人で実際は5万人。更にこの動画で篠原氏は文在寅の光復節スピーチで「我が政府が推進している【人間中心】、相互繁栄の...」にチュチェ思想を感じ取っています。)
反日デモは光化門の前の広場だけだったのに比べ、反文在寅デモは光化門から崇礼門 (南大門)までの通りを埋めたということで、距離を調べたら凡そ1.7Kmくらいあるので、数倍の規模と言ってもよいでしょう。(フォンさん「20倍!」)
この辺りまではYouTubeの動画で見られると思います。
話が前後しますが、今回のテーマは「反文在寅の大きなうねり」とでもいうようなもので、『反日種族主義』のイ・ヨンフン教授の近況も取り上げていました。左翼や左翼メディアからの攻撃がますます激しくなっているようです。
ブログ主はたまたま李承晩TVの最新の動画(韓国語版)を見ていたので、告訴されていることは知っていたのですが、その罪状を聞いて呆れてしまいました。(韓国語版の動画を日本語字幕で観る方法は後述)
一つは、イ教授が親日のレッテルを貼られているので、「自分の家系は臨時政府に関わった人間のもの」と発言したことで、革命家を冒涜しているという罪、もう一つは元慰安婦や徴用工の人たちの名誉を傷つけたという罪。
更に、経歴詐称で批判されているとのことですが、この理由も滑稽なもの。
イ・ヨンフン教授は名門ソウル大学の教授を定年退職されたそうですが、ソウル大学では15年間教授を務めると自動的に名誉教授の称号を与えるそうで、実際に教授は15年には4ヶ月ほど足りずに名誉教授の資格は得ていないのですが、メディアなどが紹介するときにはソウル大学を定年退職したような教授は名誉教授の称号で呼ぶという慣習があるらしく、勝手に肩書きをつけられているのだそうです。
つまり、教授の預かり知らないところで付けられた肩書きで批判されているとのことです。
また、少し前に韓国の公営放送が教授を追いかけ回して、あまりにしつこくマイクを向けるので小競り合いになったそうですが、その場面も何度もテレビで流され、この件でも最近告発されたとのことです。
洪氏が主幹を務める『統一日報』にこのことが書いてあるので一部引用します。
http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=86359&thread=01r04
左派支配の学界を痛打「反日種族主義」
「反日の竹槍を打ち壊し、反文在寅の竹槍を掲げよう」
2019年08月15日(一部引用)
今、文在寅・主思派政権の偽善と邪悪が国内外に知られた。このとき、彼らの反日種族主義が攻撃されたのだ。
文政権と左派は当初は無視する姿勢を取ったが、韓国のメディアが114に及ぶ参考文献を収録しているこの重要な著作を紹介する書評を出さないにもかかわらず、『反日種族主義』がベストセラーになるや、著者らを威嚇している。李栄薫教授と共著者たちが危険にさらされている。ついに扇動メディアを動員して暴力的に妨害し始めた。公営放送のMBCが、その急先鋒に立った。
MBCは李栄薫教授に無理やりインタビューを強要し、これを言論の自由と言い、彼らの行動を正当化する捏造放送までした。MBCなど左翼の主張は、韓国人として本当に恥ずかしく慨嘆すべきことだとする。左翼媒体は文在寅の家族関係などは全く報道せず、タイに逃れた娘家族は追跡せず、反日種族主義の著者たちを攻撃している。
洪氏によると、左翼がイ・ヨンフン教授を攻撃すればする程「英雄」となっているそうです。
外国語のYouTube動画を自動翻訳の字幕付きで視聴するには
これは、自動字幕機能を使い、更にそれを日本語に翻訳しつつ見るので、完璧ではないのですが、李承晩TVでは7割くらいは理解できます。(自分の持っている知識と、想像力を最大限活用する必要がありますが。)
方法をメモしておきます。
- 動画の右下にある歯車のアイコン(設定)をクリックして「字幕 オフ」を選択(クリック)。
- 「韓国語(自動生成)」を選択。
- 再び「設定」をクリックし、「字幕 韓国語(自動生成)」をクリックするとメニューに「自動翻訳」という項目が追加されているのでそれをクリックすると言語が選べる。
- 字幕の色や文字の大きさは「字幕」メニューの「オプション」で変更できる。(この設定は一度設定すると記憶される模様)
Google翻訳を使って外国語のサイトをまるごと、あるいは文章を翻訳する
なお、動画に付けられたコメントなどはGoogle翻訳で「韓国語」→「日本語」に翻訳すれば、元の文章があまり砕けたものでなければ、意味が分かる程度には翻訳されます。
下の画像は既にGoogle翻訳の画面が表示された状態ですが、Googleのトップページ等にある「Googleアプリ」(①)メニューから「翻訳」(②)を選択すると下の画像のような画面(③)が表示されます。
翻訳元と翻訳先の言語を指定(④)して、翻訳元の文章や文字列を貼り付ければ(⑤)自動翻訳されます。
なお、経験から言うと、韓国語→日本語(あるいはその逆)では否定文は苦手のようです。韓国語もおそらくそうなのでしょうが、日本語では英語のような明示的な否定語がないせいか、訳してみて、文脈上、否定形になるはずの文が肯定文になることがしばしばあります。
一度、自分で書いた日本語の文章を韓国語に翻訳してから、再度日本語に変換してみたことがありますが、そのときに否定文が肯定文になってしまったのを経験しました。
反日デモの報道(産経)
https://www.sankei.com/world/news/190815/wor1908150019-n1.html
雨の中、抗議集会 光復節の韓国 安倍首相糾弾のロウク集会も
2019.8.15
【ソウル=名村隆寛】日本の朝鮮半島統治からの解放記念日「光復節」の15日、韓国では歴史問題や日本政府による輸出管理厳格化などをめぐり日本を批判する抗議集会や行進が、各地で行われた。首都ソウルの天候はこの日、朝から雨。ソウル市庁前の広場では複数の市民団体で構成する「強制動員問題解決と対日過去清算のための共同行動」が、いわゆる徴用工問題について日本に抗議する集会を開いた。集会参加者らはレインコートを着たり傘を差したりして「日本は謝罪せよ!」「安倍(晋三首相)は謝罪せよ!」などと気勢を上げた。
集会には元徴用工だったと主張する男性らも参加。亡くなった元徴用工らの遺影を掲げ、日本大使館前まで行進し、徴用工問題の解決を求める署名を大使館側に渡した。
ソウル中心部の光化門広場では、極左労組の全国組織、全国民主労働組合総連盟(民主労総)が全国労働者大会を開催。夕方からは労組など750余りの市民団体共催の、安倍晋三首相を糾弾するロウソク集会が開かれた。集会では、日本政府の輸出管理厳格化を「経済報復だ」と批判し、これに対抗して韓国で展開されている日本製品の不買運動への参加を訴えた。
また、この集会は、反日ではなく「反安倍」を訴えるものであることを強調。「NOアベ」と記されたプラカードやロウソクをともした紙コップを手に、安倍首相を「アベ!」と呼び捨てにし、「アベは退陣せよ!」などと叫んだ。さらに、日本国内の反安倍政権勢力との市民同士の連帯を訴えた。
関係者は、このロウソク集会への参加者を10万人ほどと予想していたが、実際の参加者は目標を下回ったようだ。
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