【アイヌ新法】NHKが松浦武四郎をドラマ化するわけは?/「永遠のニㇱパ ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」
「アイヌ新法」は様々な問題、危険性を孕んでいますが、その中でも最も危険なのはアイヌを先住民と法律に明記することです。
これは、アメリカのインディアン(ネイティブアメリカン)やオーストラリアのアボリジニのような原住民族を迫害したというストーリーに仕立て上げようと、長年国連人権委員会で運動してきている勢力(反日NGO)があるからで、構図は「南京大虐殺」とか「慰安婦」、「徴用工」と同じなのです。
それが分かっているのに、この法律を力づくで成立させようとする政府には怒りを禁じ得ません。
そして、それに加担するNHKが今春、アイヌを扱ったドラマを放送します。
「アイヌは和人から迫害された」、「元々アイヌの土地であった北海道を和人が奪った」というイメージを強化・定着させるためでしょう。
「永遠のニㇱパ ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」というドラマです。
ご丁寧に、そのドラマには「アイヌ」活動家の息子も出演します。
下は、NHKのサイトに記述されている説明。一方的な視点で描かれます。
https://www.nhk.or.jp/sapporo/nispa/
物語: ペリーの黒船来航、ロシアの国境画定要求など江戸幕府は海外列強から開国を迫られる未曾有の危機にあった。武四郎は蝦夷地をロシアから守らなければならないと決意して蝦夷地を探査する。蝦夷地探査はアイヌの人々の案内で行われた。そして武四郎はアイヌ文化の豊かさやアイヌの人々のやさしさに共感していく。しかしやがて蝦夷地を経営している松前藩のアイヌへの搾取略奪の実態を目の当たりにするようになる。武四郎はアイヌの女性リセと出会う。リセは美しく気高く家族を守っているが多くを語らない過去のいきさつがあり、愁いを帯びた瞳が印象的だった。武四郎は江戸に帰り、蝦夷地図を出版する。そしてアイヌが搾取されている厳しい実態を告発した。これに激怒した松前藩は武四郎に様々な妨害工作を仕掛け、遂には武四郎の命を奪おうと刺客を放つ。
命からがらに追われながらも武四郎は幕府に雇われて、ふたたび蝦夷地を探査することになる。今やロシアの南下を防ぐために蝦夷地の開拓は急を要していて武四郎に白羽の矢が立ったのだった。
内閣府のアイヌ政策推進会議と結託している?NHK
昨年末あたりでも、NHKは「アイヌ」視点のドキュメンタリー番組を放送していますが、ここに、昨年30年5月14日 の第10回アイヌ政策推進会議の議事録に以下のような発言(発言者は不明)があります。(アイヌ政策推進会議HP:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainusuishin//PDF:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainusuishin/dai10/gijigaiyou.pdf)
公共放送であるNHKにもぜひ力を入れていただいて、日本全国にアイヌ民族の文化の重要性について、そしてそれが今、国として、また自治体と一緒になって、進んでいるのだということをいろいろな場面で伝えることをやっていっていただきたいと思うのです。そのために国の方からNHKにこういうことが起こっているということをきちんと情報提供することによって、協力を得られるのではないかという気がしています。
NHKについては、もう一つ、海外放送というものをやっています。先ほど触れられた、海外の先住民族との協力が今進んでいるということは大変結構だと思いますが、NHKの海外放送の中でアイヌ民族について広報することによって、これが広がりを持つのではないかと思っています。
反日NHKはこれからも「和人=侵略者」という視点のキャンペーンを張っていくと予想されます。
松浦武四郎については以前も書きましたが、その部分を再掲します。
* * * *
NHKを始めとするマスコミによる、“倭人(日本人)がアイヌの土地である北海道を奪った”という捏造の歴史を定着させるキャンペーンが静かに進行しています。
最近では、「蝦夷地は“先住民族アイヌの地”の意の“北加伊道”と命名され、それが北海道に変化」と宣伝するための松浦武四郎にフィーチャーするテレビ番組やイベントが行われており、元北海道道議の小野寺まさる氏も警鐘を鳴らしています。
松浦武四郎を無理矢理「北海道の命名者」にするから「先ず蝦夷地は“先住民族アイヌの地”の意の“北加伊道”と命名され、それが北海道に変化」との変な話になるのだ。蝦夷が北海道になるのは既定路線だった筈で、武四郎の変な案は却下されたのだ。意地でも命名者が必要なら江戸時代の徳川斉昭公だろう。 pic.twitter.com/akldnigKgN
— 小野寺まさる (@onoderamasaru) 2018年12月29日
引用ここまで。
* * * *
なお、この小野寺まさる氏のツイートに対し、長崎純心大学准教授の石井望先生が小野寺氏の説明を補強するツイートをされ、更に詳しくブログを書かれています。
今晩は。蝦夷は古くから北海。リンクは https://t.co/rMv7U5hQZ6 『北海隨筆』。また蝦夷はもともと『日本書紀』で關東人を呼んだ名ですが、日本書紀は江戸時代では古訓をつけずに音讀みが通例。アイヌ人が「本州人は我々をカイ(蝦夷)と呼んでゐる」といふ意味で松浦武四郎に答へた可能性大。
— 石平新著『眞實の尖閣史』史料監修者 (@ishiwinozomu) 2019年1月9日
【石井望先生のブログ】
二〇一九年一月九日
小野寺まさる氏の正論。北海道は北海から。カイは蝦夷の音讀み
簡単に書くと、
- 関東(以北?)=蝦夷
- 「蝦夷」は江戸時代は「えぞ」ではなく「かい」と音読み。
- 松浦武四郎自身が安政三年(1856年)に校訂した『蝦夷行程記』は、別名「北海道中記」。当時既に「北海」だった。
と言うことです。
百科事典にもクレームをつける「アイヌ協会」
なお、ブログ主の手元に、電子辞書の中に入っている平凡社の『マイペディア』という百科事典がありますが、松浦武四郎の説明が上に示したNHKドラマのストリートよく似ているのです。
アイヌ協会の平凡社百科事典への介入は砂澤陣氏の『北海道が危ない!』にも触れられていますが、ブログ主のツイートに対して説明して下さった砂澤氏のツイートを代わりにご紹介します。(記号は砂澤氏が伏せ字として記入したもの。また、砂澤氏が引用しているブログ主のツイートは『マイペディア』の記述を引用したもの。クリックすると一連のツイートが表示されます。)
アイヌの活動家、沢◎アク・成▲得平・小■隆吉・結❎庄司・萱🔴茂等は平凡社・小学館等の出版社に対しアイヌ史はアイヌしか分からないシャモが適当な事を書くなと恫喝!監修に関わらせろと詰めより東京への交通費や接待費・監修指導料等を要求し多額の報酬を手にした。これは有名な語り草 https://t.co/bLKYioL7PX
— 砂澤 陣 (@SunazawaJin) 2019年1月11日
* * * *
当ブログではアイヌ新法に反対する署名に協力しています。
署名を呼びかける『日本国民の声・北海道』のサイトはこちら。
上記サイトの署名ページはこちら。(印刷して使える署名用紙もあり)
公開陳情書はこちら。(この陳情書に集まった署名を添えて提出)
« ラグビーの神様/京都・下鴨神社の「雑太社」(さわたしゃ) | トップページ | 【アイヌ新法】田中英道先生講義「アイヌは”先住民族”ではありえない」(2019/02/09) »
« ラグビーの神様/京都・下鴨神社の「雑太社」(さわたしゃ) | トップページ | 【アイヌ新法】田中英道先生講義「アイヌは”先住民族”ではありえない」(2019/02/09) »
コメント