【北海道】「北海道博物館」は北海道“イデオロギー”博物館!?
最近観た動画の覚え書きです。
中立的な展示をするべき博物館が、特定のイデオロギーを帯びた展示になっているという告発です。
【桜便り】米朝会談中止は金正恩の終わり / 米朝会談の前になぜ日米会談か? / アメフト問題は日大の体質 / 歴史捏造博物館か?-北海道博物館[桜H30/5/30]
https://youtu.be/4au13nfo6yk (~1h1m34s)
■ 歴史捏造博物館か?-北海道博物館
VTR出演:
伊藤昌勝(日本会議北海道本部常任理事・慰安婦問題パネル展実行委員会共同代表)
菅原勝明(日本会議北海道本部常任理事・慰安婦問題パネル展実行委員会共同代表)
北海道博物館とはWikipediaの説明を借りると、下記の如くで、北海道開拓記念館と北海道立アイヌ民族文化研究センターを統合して2015年(平成27年)4月18日にオープンした総合博物館だそうです。(住所: 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53-2)
1971年(昭和46年)4月15日に北海道の開道100年を記念して開設された北海道開拓記念館を前身とする。開拓記念館は2013年(平成25年)11月4日から休館し、北海道が策定する「北海道博物館基本計画」に基づき大幅改装され、北海道立アイヌ民族文化研究センターを統合し名称を「北海道博物館」と改称した。
下は同館のパンフレットの説明で、前進のセンターとは記念館の説明が書かれています。。
問題があると思われるのはアイヌに関する説明。
『先住民』であれば、先住していた人全般を指す語なのですが、『先住民族』というと、先住民のうち、「民族」としての実体(と権利)を認めなくてはならない集団を指す政治用語になり、慎重に扱わなくてはならない言葉なのですが、これは日本政府にも問題があり、下はWikipedia『アイヌ』からの引用ですが、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を行った経緯があります。
2008年5月12日に鈴木宗男が国会に提出した「先住民族の定義及びアイヌ民族の先住民族としての権利確立に向けた政府の取り組みに関する第3回質問主意書」に対し、5月20日の政府答弁書で「アイヌの人々は、いわゆる和人との関係において、日本列島北部周辺、取り分け北海道に先住していたことは歴史的事実であり、また、独自の言語及び宗教を有し、文化の独自性を保持していること等から、少数民族であると認識している。」と答弁している(ただし「先住民族」との認識ではない)。6月6日には、衆参両院の全会一致で「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」がなされた[35](ただし、「求める決議」で「認める決議」ではない)。
独特の文化風習を持っている人々ということとは別のレベルの話で、ブログ主はアイヌや北海道の歴史には詳しくないのですが、近年の研究ではDNA的に縄文人であるという報告がなされているそうです。(※【参考資料】参照)
沖縄の「琉球民族独立」と同じ、日本を分断しようとする動きがあることには注意すべきです。
番組では詳しく説明していますが、博物館を管理する北海道庁に公開質問状を送ったところ、その回答は答えになっておらず、なんとも隔靴掻痒の感があるものですが、その中で、思わず特定の人々の“意見”や“要望”を反映したものだと白状しています。
この博物館では昭和史のコーナーもあるそうで、これも特定のイデオロギー色のあるものだそうです。(下は抗議により展示から外された「自衛隊違憲判決を!」のタスキ)
展示物に関してはこれ以外のものの紹介はありませんでしたが、「東京裁判史観」に基づいたものだとのこと。
【参考資料】
Nature論文: Genetic origins of the Ainu inferred from combined DNA analyses of maternal and paternal lineages
Atsushi Tajima, Masanori Hayami, Katsushi Tokunaga, Takeo Juji, Masafumi Matsuo, Sangkot Marzuki, Keiichi Omoto & Satoshi Horai
生命誌ジャーナル『縄文人の核ゲノムから歴史を読み解く
神澤秀明(国立科学博物館)
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