【書籍】日英対訳で読む日韓併合時代「The New Korea」(アレン アイルランド著)
ブログ主の覚え書きです。
チャンネル桜の番組『真相はこうだ!桜便り』を観ていたら、興味深い本が紹介されていました。
それは『THE NEW KOREA―朝鮮(コリア)が劇的に豊かになった時代(とき)』という本。
著者のアレン アイルランドは植民地研究の第一人者で、レビューから引用すると、「この本は1923年に日本と朝鮮に滞在したイギリス人がみた日本の朝鮮統治の真実である。」とのことなので、その時代に、第三者の目で併合時代の韓国の姿を分析したものと言えます。
未読ですが、ここではこの本に関する情報をまとめておきます。
【桜便り】 菅長官の携帯料金引き下げ発言の怖い裏側 /トランプvs欧州/ マハティールが見据えるアジアの行方 / さくらももこ氏逝去 / 他[桜H30/8/29]
キャスター:水島総・水野久美
■ 北海道おんな二人旅レポート Part9
ゲスト:佐藤みい(フォトグラファー)
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プログラムには書かれていませんが、ニュースPick Upの冒頭(23:44~)で紹介されました。
以下、商品説明の解説と著者の紹介文を引用します。
著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
アイルランド,アレン(Ireland,Alleyne)
1871‐1951。イギリス生まれ。王立地理学会特別会員(F.R.G.S.)。植民地経営に関する専門家。アメリカの雑誌などに広く執筆活動を行なっていた。1901年、米シカゴ大学の招きにより、極東の植民地運営を研究するための委員会の責任者に任命され、3年間極東に派遣され、イギリス、フランス、オランダ、そして日本による植民地経営のシステムを研究した。6カ月間のフィリピン滞在の後、アメリカに戻り、新しく設立されたシカゴ大学の植民地・商業学部の責任者に就任した。
植民地研究の第一人者の日韓併合分析。20世紀初頭の朝鮮半島の真実が語られている。 本書冒頭で、北東アジアにおける朝鮮の地政学的重要性について、「近東におけるトルコ、大英帝国におけるエジプト、あるいは米国におけるパナマ運 河地域が重要なのと同じである」と、現代に通じる重要な考察を行なっている。
≪帯の言葉より≫
日韓併合前の朝鮮では日本と全く異なり女性は奴隷同然で何の権利も与えられていなかった。結婚すれば家屋内奴隷として扱われ、それは余りに過酷 だった。
それ以下だったのは、奴婢(ノビ)・白丁(ペクチョン)と言われた本物の奴隷たちである。1871~2年の大飢饉では、人口の半分を占めた奴婢ら の多くが、餓死したが朝鮮を支配していた両班(ヤンバン)たちは、清にも日本にも食糧支援を求めず、奴婢たちの死に行くのを全く歯牙にもかけな かった。この様な非人道的制度を一気に改善し、想像を絶した朝鮮の近代化を行なったのが、日韓合邦の歴史的事実である。
その真の姿は、巨額の予算を当時、首都京城(ソウル)を東京よりも近代化させてしまった日本人の器の大きさで証明されている。インフラ面だけでな く、衛生面での改善も著しく、感染病の多くが激減した事など枚挙に暇がない。他の一切の西欧列強が成し得なかった信じ難いこの偉業を日本人は誇る べきであり、当時朝鮮人と台湾人の大半が喜んでいたことであった。しかし、朝鮮では全権力を奪われた両班たちが第二次世界大戦後この事実を覆い隠 し、虚偽の歴史を捏造し、再びと権力の座に就いて、言論弾圧と私刑(リンチ)とによって真実の声を封殺し、現在の韓国に到らしている。
蒙古襲来時に蒙古の手先となって日本人を虐殺したように、19世紀末当時は、ロシアの手先となって、日本を侵略することが目に見えていた当時の朝 鮮に対して取った大日本帝国の日韓併合政策は、結果として韓国に決定的な文明の開化を齎したのである。この客観的事実を、当時最も著名な植民地研 究家のアレン・アイルランドが克明に分析し日本の統治を西欧列強のいかなる政策よりも優れているとして高い評価を与えていることは刮目に価する。
この本がユニークなのは、見開きで原文(英語)と日本語訳が併記されていること。要するに日英対訳になっています。そのため、695ページとかなりボリュームのある本です。(動画で見た感じではペーパーバックぽい装丁でした。)
水島さんは「英文解釈の勉強にもなる」と仰ってて、それもありますが、英語で情報や意見を発信する際に役立ちそうです。
取り敢えず、ブログ主はヨドバシで注文しました。今現在は「在庫有り」となっています。
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