【あいちトリエンナーレ】『表現の不自由展・その後』の慰安婦像とドイツの美術展での慰安婦像との同時性/慰安婦像の異質性
あいちトリエンナーレの企画展『表現の不自由展・その後』については様々レベルでの欺瞞が暴かれつつありますが、ここでは「慰安婦像」に注目してみたいと思います。
なんとなく、「反日」というテーマで一括りにされていますが、慰安婦像だけが異質なのです。
他の展示物は一応「芸術作品」です。
しかし、「慰安婦像」は説明するまでもなく、政治的な意味を込めた像であり、これ自体は芸術作品ではありません。
『表現の不自由展・その後』だけを見ていると気づかないかも知れませんが、前回のエントリーにも書いたように、ベルリンでも同時に「TOYS ARE US」という展覧会が開催されていて、どうもこれをバックアップしているのが、在ドイツのKoreaverand(Verbandは協会とか連盟、連合、ここでは「コリア協会」と訳します)というNPO団体。
ホームページを見てみると、北と南の統一を推進するというようなことを言っています。
ちなみに4月にはハイデルベルクにあるGEDOK(このギャラリーはドイツ各地にあるようです)ではコリアン系のドイツ人らしき女性芸術家が「天皇の贈り物」(要するに「慰安婦」)というタイトルの作品を展示しています。但し、慰安婦像はなし。
ベルリンの展覧会やコリア協会についてはまゐまいさんという方がTwitterにまとめて下さっていますので、こちらをご覧下さい。
ブログ主は、まゐまいさんの一連のツイートを見ていて、この慰安婦像の画像に既視感がありました。
ドルトムントの写真だそうです。
韓国のメディア、ハンギョレが使っているこの画像と同じです。
ハンギョレはドイツの美術展とあいちトリエンナーレを一連の活動と見ているようです。
こうなると、例えばこういう推理も可能です。
あいちトリエンナーレに慰安婦像を展示することありきで『表現の不自由展・その後』が企画され、慰安婦像の政治性を薄めるために「反日」をテーマとする「(一応)芸術作品」を何点か集めた。
ここまで陰謀論に傾かなくても、少なくとも、あいちトリエンナーレに慰安婦像をねじ込もうとした勢力と津田大介氏に何か接点があるとは考えられないでしょうか。
もう少し情報を追加する予定ですが、一旦ここで公開します。
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