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2018/09/11

情報の宝庫、学習地図帳が面白い/帝国書院『新詳高等地図』を買ってみた

最近、ふと思いついて、最新版の高校生向けの地図帳を購入しました。帝国書院の『新詳高等地図』というものですが、これが非常に面白い。

ブログ主の手元には昔買った帝国書院の地図帳がありますが、奥付(おくづけ)を見ると、昭和63年とあります。つまり、1988年。30年前!

従って、ドイツはまだ東ドイツと西ドイツに分かれています。

古い方の地図帳は実際には高校生の時に使っていたものではなく、ニュースなどを見るときに手元に置いておきたいと購入したもので、現在は地図だけならインターネットのGoogle Mapなどで事足りることもあるのですが、地図帳の真価は実は地図以外の部分にあり。

ということで、今回は学習用地図帳をご紹介したいと思います。

 

今年度から大判化したそうで、新版ではやや幅が広くなりました。

 

Atlas00

 

 

 

 

今はインターネットで地図が見られるようになり、地図帳の使用頻度は減りましたが、それでも、Google Mapなどではより広範囲に見ようとすると細かい地名が消えてしまうので、時々使っていました。

ネットの地図より見やすい、というのも地図帳の利点の一つですが、新しく買い求めた一番の理由は地図を使って示された統計などのデータが最新版ではどうなっているか知りたかったのです。

 

例えば、こんな統計。(こちらは1988年版のもの)

 

Atlas01

 

「各国の軍事費」というこの地図の数字は国によってかなり年次が異なるのですが、こういう図は表などより断然視覚的に分かりやすいと思いませんか?

この地図のことは後でもう一度取り上げます。

 

新しい地図帳(H29年版=2017年版)が届いて古い地図帳と見比べてみると、世界情勢や関心事の変化に合わせて、扱う地図や統計がかなり変わっているのが興味深いです。

 

例えば17年版では中東(西アジア)のページに、普通の地図とは別に、言語や宗教、石油産出量といった3つの統計を表す地図が掲載されています。

また、86年版では「森林資源と木材生産」という統計が、17年版では「森林の減少と日本の木材輸入」に変わっているように、『人口』に関するページも86年版では「出生率」や「死亡率」、「平均寿命」といった統計が掲載されていたのが、新版では『人口・食糧問題』というカテゴリーに変わり、「一人の女性が生涯に生むとされる子どもの数」や「高齢化」という統計が加わっています。

 

もちろん、ネットを検索すればこれらの情報には辿り着けるとは思いますが、各地図(統計)には出典が書かれているので、最新の数字を調べるのにもアクセス速度が高まります。

 

新版の『人口・食糧問題』には「世界の水資源」という統計もありました。

下の図は地図帳のものではなく、出典から直接得たもので、地図帳ではこれに更に「主な国の1人あたりの年間水使用量」が加えられています。

 

Atlas02

Note: The figures indicate total renewable water resources per capita in m3.
Source: WWAP, with data from the FAO AQUASTAT database. (http://www.fao.org/nr/water/aquastat/main/index.stm) (aggregate data for all
countries except Andorra and Serbia, external data), and using UN-Water category thresholds

 

こういうのを見ると、中国が水資源を求めて、オーストラリアのタスマニアや北海道に食指を伸ばすのが分かります。

ところで、地図上で韓国が「ストレス」に分類されているのに気づかれましたか?

調べたら、漢江の上流にあるダムを北朝鮮に握られているからだそうです。

なるほど。

 

他にも、日本地図のページには、こんな図もあります。(雰囲気が分かる程度のサイズにしてあります。)

 

Atlas03  

 

「日本の地体構造と防災 主な地震の震源と火山、活断層」というものです。

映っていませんが、下の方には東北の断面図、東日本大震災の時のプレートの動きも図で説明されています。

 

「日本の位置とまわりの国々」では、下のように排他的経済水域(※/青い線)や日本固有の領土が写真入りで掲載されています。(左上の写真は日本の東、西、南、北端の写真です。)

 

Atlas04

 

素晴らしい!

