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2018/09/08

【メディア】朝日新聞は朝日の読者をバカだと思っている

9月6日付で何を言いたいのかがよく分からない記事が朝日新聞のwebサイトに掲載されていました。

下は公開されている部分だけを引用したものです。

 

https://www.asahi.com/articles/ASL947WMYL94ULZU01H.html
この政党は保守か革新か 揺らぐ「常識」、若者のリアル
編集委員=真鍋弘樹  2018年9月6日05時03分

 気温35度の土曜日。額から汗を垂らしながらビラを配る年長世代を、若者たちが軽い身のこなしでひらりと避ける。見ていて、いたたまれない気持ちになる。

 「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる東京・巣鴨の駅頭で、改憲に反対する活動に立ち会った。若者グループSEALDsに影響を受けて結成した主に60代以上の人たちで、その名もOLDs(オールズ)。

 街頭に立つのは170日を超えたが、「若者で署名するのは1万人に1人」と大学名誉教授の高橋正明さん(73)は言う。今の政権でいいんですかと呼びかけると「いいでーす」と答える。「安倍さんをいじめないで」と言った人もいた。

 メンバーが若かりし頃、世界で若者が反政府デモをしていた。だが今、若い世代の政権与党への支持は高い。昨年の総選挙の出口調査で比例区の自民党に投票した人は60代で29%だったが、20代は47%に上った。

 教育のせいなのか。周囲から浮くのを恐れるのか。50代の記者も加わって議論したが、答えは出ない。

 無知や無関心が理由の一つではという声もある。なら、いわゆる意識高い系はどう考えているのだろう。

 中立的な立場で若者の政治参加を促しているグループの会合で聞いてみた。

 「政権支持イコール保守化ではないのでは」と学習院大2年の男子学生は言いつつ、こう続けた。「野党を選ぶリスクを避けて現状維持を望むのは確かです」

 多感な頃、政権交代と東日本大震災を経験した。大人たちの民主党政権への評価と比べると、安倍政権は大きな失点がないように見える。就職も好調だから交代を求める理由がない。

 大学に入って政治に興味を持ったという東京学芸大3年の女子学生は、自分をリベラルだと考える。LGBTの権利擁護や女性差別撤廃に強く賛同する。その上で、昨年の総選挙で投票したのは自民党だった



「世代を超えて通じ合う政治の言葉が失われつつある」 若者の政治意識の調査をした大学准教授は、その変化に気づいたと語ります。

 朝日新聞の切り抜きをよく送っ…

 

※青字と赤字は、ブログ主が2人の若者の発言を間接的・直接的引用したと思われる部分に色を付けました。

 

この記事のタイトル、『この政党は保守か革新か 揺らぐ「常識」、若者のリアル』でまずピンときたのは、昨年の8月に読売新聞と早稲田大学が共同で行った、世代別に「どの政党が『リベラル』と思うか、『保守』と思うか」という調査で、これを元にして、それに“朝日風味”を振りかけたような記事だろうと判断し、それ以上の興味は湧きませんでした。

 

ちなみに、上記調査についてはブログ主は記事にまとめており、調査の分析としては、若者は“イデオロギー用語”としての「リベラル」(従来の言い方なら「革新」)とか「保守」とかに拘らず、あるいは定義を知らずに、実際に“改革”してくれそうな政党か、旧習に囚われた政党かで分類していると言うことでした。(ブログエントリー『【政治】日本における「リベラル」の意味は?/世代別「保守・リベラル」のイデオロギー観』)

 

Liberal_conservatism

 

となると、創価学会という宗教団体を母体とする公明党や、カビの生えたような共産主義を掲げる共産党は「保守」になるわけです。

従って、ブログ主は、この朝日の記事は恐らくこうしたイデオロギーに対する世代間ギャップを取り上げたものだと判断したのです。

 

しかし、たまたま評論家の西村幸祐氏のツイートに全文が貼り付けてあるのを見つけたので、その他の部分を読んでみました。(西村氏の該当ツイート:https://twitter.com/kohyu1952/status/1038112330104549376

 

 

まず気づくのは紙面とweb版との画像の違い。(上:紙面、下:web版)

 

20180906_asahi01

 

20180906_asahi02

 

記事の冒頭にビラ配りをする「OLDs」なる人達を紹介しているのに、なぜ、紙面と同じ画像をweb記事にも使わなかったのでしょうか?

