【沖縄】辺野古埋め立て阻止は「普天間固定」だけでなく「辺野古ヘリパット固定」
辺野古の海上に滑走路を建設することは普天間飛行場の除去だけでなく、辺野古キャンプ・シュワブ内のヘリパット(ヘリポート)の海上移転も目的としており、これは辺野古住民の悲願であることは全く報道されません。
いままで、チャンネル桜『沖縄の声』ではしばしば説明されていたのですが、宮城安英・名護市議が大変分かりやすく説明してらっしゃる動画があることを知ったので、ご紹介します。
名護市議員 辺野古の現状を語る (約9分30秒)
Facebookに埋め込まれた動画はログインしていないと、ログインやアカウントの作成を促すダイアログボックスが表示されて邪魔なのですが、動画を観ること自体は可能ですので是非ご覧下さい。
【2019/01/20 14:27】下はツイッターに埋め込まれた動画ですが、このブログ上で再生できるかテスト。(前述動画の一部)
辺野古区民は賛成してます。 pic.twitter.com/iL0KZaoYgT
— エアロ (@197409181028) 2019年1月20日
ここでは、なるべく多くの方の目に留まるよう、動画のキャプチャや宮城市議の説明の内、重要な部分を以下にテキスト化しておくことにします。
* * * *
名護市55区の内、東側(辺野古がある側)が13区、残り42区が西側(名護市中心の都市部)にある。名護市の人口は約6万2千人だが、そのほとんどは西側に住んでいて、東側の人口はわずか3千人弱しかいない。そして、西側のイデオロギーや思想信条で選挙が左右される。
西側が辺野古移転を反対し、東側は容認している。
キャンプ・シュワブ近くに国立高等専門学校があるが、基地内のヘリパットとは200mしか離れていない。
相当な騒音がある。更に山側には5箇所のヘリパットがあり、ヘリが旋回するし、宜野湾(普天間飛行場)のように夜間飛行や低空飛行がある。
この地域には他にも養護施設や小中学校もあり、宜野湾と同じ状態である。
なぜ、我々(東側)が辺野古移転を容認しているかというと、新しく建設される飛行場(普天間代替施設)にはヘリパットが4箇所できる。ここに先ほどのヘリパットを移設して貰いたいのだ。
普天間が固定されると辺野古のこの状態も固定される。
だから、我々は今のヘリパットを海側に寄せて欲しいと条件をつけた。撤去だけを求めても撤去はされないから、移設される時に一緒に海側に寄せてくれと。
そして、V字案そのものが、辺野古区上空を飛ばないためのV字案である。
(中略)
当時の岸本建男市長が平成11年12月27日に提出した書類にヘリパットを海に寄せて欲しいという条件提示をしている。
宜野湾市は辺野古に押しつけるのか!という声を聞くが、そうじゃない。辺野古区民は宜野湾市民と同じ考えである。
我々も早めに移して欲しいのだ。
(後略)
こうした声は、不都合な真実として報道されることはありません。
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