 

 

※はいたてき‐けいざいすいいき【排他的経済水域】 ‥ヰキ
(exclusive economic zone)沿岸から200海里の水域から領海を除く部分。沿岸国に生物・非生物資源の探査・開発に関する主権的権利が認められる。経済水域。EEZ

広辞苑 第六版 (C)2008  株式会社岩波書店

 

ちなみに、98年版では「日本の位置」と題して片側1ページのみで、日本の西側にある国の場所には日本の行政区分(要するに県名が書かれた地図)が掲載されているので、まわりの国々は見えなくなっています。

 

ブログ主がこんなにはしゃいでご紹介しているのは、多くの情報が満載で、視覚に訴える工夫がなされているからです。

 

そこで再び「世界の軍事費」。

ブログ主は新版ではこれがどのように変わっているのか楽しみにしていたのですが、なぜか新版にはありませんでした。

そこで、ソースの「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」で「SIPRI Military Expenditure Database」というページにアクセスしてみましたが、単にスプレッドシート(Excelの表)が提供されているだけでした。

軍事費の規模を四角のサイズで表すのは帝国書院の工夫です。

 

Atlas01

 

ところで、ここでふと気づいたことがあります。

日本の防衛費は毎年ニュースになりますが、「日本の2018年度防衛関係費(米軍再編関連費用を含む)は5兆1911億円で過去最高額を更新した。」のように、(当然と言えば当然ですが、)円建てで示されていて、他国との比較があまりよく分かりません。

他国の軍事費に言及する場合、例えば下の産経の記事の記事のようになります。

 

http://www.sankei.com/world/news/180503/wor1805030004-n2.html

2018.5.3 07:00更新
世界の軍事費1・1%増 制裁のロシアは2割減で4位に後退

 【ロンドン=岡部伸】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は2日、2017年の世界の軍事費(一部推計値)は1兆7390億ドル(約189兆円)で前年比1・1%増だったと発表した。中国による南シナ海進出などで緊張の高まるアジアでの増加が目立った。

 世界の軍事費が世界の国内総生産(GDP)に占める割合は2・2%、1人当たり230ドルの支出となった。

 17年の国別トップは6100億ドルの米国で全体の35%。2位は2280億ドルの中国で13%。この2カ国でほぼ半分を占めた。アフガニスタン、イラクからの部隊撤退で軍事費を減らしてきた米国は、17年はほぼ横ばい。一方、中国は前年比5・6%増となった。

 16年に世界3位だったロシアは前年比20%減の663億ドルと4位に後退。1998年以来の減少で、SIPRIは「原油・天然ガスの価格低迷や2014年から続く制裁で経済に負担がかかり、軍事費が削減された」と分析した。

 紛争が目立つ中東情勢を反映し、サウジアラビアは前年比9・2%増の694億ドルで3位に浮上した。

 地域別では、アジア・オセアニアが29年連続増加。SIPRIは「中国と近隣諸国間の緊張が、アジアでの軍事費の使用を活発化させている」としている。

 上位15カ国は前年と同じ顔ぶれで、日本は前年と同じ8位。GDP比で0・9%と15カ国で唯一1%を切っている

 

8位だということは分かりますがドルベースの数字は提示されていません。また、他の国が極端な国ばかりで、例えばドイツやフランスの数字はどうなんだろうと知りたくなります。

 

産経の記事にある17年の数字をSRPLIのSIPRI Military Expenditure Databaseスプレッドシートで見ると、「2017 Current」の数字と一致するので、これでいくつかの国を拾ってみると以下のようになります。(シートの数字は百万ドル単位なので分かりやすいように1億ドルの位置に「・」を打ちます。)

 

アメリカ:6097・58、中国:2282・31、日本:453・87、韓国:391・53、台湾:105・69、ドイツ:443・29、フランス:577・70、イギリス:471・93

 

メディアがドルベースで比較しない理由が分かる気がします。

日本はこれだけ周囲を異常な国家に囲まれて、しかも緊迫度が増しているのに、「GDP比1%」なんて目安に拘るのは馬鹿馬鹿しいとは思いませんか?

 

 

 

 

 


 

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