【国民の敵】小西洋行議員、国会を侮辱しているのはあなたです【小西ひろゆき】
公開: 2019/03/08 09:04 最終更新: 2019/03/08 15:09
6日の参議院予算委員会は元民主党の小西ひろゆき議員が質疑。リアルタイムでは見ていませんでしたが、SNSで話題になっていたので録画した国会中継を観てみました。(参議院公式サイトの小西洋行議員の質疑はこちら)
相変わらず、自己満足のためだけの質疑で、他人を侮辱し、聴くに堪えないものでしたが、今朝(8日)のNHK BS1のニュースで答弁した横畠長官の「失言」が問題になっていると知り、驚きました。
そこで、NHKのweb記事を探してみると...
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190308/k10011839711000.html
“野党議員をやゆ” 内閣法制局長官を注意へ
2019年3月8日 4時08分
内閣法制局長官が、野党議員の姿勢をやゆしたと受け止められる国会答弁を行ったことに与野党双方から批判が相次ぎ、参議院予算委員会の金子委員長は、長官を注意する方向で調整しています。
内閣法制局の横畠長官は、6日の参議院予算委員会で、野党議員から国会議員の質問が内閣に対する監督機能を持つかどうか尋ねられ、「声を荒げて発言するようなことまで含むとは考えていない」と、野党議員の姿勢をやゆしたと受け止められる答弁を行い、野党側から抗議を受け、答弁を撤回し、陳謝しました。
これについて、7日、自民党の伊吹元衆議院議長は「ありえないことで、少し思い上がっているのではないか」と横畠長官を批判しました。
野党側も、国民民主党の原口国会対策委員長が「長期政権のおごりで、立法府として厳しい処分を議論すべきだ」と指摘しました。
共産党の志位委員長も「政治的発言をする権限はなく、全くの越権行為だ」として罷免を求めるなど、批判を強めました。
このため、参議院予算委員会では事態を重く受け止め、速やかに対応する必要があるとして、8日、金子委員長が、横畠長官を委員会に呼び、注意する方向で調整しています。
「野党議員」とあるだけで、「小西洋行」の「こ」の字もありません。
国会中継を観ている方ならお分かりでしょうが、彼はさんざん総理などを馬鹿にするような発言をし、無意味な「憲法クイズ」を連発しては横畠長官にコテンパンにやられるというのがお決まりのパターン。
小西議員の「天敵」なのです。
関西の方なら、池乃めだかの「よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ」みたいな"様式美” の世界と言ったら分かりやすいでしょうか。
この日も通告なしの質問に余裕の表情であしらった横畠長官でしたが、ちょっとした言葉尻を捉えられた、というのが実態です。
今回、問題視された長官の発言とは「このような場で声を荒げて発言」という部分ですが、こんな表現、小西議員の国会の品位を貶め、尊大で他人を侮辱した態度を表すには生ぬるいくらいです。
実際、この日、小西議員は、議長に「落ちついてゆっくり話なさい」と、子どもを諭すような口調でたしなめられています。
ブログ主は小西議員の質疑を観ると、小学校の同級生の太郎ちゃん(仮名)をいつも思い出します。
太郎ちゃんは、今なら、発達障害とか尤もらしい病名で呼ばれるのでしょうが、小学生の知識では「知恵遅れのかわいそうな子」であり「ちょっと困った子」でした。
しょっちゅう授業中に教室を勝手に出て行き、時々、ウチのクラスにも来たのですが、よほど授業を邪魔しない限りは、皆、「ああ、また太郎ちゃんが来た」と生暖かい目で見守り、その内に担任の先生が引き取りにいらして彼は意気揚々と戻っていくのでした。
子供心に学校の先生って大変だなあと思った記憶があります。
小西議員が質疑に立つとき、この"空気”が与野党共に漂うのです。
国会では「担任の先生」は残念ながらいませんから、さんざん醜態を晒して、しかし、最後には勝ち誇ったように質疑を終えます。
【3月8日付読売新聞記事】
【おまけ】「小西ひろゆき」Google検索結果
ふと、彼は今どこの党に所属してたっけ?と検索してみたら、下のような検索結果でした。
自分の名前を検索して、こんなのが出てきたら、泣きたくなるわw
【追記】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190308/k10011840141000.html
内閣法制局 横畠長官「答弁は誤りで越権だった」改めて陳謝
2019年3月8日 12時28分
内閣法制局の横畠長官は衆議院内閣委員会で、先に野党議員の姿勢をやゆしたと受け止められる国会答弁を行ったことについて、「誤りで越権だった」と述べ、改めて陳謝しました。
内閣法制局の横畠長官は6日の参議院予算委員会で、野党議員から、国会議員の質問が内閣に対する監督機能を持つかどうか尋ねられ、「声を荒げて発言するようなことまで含むとは考えていない」と、野党議員の姿勢をやゆしたと受け止められる答弁を行い、野党側から抗議を受け、答弁を撤回し陳謝しました。
これについて、横畠長官は8日の衆議院内閣委員会で、「国会での審議の場における国会議員の発言に関して、『声を荒げて発言するようなこと』と評価的なことを申し上げたもので、行政府にある者の発言として誠に不適切なものであり、委員会の場でおわびをして撤回させていただいた」と述べました。
そのうえで、横畠長官は、「質問を受ける政府の側として何か申し上げ、評価する事柄ではなく、質問権の行使のしかたや質問の在り方について申し上げてしまったことは誤りで越権だった」と述べ、改めて陳謝しました。立民 福山幹事長「横畠長官はお引き取りを」
立憲民主党の福山幹事長は会派の参議院議員総会で、「横畠氏が内閣法制局長官に就任してから5年になろうとしているが、残念ながら長官としての職務より安倍官邸の意向をいかにそんたくし、法案を出すかに注力してきたと言わざるをえない。横畠氏の発言は安倍内閣のおごりをそのまま表しており、任に足りる方ではないので、そろそろ自身の判断でお引き取りいただきたい」と述べました。
公明 斉藤幹事長「謹んでいただきたい」
公明党の斉藤幹事長は記者会見で、「撤回せざるをえないような発言をしたのは大変残念で、慎んでいただきたい。発言を撤回しているので辞職の必要性はないと思うが、政府には丁寧な答弁をお願いしたい」と述べました。
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