しかし、それはなんとなく理解できます。

web版の記事を読む人は不特定多数の通行人のようなものです。

“朝日大好き”の高齢者がメインターゲットの紙面ならあまり抵抗はないかも知れませんが、ビラ配りの人の年齢にかかわらず、首から「安倍政治を許さない」なんてプラカードを下げたような人物を見たら一般人は普通“引き”ます。

朝日は実はそれに気づいているんでしょうね。

(あるいは、あまりに同じ書体のプラカードがあちこちで晒されているので、動員されていることがバレないようにあまり表に出したくないのかも知れません。下は、今年の8月にブログ主の地元で行われた共産党主催の盆踊り。少し前にネットで散々共産党員の盆踊りの画像が晒されたからか、「安倍政治を許さない」のビラはこの一枚だけでした。)

 

20180906_asahi04_kyousan_bonodori

 

しかし、だからといって、web版で若者に大人気の様子の安倍首相の画像を使ったのは謎です。

“(安倍に)騙されている、無知な若者”という意味で使ったのでしょうか。

それにしても、記事の公開部分が中途半端で、しかも、続きを読みたいとは全く思わせない文章なので、何とも意味不明です。

 

この記事の執筆者の真鍋弘樹編集委員も、この公開部分だけでは真意が伝わらないと思ったのか、ツィッターで続きをコピペして公開していますが、コピペ続きを読んでも、意味が分かりません。(https://twitter.com/HirokiManabe/status/1037611287658680320

 

20180906_asahi03

 

西村氏が上げてくれた記事全体を読むと、どうやら、「若者は変化を恐れてリスクを取らない」ということを言いたいようなのですが、彼は、この結論ありきで記事を書いたと言うよりは、取材した人達の話をまともに分析したら自己崩壊してしまうので、むりやり導き出した結論のような気がします。

 

上に引用した記事では、東京学芸大3年の女子学生の発言は一部しか掲載されていません。全文を読めば分かるのですが、もう少しその先まで書き出してみます。(女子大生の発言部分を赤くしました。)

 

 大学に入って政治に興味を持ったという東京学芸大3年の女子学生は、自分をリベラルだと考える。LGBTの権利擁護や女性差別撤廃に強く賛同する。その上で、昨年の総選挙で投票したのは自民党だった

「世代を超えて通じ合う政治の言葉が失われつつある」 若者の政治意識の調査をした大学准教授は、その変化に気づいたと語ります。(ブログ主註:この発言は読売と共に調査をした早稲田の准教授のもの。

 朝日新聞の切り抜きをよく送ってくる70代の祖母は、今の政権は戦争ができる国にしようとしているという。「でも、ピンと来なくて。憲法9条で日本が守られているとは思えない。公文書偽造やモリカケ問題はもちろん擁護できないけれど、私たちの世代は経済の安定を強く望むから、消極的支持でも与党を選ぶ。

 多くの若者に話を聞いたが、共通するのは「安定志向」だった。それに憲法9条に対するこだわりのなさが加わる。平成の終わり、若い世代が願うのは「現状維持」だけなのだろうか。

 

この編集委員の理解力の無さ!

