露朝首脳会談の陰で北朝鮮幹部が亡命(西岡力氏、青山繁晴氏談)
先日、ウラジオストクで露朝初の首脳会談が行われましたが、金正恩氏は予定を早めて帰国ということも報じられました。
その直接の理由かどうかは分かりませんが、会談の陰で、北朝鮮の幹部級の人間(2人?)がロシア経由で亡命したそうです。
このことは昨日(2019/04/29 月)の虎ノ門ニュースで青山繁晴氏が語っていましたが、これを裏付けることを、前日、西岡力氏もチャンネル桜主催の「主権回復記念日国民集会」の場で語っていました。
https://www.sankei.com/world/news/190426/wor1904260020-n1.html
訪露中の正恩氏、複数行事出席取りやめ 帰国も前倒し
2019.4.26 12:05【ウラジオストク=小野田雄一】25日にロシアのプーチン大統領との首脳会談を終え、ウラジオストクに滞在中の北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が26日に参加を予定していた複数の行事がキャンセルされた。帰国も前倒しし、同日午後にロシアを離れる。イタル・タス通信などが報じた。
金氏は26日午前に、ウラジオストクに拠点を置く露太平洋艦隊の記念碑に献花する行事に露沿海地方のコジェミャコ知事とともに参加する予定だったが、約2時間遅れで現場を訪れた。
報道陣には、露当局から「北朝鮮側の都合でキャンセルされた」と一時説明されていた。その他、水族館視察や観劇も計画されていたが、これらは中止になったもようだ。
金氏は27日までウラジオストクに滞在するとも伝えられていたが、帰国は1日早まった。スケジュールが変更された理由は明らかになっていない。26日午後に送別式典が行われ、専用列車で帰国の途につくという。
金氏は25日にプーチン氏と初の露朝首脳会談を実施。北朝鮮の非核化や経済制裁の緩和に向け、共同対処する方針を確認していた。
どちらも短い言葉なので、それぞれの発言の要旨を書くと、
- 西岡氏: 4月17か18日頃、大使級の外交官が逃げた。ベラルーシ迄行き、そこで亡命申請。(3つくらいの情報筋より得た情報)
また、3月にも国家保衛部の幹部5人が逃げている。
- 青山氏: 露朝会談で事前交渉をしていた北朝鮮側の幹部が2人逃げ、既に米英に保護されている。
と言うことです。
確か、金正恩氏の「執事」と呼ばれる人物が先乗りして事前交渉をしていたと報じられていましたが、おそらくそれに随行していた人物でしょう。
以下、ソース。
4.28 第23回 主権回復記念日国民集会-国家主権の尊厳の再確認を!
- 西岡氏のスピーチ(1:40:12~): https://youtu.be/kRoSQXltc98?t=6012
虎ノ門ニュース(2019/04/29) 放送終了後2週間くらいまで視聴可
- 露朝会談のトピック(1:44:53~): https://youtu.be/O-4CVFfSet4?t=6293
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