「慰安婦像」を「平和の少女像」にすり替える活動がドイツと日本で進行中。NHKも加担?
10cm程の大きさの慰安婦像をゲリラ的に設置するキャンペーンが展開されているようです。(吉田康一郎氏のツイートより)
あいちトリエンナーレに関する報道でも等身大の慰安婦像の横に小さなブロンズ像のようなものが置かれている写真があるので、この像に気付かれた方も多いかと思います。
この像は販売をされているようなので、おそらく目立たないように個人でもできる活動として、また、資金稼ぎの目的もあるのではないかと思います。
また、「慰安婦」が実は単なる売春婦だったことがイ・ヨンフン先生等のご尽力で洗脳教育を受けた韓国の若者ですら知り始めた為か、「平和の少女像」などと一般化あるいは汎用的な呼び名に変えて誤魔化そうとしているような戦略を感じます。
ここで話題が飛びますが、吉田氏のツイートを見る前に、ブログ主は10日の午前中、BS1のニュースを見ていて、あることに気付きました。
あいちトリエンナーレの問題を単なる「慰安婦像の撤去」問題としているという憤りと同時に「少女像」という呼び名に違和感を覚えたのです。
そこですぐにweb記事を調べて見ると、NHKは「少女像」と呼んでいることが分かりました。
ブログ主の記憶では近頃の日本の報道では「慰安婦像」と呼ぶのが普通なので、「少女像」という呼ぶのを聞いて、あれ?と思ったのです。
タイトルに「ドイツと日本で」と書きましたが、実は、既にドイツではこの小さな像をあちこちに置く運動が行われています。
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/55665894.html
10cmにも満たない少女像まで…ドイツから次々と少女像を撤去する日本元記事は韓国の記事: http://naver.me/5vRDgEcF (2019.08.04付)
(該当部分のみ引用)
- 4日、ドイツで活動する韓国関連の市民団体であるKorea Verbandによると、同団体のハン・ジョンファ代表は、2017年初めにベルリン北部のブランデンブルク州の小都市と、ラーフェンスブリュックナチス強制収容所記念館(Ravensbruck Memorial)に「小さな少女像」を展示した。
(ブログ主註: 正しいスペルはKoreaverbandとRavensbrück Memorial)
- ラーフェンスブリュック強制収容所は、ナチス時代、体制に反抗する女性を閉じ込めた女性専用収容所であった。
- しかし、現地の日本大使館側がこれを知った昨年1月頃、ブランデンブルク州当局と記念館を相手に抗議し、展示物から少女像を撤去することを要求した。
上記記事は例のコリア協会と日本大使館によるいたちごっこのような攻防を報じているもので、先日のエントリーに書いたベルリンのGEDOKというギャラリーに展示された慰安婦像について、TBSは以下のように報道していましたが、上記記事でも、同様のことが書かれています。
TBS記事: 団体はベルリンの日本大使館から慰安婦問題についての日本政府の見解が書かれた手紙を受け取りましたが、少女像の撤去や展示の中止までは要請されていないということです。
上記記事: ベルリンの女性アーティスト展示館である「GEDOK」が2日から始めた「TOYS ARE US」展示会に少女像が出品されると、駐独日本大使館はGEDOK側に公文書を送った。
今気付きましたが、TBSの記事のネタ元はどうやら「Koreaverband」ですね。「団体は~」とコリア協会が主語になっています。
前にも書きましたが、ドイツではニュースにもならないような小さな展覧会なので、TBS(JNN)がそこまで情報収集能力があるとは考えにくいのです。
この、「小さな『平和の少女像』」、もとい、「ちいさな『売春婦像』」の運動は注視する必要があります。
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