あるいは、朝日の読者なら騙せると思ってわざとこんな分析を披露しているのでしょうか。

この委員は「安定志向」や「憲法9条に対するこだわりのなさ」を批判的な意味で使っているのは明らかですが、彼女が言っているのは「経済の安定」であって、これは若者ならずとも、日本人なら日本の経済の安定は誰でも望むはずです。

たった数行前に「経済の安定」という発言を紹介しているのに、単なる「安定志向」とすり替え、「若者らしい冒険心」のようなものとの対極のような意味にしています。

 

朝日の読者は鶏みたいな頭(鶏は三歩歩くと忘れてしまうと言われている)なんでしょうか。

 

また、「憲法9条で日本が守られているとは思えない」と意見を述べているのに、これを「憲法9条にたいするこだわりの無さ」と言い切っています。

 

この記事の真ん中のカラムでは“リスクを恐れず”政治家にチャレンジした若者の例が出てきます。

しかし、この男性も「新卒で大手メディア企業を志願し、全滅した」と言っています。見事なまでに「安定志向」ではありませんか。結局全部落ちたからフリーの記者になったわけです。

 

この理解力・論理性の無さは何なのでしょうか。記者がバカでないなら、朝日新聞は読者をバカだと思っているのでしょう。(実際、こんな文章を読ませられても取り続けるのですから、バカなのだと思いますが。)

自分達が正しい方向に導いてあげないといけないという使命感を持っているのかも知れません。

 

と、ここまで書いて、以前当ブログでご紹介した朝日新聞血風録』(文藝春秋/稲垣武著)という、元朝日新聞の記者が書いた本を思い出しました。

 

「読者大衆に媚びる新聞の生理」と題する章で、このようなことを書いています。

 

新聞はじめマスコミが、不特定多数の耳に痛いことを言わないのは、読者や視聴者を失うことを恐れているからだが、それについて、亡くなった木村繁氏から面白い話を聞いたことがある。

朝日新聞の論説主幹を務めた某氏が木村氏に「論説委員になる秘訣」を語ったというのだが、それは「まず世の中、社内の体制に逆らわぬことだ」とのことだった。(中略)

ただその読者像が正確なものならまだ救いはあるが、新聞側が描いている読者像と現実のそれが食い違うと、とんだ喜劇になる。(後略)

 

この後、読者(国民)の意識の変遷について述べています。

昭和30年頃では、投書欄に、「保守と革新双方の選挙演説を聞いたが、どちらも尤もに思えて、誰に一票を投じていいか分からない」という読者の声が届いたり、記事に両論を併記すると「朝日新聞はいったいどちらの意見なのか」とお叱りの電話がかかってきたそうです。つまり、当時の読者は新聞に答えを求めていた訳です。

しかし著者が退職する頃(稲垣氏は1989年末に定年まで5年ほど残して退社)は、読者の新聞に対する批判は手厳しくなり、活字を盲信しているわけではないことが見て取れたそうで、大学進学率の向上などによる知的水準の向上によるものでは、と推測しています。

更に次のように続きます。

 

ところが、朝日新聞の首脳には、まだ古い読者像にとらわれている人が少なからずいたように思う。大衆は依然として知的水準が低く、冷静な判断力を欠きムードに流されやすい存在だとする認識があるのではないか。だからこそデータと論理に基づく冷徹な分析を避けて、情緒過多の紙面づくりに傾きやすいのだろう。

 

朝日新聞の発行部数は最近600万部を切ったと言われており、と言うことは実際には400万部程度だろうと囁かれています。

稲垣氏が退社した1989年とは昭和64年と平成元年に跨がった年ですが、この当時の読者が手厳しい意見を送って来たと言うことは、まだこの頃は、意見を伝えれば変わるという希望を持っていた知的水準の高い読者がいたのだと思います。

そして、減った200万人全てとは言いませんが、そういった読者はその後の20年間で徐々に離れていったのでしょう。

 

そして、朝日新聞がその読者像を“知的水準が低く”、“冷静な判断力を欠きムードに流されやすい”ものと捉え、その読者層に媚びた紙面作りをしている間に、そういう読者が残ったのだと思います。この読者は朝日が大好きなのです。

記事でOLDsとしてビラ配りをしている人の職業を「大学名誉教授」と紹介したのは、知的水準が高いことを強調したいのでしょうが、教養があっても「バカはバカ」

 

朝日はようやく理想の読者を手に入れました。

 

 

朝日新聞よ、おめでとう!

 

16

 

 

 

 


 

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