【沖縄県知事選挙】県庁内に玉城デニー候補のポスター。公職選挙法違反
公開: 2018/09/20 16:55 最終更新: 2018/09/22 8:43
沖縄県内の選挙は毎回無法地帯なのは有名で、これは革新側だけでなく、保守側もなのですが、相変わらず革新(「オール沖縄」などと言っているが、実態は共産党が主体の左翼陣営)はやりたい放題やっているようです。
https://www.sankei.com/politics/news/180920/plt1809200046-n1.html
2018.9.20 14:58
沖縄県庁に玉城デニー氏のポスター 自民が調査要求、県選管は「公選法違反の疑い」
沖縄県議会の自民党会派は20日、県知事選(30日投開票)に立候補している玉城(たまき)デニー前衆院議員(58)のポスターが県庁内に掲示されているのは公職選挙法違反などに当たるとして、新里(しんざと)米吉(よねきち)議長に県議会として調査するよう求めた。富川盛武副知事は20日、記者団に対し、ポスターが掲示された経緯などについて「調査する」と述べた。
問題となったのは、法令で定められた掲示板でのみ掲示が認められている玉城氏のポスター。県庁12階にある空手振興課前の掲示板に貼られていた。自民党の調査に対し、全水道沖縄県企業局水道労働組合の事務局員が掲示したことを認めた。
このほか、県庁内にある沖縄県職員労働組合の複数の掲示板には、玉城氏の写真と「DENNY NIGHT」というイベントを告知する内容が印刷されたポスターが貼られていた。いずれのポスターも、県選挙管理委員会が公職選挙法に抵触する恐れがあると指摘し、20日に掲示が取りやめられた。
その後、八重山日報(沖縄の中立な新聞)が報じたところによると、野党である自民党会派(沖縄県議会では保守派が少数派)は、百条委員会の設置を求める動議を提出したところ、与党の反対多数で否決されたそうです。(記事後述)
下はツイッターで拡散されている県庁内掲示板の写真。(奥に見えるドアが「空手振興課」の入り口なので水道労働組合が貼ったものです。
良識のある沖縄の方の嘆く声も多く見られますが、許可されていない街宣車での街宣活動や辺り構わずのぼり旗を立てたりポスターを貼ったりする選挙活動は他県から見ると異常だと早く気づいて欲しいものです。
【追記】かつて、沖縄県選出の照屋寛徳衆院議員が「沖縄は選挙特区」とぬけぬけと言ったことがあります。(既にweb記事は消えていたので、チャンネル桜・沖縄の声のキャスター、江崎孝氏の『狼魔人日記』より記事部分のみを引用させて頂きます。)
https://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/e488e58af45eeb2bb505894a400e389b
県知事選は「逮捕覚悟で」 照屋議員、社民党員前に
琉球新報 2010年10月31日 10:10
沖縄県知事選挙
社民党県連顧問の照屋寛徳衆院議員は29日夜、県知事選の応援のため来県した社民党員らとの交流会であいさつした際に、「沖縄は『公職選挙法特区』。公選法を守ろうという人は最終便で帰っていい。腹を据えてやってもらいたい」「もし逮捕されたら、私ではなく、弁護士の福島党首を呼んでください」などと述べた。
伊波洋一氏(58)を推薦する社民党は、全国から福島瑞穂党首ら100人近くが来県し、30日には那覇市内でチラシ配りや街頭演説を行った。照屋氏は琉球新報に対し、「一行を鼓舞するつもりでの冗談だ。選挙違反を助長するつもりはない」と述べた。
沖縄の選挙戦は、景観を損ねる違法ポスターが目に余るなど、選挙運動のモラルの低さが指摘されてきた。公職の立場にあり、伊波氏の選挙母体の共同代表も務める立場の発言としては、不適切との批判は避けられそうもない。
さすがの琉球新報も批判的な記事を書いているようですが、おそらく、目立たないような小さい記事だったのでしょう。
一昔前ならいざ知らず、今は違法ポスターやのぼり、選管の承認を得ていない投げ込みチラシなど、すぐにSNSで晒されるご時世です。
県民の方は日常の風景で知らないのだとは思いますが、こんなことを新聞が啓発しなくてはならないとは...
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-805334.html
公選法違反で46件警告 沖縄県知事選 ポスターや演説、規定守られず
2018年9月20日 06:00選管が認めていないビラ、電柱に貼られたポスター、大人数での街頭演説、道沿いに並ぶのぼり―。公職選挙法では、選挙期間中にできる運動が細かく定められているが、今回の沖縄県知事選でも違反と指摘される選挙運動が横行している。県選挙管理委員会は「違反の疑いがある行為が多い」とする。県警は19日までにポスターやのぼり、横断幕などの違法掲示物46件に対し警告した。
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本島の県立高校の入り口前の建物に19日、OBの候補者の名前とともに「卒業生を県知事へ」などと書かれた約10メートルの2枚の懸垂幕が掲げられ、撤去する事案があった。同校教頭は「高校の案内表示と並べられて掲示され、公的な学校が特定の候補者を応援しているように見える」と懸念。高校は県選管や警察署に撤去を求め、19日中に2枚のうち特定の候補者名が書かれた1枚が撤去された。
公選法では、候補者の名前が書いてあるのぼりや看板は、個人演説会で五つ、選挙事務所に三つなど限られた場所と個数でしか掲示できないと定めている。道路にあるものは公選法違反に当たる可能性が高い。道路や電柱の管理者に無断で設置することは、道路法や屋外広告物条例にも抵触する。
のぼり以外にも、配布できるビラの数は14万5千枚で、配布方法も個人演説会の会場や選挙事務所内、新聞折り込みなどと定められている。さらに選管が交付するシールを貼っていなければならない。単独でポストに入っているビラは違反に当たる可能性が高い。そのほか、街頭演説に従事できるスタッフは15人までで、腕章を着けなければいけない。戸別訪問も禁止されているなどさまざまな規定がある。
県選管は、取り締まりは県警が担うとし、「違反の疑いがある行為が多い。法に定められた範囲で適正公平に選挙運動をしてほしい」と呼び掛けている。
県警は「必要な場合は公職選挙法などの規定に基づき、違法な掲示物などに対して警告などを行い、違法状態の除去を図りたい」と述べた。
('18知事選取材班)
【2018/09/22追記】
八重山日報 21日 9月 2018
県庁で候補者ポスター掲示 自民反発、百条委設置提案 知事選県庁内に、県議会与党会派が支援する知事選候補者のポスターが貼られていたことが20日までに分かった。同日の県議会臨時会でこれを問題視した野党の自民党会派は、百条委員会の設置を求める動議を提出したが、与党の反対多数で否決された。同日午後に会見した自民党の島袋大氏は「与党が数の原理で否決を決めた」と反発した。
また「事実関係は明らか。違法性があるかないかを判断するため百条委員会の設置を提案した」と強調した。
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