【アイヌ問題】チャンネル桜がNGOとして国連人権委員会にてスピーチ
公開: 2018/08/17 16:40 最終更新: 2018/08/25 11:04
チャンネル桜の水島総社長が会長である「頑張れ日本!全国行動委員会」がNGOとして国連に登録されました。
そして、元北海道議の小野寺まさる氏が出席した会議はInternational Convention on the Elimination of All Forms of Racial Discrimination(略称:ICERD)、「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」会議で、そこでアイヌ問題について提言をされました。
チャンネル桜が登録したNGOの名称は「Japan Committee for Citizen's Rights and Honors」 (略称:JCCRH)で、小野寺氏のスピーチと共に「The Ainu in Japan」(日本のアイヌ)という資料を提出しています。
下の動画は、スピーチ直後に現地ジュネーヴから小野寺氏がスカイプで中継を繋ぎ、レポートしたもので、次回のチャンネル桜/チャンネル北海道で、更に詳しい報告があるそうです。
【Front Japan 桜-8.15特別版】靖國現地報告 / 国連でアイヌレポート~小野寺まさる / 小堀桂一郎~御代替わりの前に天皇陛下の御親拝を / 8月15日の社説 他[桜H30/8/15]
キャスター:水島総・髙清水有子
■ 平成30年8月15日 靖國神社現地レポート
VTR:午前6時・神門開門前後の様子
■ ニュースPick Up
・8月15日の社説
・トランプ対中大攻勢
・中国、ウイグル族ら100万人強制収容
・北戴河会議~貿易戦争が主要テーマに
・沖縄知事選 新展開~宜野湾市長が出馬表明
・台湾に慰安婦像
・韓国で「慰安婦被害者をたたえる日」
■ 御代替わりの前に天皇陛下の御親拝を
ゲスト:小堀桂一郎(東京大学名誉教授)
■ 小野寺まさる 国連アイヌレポート (1:27:05~)
スカイプ出演:小野寺まさる(前北海道議会議員)
チャンネル北海道の動画は現在はYouTubeの「SakuraSoTV 」チャンネルと「チャンネル北海道」の両方にupされますが、ゆくゆくは沖縄支局のように別々のチャンネルに分かれるかと思います。なお、チャンネル北海道の本放送は9月から(実際には4月から不定期に放送開始)始まるそうです。
今回のレポートでは国連・人権委員会の雰囲気やそこに集まる反日団体の様子など、さわりという感じですが、実際に小野寺氏がスピーチした内容も提示されています。
下は、人権委員会のサイトに掲載されている8月14日の委員会のまとめから、小野寺氏が報告した内容に言及している部分だけを抜き出したものです。実際、全文を読むと、いかに多くの反日団体が同じ席で日本を貶めるようなスピーチをしたかが分かるので、ご一読ください。
https://www.ohchr.org/EN/NewsEvents/Pages/DisplayNews.aspx?NewsID=23453&LangID=E
Japan Committee for Citizens’ Rights expressed astonishment about the contradiction between the real history of the Ainu people and the versions presented by some civil society organizations at the United Nations. The definition of indigenous peoples in the United Nations Declaration on the Rights of Indigenous Peoples was ambiguous. The Ainu had been protected by the Hokkaido Former Aboriginals Protection Act, and after the Second World War they had made it clear that they were Japanese. Therefore, it was not appropriate to treat the Ainu as indigenous peoples.
上記は委員会がまとめた要約なので、この部分を訳す代わりに、実際に小野寺氏がスピーチした内容(英語のスピーチ内容の日本語訳)を以下に記します。これは動画で読み上げられたもの、および、画面に映し出されたものをブログ主が書き取りました。
本日はこのような発言ができる機会を与えて戴き、ありがとうございます。私は小野寺まさると申します。日本の北海道から参りました。私はそこで北海道議会議員という立場でアイヌ民族の問題を見続けて参りました。
私は一部の国際NGOが国連の場で語ってきた「アイヌ民族の歴史」と実際のアイヌの歴史があまりにも違うことに驚いております。
国連の「先住民族の権利に関する国際連合宣言」における先住民族の定義が曖昧で明確な定義がなされていません。故にしっかりと先住民族の定義をすべきです。国連の権利の宣言には「土地や資源等の権利を先住民族に戻す」という文言があり、この宣言によると、アイヌの方々は自分達の意に反して同化政策により無理矢理日本人に組み込まれた方々として見ていると推察できます。
しかし、実際にはアイヌが国から差別された事実もなく、アイヌの方々が制定を望んだ「北海道旧土人保護法」によって逆に保護されていました。また第二次世界大戦後、GHQから民族の独立の打診があった際もアイヌは「我々は独立しない」と明言している。このような事実からも国連の宣言に書かれている先住民族として同等に扱うことはおかしいのです。
よって、国連人権委員会に対しては、
- 各国の先住民族が「国連の先住民族の権利に関する国際連合宣言」の先住民族の定義に当てはまるか精査すべきである。
ということを勧告致します。
また、日本政府に対しては以下を勧告致します。
- アイヌ民族の正しい歴史の事実を調査し対応すべきです。
- 日本の「アイヌ民族を先住民族とする国会決議」を見直す必要があります。
- アイヌ民族と国連が想定している先住民族の違いを明確にし、両社を同列に扱うべきではありません。
ご静聴戴き、ありがとうございました。
チャンネル桜 の番組内で水島社長が見せていらした「The Ainu in Japan」という全12枚のレポート、上手くURLが取得できないのですが、「INT_CERD_NGO_JPN_31750_E.doc」(英文のWord文書)というファイル名で人権委員会のサイトにupされています。上記ファイル名でググると見つかります。(URLはこちら→https://tbinternet.ohchr.org/Treaties/CERD/Shared%20Documents/JPN/INT_CERD_NGO_JPN_31750_E.doc )
見出しだけ引用すると以下の通りです。
- Were Ainu people forced to become Japanese nationals?
アイヌの人々は日本国民となることを強制されたのか?
- Did the government of Japan establish an “unjust law” for making the Ainu obey Japanese people and also impose it on the Ainu?
日本政府はアイヌを日本人に服従させ、それ(不当な法律)をアイヌに強要するために「不当な法律」を制定したのか?
- Did the government of Japan rob the Ainu of their cultures?
日本政府はアイヌから彼等の文化を奪ったのか?
- How did Ainu people understand their situations?
アイヌの人々はいかに彼らの状況を理解したのか?
- Conclusion
結論
Word文書はダウンロードしたのみでまだ詳しく読んでいませんが、追々その内容を追記します。
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