【中国】ウイグルで今何が起きているか-再教育収容所に収容される男達
最近観た動画の覚え書きです。
その前に、先日、Twitterには書いたことをここにも書いておきます。
大師100@Daishi_hundred
https://twitter.com/Daishi_hundred/status/992946529588531201
中国民用航空局が複数の米国航空会社を含む外国航空会社36社に対し、自社サイトやパンフレットで #台湾 や #香港、マカオを #中国共産党 の基準に沿った形で表記するよう求める通知を出したことに対し、ホワイトハウスが抗議声明
今朝(2018/05/08)の読売新聞によると、台湾を「中国台湾」と表記するよう求めたほか、地図上で中国大陸と同じ色で塗るように要請、5月25日までに従わない場合は行政処分を下すと警告したそうです。
日本ではようやく報道されましたが、英語のニュースサイトを調べると、1月頃には既に海外の航空会社や大手ホテルチェーンに同様の警告を出しているようで、マリオットホテルグループは制裁として中国向けwebサイトを1週間停止させられたり、デルタ航空やオーストラリアのカンタスなどは謝罪して訂正を行っているようです。
https://www.reuters.com/article/us-usa-airlines-china-exclusive/white-house-condemns-china-for-coercing-airlines-on-taiwan-language-idUSKBN1I60NL
U.S. condemns China for 'Orwellian nonsense' over airline websites
Reuters Business News May 6, 2018 / 1:47 AM / Updated 11 hours ago(一部引用)
In January, Delta Air Lines (DAL.N), following a demand from China over listing Taiwan and Tibet as countries on its website, apologized for making “an inadvertent error with no business or political intention,” and said it had taken steps to resolve the issue.
Also in January, China suspended Marriott International Inc’s (MAR.O) Chinese website for a week to punish the world’s biggest hotel chain for listing Tibet, Taiwan, Hong Kong and Macau as separate countries in a customer questionnaire. .
Also in January, China suspended Marriott International Inc’s (MAR.O) Chinese website for a week to punish the world’s biggest hotel chain for listing Tibet, Taiwan, Hong Kong and Macau as separate countries in a customer questionnaire.
読売新聞によると、ホワイトハウスのサンダース報道官が5日に声明を発表。その中で「全体主義によるばかげた行為」と不快感を表明。これに対し、台湾の外交部(外務省に相当)は6日、米国に感謝の意を表明しています。
さて、本題です。
日本ではほとんど新疆(しんきょう)ウイグル自治区の現状は報道されませんが、現在、中国当局による民族浄化が行われています。
チャンネル桜では「台湾チャンネル」以外にも「ウイグルの声」という番組を時々放送しており、最新の動画では、4月27日にベルギーで行われた抗議デモの様子を伝えていました。
ここに参加したのは他国に亡命したウイグル人が中心で、19カ国、5,000人もの参加者がデモ行進しました。
現在、ウイグルでは、男達は再教育収容所と呼ばれる集中キャンプに収容され、働き手を失った女性や子供は路頭に迷い、若い女性は生き抜くために漢人との結婚を余儀なくされているとのこと。
家庭には中国人を監視のために同居することが強制され、生まれた子供の名前は中国名をつけること、16歳以下の子供は中国名に改名させられているとのことです。
【ウイグルの声#13】世界19か国、5000人が中国にNO!/今、ウイグル女性が中国人と結婚する理由[桜H30/5/6]
①ドルクンエイサ総裁日本講演報告と出雲大社参拝で感じたこと
②ベルギーで世界19か国5000人が中国に抗議の声
③今ウイグルで起こっていること
~民族浄化はここまで来ている
進行:イリハム・マハムティ(日本ウイグル協会代表)
特別ゲスト:三浦小太郎(評論家)日本ウイグル協会: http://uyghur-j.org
※こちらもおすすめ
BBCニュースジャパン『「いっそ妻と母を撃ち殺してくれ」 亡命ウィグル男性』
(動画:約4分、日本語字幕付き)
2018年02月2日
テリーザ・メイ英首相が中国を訪問するなか、英国政府は新疆ウイグル自治区で、主にイスラム教徒のウィグル族について信教の自由が侵害されている恐れがあると懸念を表明した。
トルコに亡命したウィグル族の男性はBBCに対して、残された家族が収容所で拷問されているかと思うと、「いっそひと思いに撃ち殺してほしい、銃弾の金は払う」とBBCに話した。
撮影も取材も厳しく規制されている新疆ウイグル自治区から、BBCのジョン・サドワース記者が報告する。
「ウイグルの声」では世界ウイグル会議のドルクンエイサ総裁が4月に日本に来日した様子も報告していますが、総裁はつい最近まで、中国からインターポール(Interpol/国際刑事警察機構)を通じて国際指名手配をされていました。
韓国では四日間拘束され、中国に送還される寸前までいきましたが、ドイツ、アメリカの圧力でドイツに送還。イタリアでは国会で証言するのを邪魔されたりもしたそうです。
現在はテロリスト認定がインターポールにより正式に取り消され、今回の来日はその後のもので、島根でも招かれて講演を行いました。
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