【また朝日か】朝日新聞、韓国軍レーダー照射の英文記事でまたも反日行為
公開: 2018/12/23 12:00 最終更新: 2018/12/28 8:11
また朝日か...。もう、そう思わざるを得ません。
先日、韓国軍が自衛隊機にレーダー照射を行いましたが、これはライフル銃で言えば、レーザー照準器で標的を定めたのと同じ行為。引き金を引く直前の状態です。
だいたい、北朝鮮の船を救助するためとか言っていましたが、北朝鮮の船は空を飛んでいるのかと小一時間。
尤も、この件では日本のメディアも、さすがに韓国の味方はできないようで...
と、思ってたら、朝日がやってくれました。
下に一応全文を引用して、その後に解説をします。
http://www.asahi.com/ajw/articles/AJ201812220011.html
Japan accuses S.Korea of ‘extremely dangerous’ radar lock on plane
December 22, 2018 at 09:00 JST
TOKYO/SEOUL--Japanese Defence Minister Takeshi Iwaya "strongly protested" to South Korea on Friday after a South Korean destroyer allegedly locked its targeting radar on a Japanese surveillance plane.
Iwaya, speaking to reporters at his ministry, described the action as "extremely dangerous that could cause an unexpected situation".
The incident came at a time when greater coordination is called for between the two Asian neighbours to tackle issues including North Korea's nuclear and missile programmes, maritime security and natural disasters, he said.
"It's extremely regrettable that the incident of this time happened," Iwaya said. "We will urge South Korea to prevent a recurrence."
South Korea's defence ministry said its destroyer was performing routine operations.
"We were operating a radar as part of the operation but it was not intended to trace any Japanese patrol aircraft," the ministry said in a statement.
"We've spoken with the Japanese side on this issue but will provide further explanations so that there is no misunderstanding going forward."
Fire control radar is used to pinpoint the location of a target for missiles or shells. Directing the radar at a target can be considered a step away from actual firing.
Iwaya said the South Korean destroyer directed the radar at a Japanese navy's P-1 patrol plane, which was conducting surveillance off the Noto Peninsula in the Sea of Japan, on Thursday.
In early 2013, a Chinese vessel directed a similar radar at a Japanese navy ship, prompting Prime Minister Shinzo Abe to urge Beijing not to stoke tension over disputed East China Sea isles.
Relations between Japan and South Korea have cooled over a bitter history that includes Japan's 1910-45 colonisation of the Korean peninsula, the forced mobilisation of labour at Japanese companies and the use of comfort women, Japan's euphemism for girls and women forced to work in its wartime brothels.
自衛隊機がロックオンされ、岩屋防衛大臣のインタビューなどを報じる部分はいいのですが、最後(赤字)に唐突にこんなことを書いています。
日韓の関係はその苦い歴史を巡って冷え込んできた。それは、日本による1910-45年の朝鮮半島の植民地化、強制的に動員された労働者、そして、慰安婦(=戦時売春宿で強制的に働かせた少女や女性にたいする婉曲的な表現)を含む。
背景としてここ最近の日韓関係の状況を説明したいのなら、観艦式での旭日旗拒否、日韓基本条約を否定する大法院裁判等を書けばいいことで、まともな記者なら、この一連の挑発的な行動がエスカレートしたというまとめをするはずです。
どうしても、日本の“植民地支配”に原因があるとしないと気が済まないのでしょうか。
なお、この元記事は、朝日ではなくロイター(Reuters)のものです。(https://www.reuters.com/article/us-japan-defence-southkorea/japan-accuses-south-korea-of-extremely-dangerous-radar-lock-on-plane-idUSKCN1OK11O)
