【琉球新報】それにつけても金のほしさよ
琉球新報のコラム『金口木舌』(きんこうもくぜつ)。
https://ryukyushimpo.jp/column/entry-807551.html
<金口木舌>全力疾走の理由
2018年9月25日 06:00全力疾走の走塁が印象的なのは米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手だ。凡打でも懸命に駆ける。ひたむきさが共感を呼ぶ。理由は仲間への思いにあると言われる
▼出身校の岩手・花巻東高は強豪校の例に漏れず、部員の多さで知られる。背番号がもらえない約100人の仲間のために、活躍の機会を得た選手は全力疾走が「義務」だと教えられる
▼優勝報告で沖縄市役所を訪れた美原小の女子ミニバスケットボールクラブのメンバーに、比嘉良憲教育長がこの話を語って聞かせた。周囲に感謝することが大切と言われ、児童は引き込まれるように聞いていた
▼米国のファンには、フォースアウトが確実なのに懸命に走るのは無駄だと考える人がいるかもしれない。実は花巻東の全力疾走の奨励にはもう一つの教えがある。それは打者走者の「権利」であるということだ
▼失策の可能性に賭けることでもあるだろう。打球を転がすことで得た走塁の権利を行使する姿勢の表れとも言える。全力疾走はグラウンドに立つ選手の自由を表現しているようで、すがすがしい
▼安倍晋三首相は4項目の改憲案を臨時国会に提出する意向だ。改憲が政治日程として具体化していく。そもそも憲法がうたう国民の権利は十分に行使されているのか。憲法を生かすことができているのか。私たちの姿勢は将来の世代に向けて問われている。
面倒だから、これからは、最後は「それにつけても安倍のにくさよ」で終えたらどうでしょうか。
【追記】『金口木舌』(きんこうもくぜつ/木舌はボクゼツとも)とは、言説で社会を指導する人物。金口はよい言葉を出す口。立派な言葉。また、他人の言葉の尊敬語。木舌は「木鐸」(ぼくたく)のことで、木製の舌のある鉄でできた鈴。中国で、法令などを人民に示すとき鳴らしたもの。
( ´,_ゝ`)プッ
« 【沖縄】月刊HANADA10月号『沖縄を混乱に陥れて逝った翁長知事』(惠隆之介氏論文) | トップページ | 【北朝鮮拉致】拉致事件実行犯の帰化問題【虎ノ門ニュース】 »
« 【沖縄】月刊HANADA10月号『沖縄を混乱に陥れて逝った翁長知事』(惠隆之介氏論文) | トップページ | 【北朝鮮拉致】拉致事件実行犯の帰化問題【虎ノ門ニュース】 »
コメント