しかし、記事の内容は日本側を取材したもので、朝日は独自にいくらでも英文記事を書けるはず。わざわざ、外電であるロイターのこの記事をそのまま転載(配信)したことに意図を感じるべきです。
そして、日本のクオリティペーパー(白目)と言われる朝日がweb上に掲載することで、ある種のお墨付きを与えてるわけですから。
(記事タイトルで検索すると2番目にニューヨークタイムズの同じ記事がヒットしますが、NYTは朝日社内にいます。)
ロイターの記事を調べると、記者の名前はTetsushi Kajimoto, Hyonhee Shin とあります。そしてエディター(デスク)はNick Macfie, Robert Birsel の2名。
これらの名前は覚えておいた方がいいでしょう。(あるいは、彼等が他にどんな記事を書いているか調べた方がいいかも。)
この問題が発覚してから数日が経ちましたが、やはり朝日は社説で、“どっちもどっち”的なことを書き始めています。さすがにあからさまに韓国を擁護できないので、両論併記の形を取るのが精一杯のようですが。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13828802.html
(社説)日韓防衛摩擦 不毛な悪循環を避けよ
2018年12月27日05時00分
パートナーであるべき関係なのに、なぜこんな危険な状況に陥ってしまったのか。
自衛隊と韓国軍の日本海での活動をめぐり、日韓両政府が言い争いをしている。韓国の艦艇が海上自衛隊の哨戒機に射撃用のレーダーを照射したと、防衛省が発表した。
攻撃の直前に狙いを定めるための行為であり、不測の事態を招きかねないと、日本側は抗議した。一方、韓国側はレーダー照射を否定したうえ、一方的な発表だと反発している。
結果的に大事にいたらなかったのは何よりだが、日韓で主張が食い違い、事実関係すら一致しないのはどうしたことか。
まずは、事実の究明を冷静に尽くさなければならない。当局間の協議で再発防止策を確認するとともに、両国関係全般への悪影響を防ぐために早急に事態の沈静化を図るべきである。
今回の真相は不明ではあるものの、発生から時間が経つにつれて韓国側が説明を変えたのは不可解であり、混乱を深めた。
そもそも最近の韓国軍には、理解しづらい動きが目立つ。10月に韓国であった国際観艦式では、旭日(きょくじつ)旗の掲揚をめぐり自衛艦が参加を見送るという異例の事態が起きた。
両国間ではこれまで、歴史問題などで政治関係がぎくしゃくしても、防衛当局はさほど大きな影響を受けず、北朝鮮の脅威を前に連携を強めてきた。
幾度の曲折を経て、2年前に締結した日韓の軍事情報包括保護協定も、韓国政府内で国防省が必要性を強調し続け、結実したという経緯がある。
一連の韓国軍の動きにもし、民族主義的な感情が影を落としているのなら看過できない。
日韓がともに向き合う防衛上の問題はまず北朝鮮であり、米国をまじえた3カ国の連携は死活的に重要である。その現実のなかで無用な摩擦を生むのは、不毛というほかない。
それでなくとも日韓関係は歴史問題を常に抱えており、いまは戦時中の徴用工らの裁判の確定判決が焦点になっている。
従来の日韓両政府の立場とは異なる判決が出たことで、両政府は外交問題に発展させないための方策を模索している。
そんな中だけに、世論のナショナリズムを高めるような言動は慎むのが賢明だ。
今後も隣国ゆえの大小のトラブルは起きるだろう。
大切なのは、常に意思疎通を深めて問題の発生を防ぐとともに、万一、ことが起きた際の対処法をしっかり取り決めておくことである。
ついでに毎日新聞の記事を。
>日韓両国とも北朝鮮問題などでの連携を重視し、真相解明よりも事態の沈静化を優先させたい考えでは一致する
願望で記事を書いています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181225-00000078-mai-pol
日韓、レーダー見解で応酬 「攻撃の模擬」抵触の可能性
12/25(火) 21:17配信
韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射した問題で、防衛省は25日、レーダー照射はなかったとする韓国側の主張に対し「火器管制レーダー特有の電波を一定時間、複数回照射されたことを確認している」と反論する文書を発表した。同省の文書発表は22日に続く2回目で、日韓の応酬が続いている。
岩屋毅防衛相は25日の記者会見で「韓国側の見解は事実関係の一部に誤認がある」と断じた。そのうえで「極めて遺憾で、韓国側に再発防止を強く求めたい」と重ねて表明した。
韓国国防省は24日の記者会見で、遭難した北朝鮮漁船の探索のため、火器管制レーダーの脇に装着された「光学カメラ」を使ったことは認めたが、火器管制レーダーのスイッチは切れていたと主張した。軍関係者によると、韓国側が使ったのは、探査用三次元レーダー。漁船捜索の過程で、海上と空中に全体的に照射し、近くを飛行していた日本の哨戒機に当たったと訴えている。
これに対し、防衛省は25日の文書で「哨戒機から収集したデータの解析の結果、火器管制レーダーの照射を確認済み」と指摘した。韓国側が指摘した駆逐艦上空の低空飛行も「一定の高度と距離をとって飛行しており、上空を低空飛行した事実はない」と否定。防衛省が事件を発表した21日から双方の主張は真っ向から対立している。
最大の焦点は、戦闘行為とも捉えられかねない火器管制レーダーの照射があったのかどうかだ。火器管制レーダーと探査用レーダーは周波数が違うため、両国のデータを照合すれば、どちらの主張が正しいかは確認できるとされる。
西太平洋各国の海軍は2014年に「洋上で不慮の遭遇をした場合の行動基準(CUES)」で合意した。元自衛艦隊司令官の香田洋二元海将は毎日新聞の取材に対し、この点に触れて「韓国は火器管制レーダーのアンテナ横の光学カメラは作動させたと説明している。行動基準ではアンテナを向けただけでも『攻撃の模擬』に抵触する可能性がある」と駆逐艦の行動を問題視する。
ただ、日韓両国とも北朝鮮問題などでの連携を重視し、真相解明よりも事態の沈静化を優先させたい考えでは一致する。岩屋氏は会見で「当局間で意見交換し、最終的には未来志向の協力関係を築きたい」と強調。韓国国防省も25日に「誤解を解消する協議が開かれる」との見解を発表した。【木下訓明、ソウル堀山明子】
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